交流人口

交流人口とは、地域外からその地域に訪れる旅行者や短期滞在者の人たちのこと。その地域に住む人々である「定住人口(居住人口)」に対する概念である。旅行に限らず、通勤通学や買い物、レジャーといった日常の移動によるものも含まれる。

日本では少子高齢化が進み、地方都市を中心に定住人口の増加が見込めない都市が増えてきた。その中で都市の集客力を高めて「交流人口」を増加することが、地域経済を活性化する手段として広く理解され、地方の政策に取り入れられている。

2010年代半ばからは、「『定住人口』でもなく観光で来た『交流人口』でもない、地域に何らかの形で関わりを持つ人々」として「関係人口」という概念も生まれている。