動機に関するキーワード(9件)

ドア・イン・ザ・フェイス(譲歩的依頼法)

ドア・イン・ザ・フェイス(door-in-the-face technique)とは、あえて最初に大きな要求をして相手に断らせることで、譲歩案として本来の要求を承諾させやすくする交渉テクニックのこと。「譲歩的依頼法」とも呼ばれ、「一度断った」ことへの罪悪感からお返しをしなければ申 [……]

ゴーレム効果

ゴーレム効果(Golem effect)とは、他者からの期待値が低いほど成績が低下してしまうという心理的現象のこと。教師が生徒に対して見込みがないと思いながら接するとそれに応じて生徒の成績は下がる、といった例が挙げられる。 期待すると成績が伸びる効果「ピグマリオン効果」とは反対の [……]

ピグマリオン効果(ローゼンタール効果)

ピグマリオン効果(Pygmalion effect)とは、他者からの期待値が高いほど成績が向上するという心理的現象のこと。教師が生徒に期待をかけるとそれに応じて生徒の成績が伸びる、といった例が挙げられる。 1964年にアメリカの教育心理学者ロバート・ローゼンタール(Robert [……]

返報性の原理

返報性の原理(norm of reciprocity)とは、相手が自分にしてくれたことに対して、自分も同じようにお返しをしなければならないと思う心理的傾向のこと。相手から施しや好意を示されたとき、そのままでは心理的に居心地が悪く罪悪感を感じてお返しをしなければ申し訳ないと考えたり [……]

エンハンシング効果

エンハンシング効果(enhancing effect)とは、報酬やご褒美といった外発的動機付けによって内発的動機付けが高まり、モチベーションが増加する心理現象のこと。 一般的には、相手に対して賞賛の言葉をかけることで相手のやる気が高まり、良い結果や成績を残しやすいという事例が知ら [……]

アンダーマイニング効果

アンダーマイニング効果(undermining effect)とは、内発的に動機付けられた自発的な行動に対して、報酬やご褒美といった外発的動機付けを提示することでかえってモチベーションが減少してしまう心理現象のこと。 自発的に行為を行っているときには内発的に動機付けられるが、外部 [……]

インセンティブ

インセンティブ(incentive)とは、もともとは刺激や動機、人の行動を駆り立てる誘因といった意味の英語であるが、ビジネスにおいては複数の意味がある。 営業や人事においては、成果を上げた従業員や店舗に対して特別に支給される報奨金、奨励金の意味で用いられる。成果や業績に応じて通常 [……]

フォッグ式消費者行動モデル

フォッグ式消費者行動モデル(フォグ式消費者行動モデル:Fogg Behavior Model)は、スタンフォード大学のBJフォッグ氏(B.J. Fogg)が提唱する理論である。人の行動はその瞬間の「モチベーション」「実行能力、行動障壁」「きっかけ」の3つの要素に起因し、「B=MA [……]

エンダウド・プログレス効果

エンダウド・プログレス効果(Endowed Progress Effect)とは、ゴールに向かって若干の前進を感じたときに、人はよりゴールに向かうモチベーションを上げようと努力する心理的効果のこと。ゴールに近づくほど人はモチベーションを上げる習性を利用している。 A)10ポイント [……]