コアコンピタンス

コアコンピタンス(Core Competence)とは、企業の事業領域における「自社の中核となる技術や能力、強み」のこと。他社には真似のできない自社ならではの価値を顧客に提供し、競争優位の源泉となる。

ゲイリー・ハメル教授とC. K. プラハラード教授が1990年にハーバードビジネスレビューに寄稿した論文「The Core Competence of the Corporation」にて定義された。

両氏の定義によれば、コアコンピタンスは以下の条件を満たす能力のことである。

  • 顧客に高い付加価値を与える能力
  • 幅広い分野に応用できるポテンシャル
  • 競合他社に真似されにくいこと

企業の中核となる能力や強みであるコアコンピタンスに対して、企業の全体的な組織的能力、強みのことをケイパビリティという。

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