プライメイトシティ(首位都市)

プライメイトシティ(primate city)とは、その国や地域において最大の人口や規模の都市で、2番目に大きい都市との差が不均衡に大きい一極集中型の都市のこと。「首位都市」「首座都市」ともいう。

人口や規模だけでなく、経済や産業、文化や教育などさまざまな面で圧倒的優位に立つことが多く、第2都市以下との格差を生みやすい。小さな国や地域、発展途上国での都市化の過程などで形成される。

1939年にアメリカの地理学者マーク・ジェファーソン(Mark Jefferson)が「少なくとも次に大きい都市より2倍の規模を持ち、2倍以上の重要性を持つ都市」と定義した。