フォッグ式消費者行動モデル(フォグ式消費者行動モデル:Fogg Behavior Model)は、スタンフォード大学のBJフォッグ氏(B.J. Fogg)が提唱する理論である。人の行動はその瞬間の「モチベーション」「実行能力、行動障壁」「きっかけ」の3つの要素に起因し、「B=MAP」という公式で表されるというものである。
- 十分な動機、モチベーション(Motivation)
- 行動するための能力、行動障壁(Ability)
- 行動を起こすきっかけ(Prompts)
B (Behavior) = M (Motivation) x A (Ability) x P (Prompts)
この構成要素のどれか1つでも欠けていたり、十分でなかったりすると、人は「行動ライン(Action Line)」を越えることはなく行動を起こさない。
当初は「Motivation」「Ability」「Trigger (トリガー)」の3要素にて「B=MAT」の式で表していたが、2017年から「プロンプト (Prompts)」という言葉を使用するようになった。
▲フォッグ式消費者行動モデル(公式Webサイトより)
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