時価総額(market capitalization)とは、上場企業の現在の1株当たりの株価に発行済株式数を掛けたもので、企業の価値や規模を評価する指標の一つ。
時価総額 = 株価 x 発行済株式数
企業の市場価値や経営状態の比較の一つとして用いられる。一般的には企業の利益や資産が大きいほど時価総額も大きくなる。時価総額が大きいほど企業の価値は高く評価され、同じ株価の企業よりも発行済株式数が多ければ時価総額は大きくなる。株価も企業の価値を評価する指標だが、より多くの投資家に支持されているかを内包した時価総額は市場の期待をより反映しているといえる。