残存者利得(残存者利益)

残存者利得(残存者利益)とは、競争相手である他社が撤退した後、生き残った企業のみが市場を独占することで得られる利益のこと。

残存者利得は飽和市場や衰退市場で発生しやすく、かつては複数の企業がプレイヤーとして存在していたものの、各社が撤退した後に生き残った企業によって寡占や独占に至る場合がある。

インスタントカメラ市場における富士フイルム、レコード針のナガオカ、他にも学生服やジーンズなどの市場が例として挙げられる。

デジカメを抜いたチェキ富士フイルムの“残存者利得”|ダイヤモンド・オンライン