デ・マーケティング(ディマーケティング)

デ・マーケティング(demarketing)もしくはディマーケティングとは、「需要を喚起する活動」である通常のマーケティングとは逆の、「需要を抑制するマーケティング」のこと。企業の供給能力を超える需要があった場合などに、販売を制限したり価格を上げたり、販売促進活動を減らしたりして需要を抑えるというものである。

フィリップ・コトラー(Philip Kotler)とシドニー・レヴィ(Sidney Levy)が、1971年に『ハーバード・ビジネス・レビュー』の「デ・マーケティング戦略」にて提唱した。彼らはデ・マーケティングを以下の3つに分類している。

  • 一般的デ・マーケティング:企業が需要の全体の水準を下げたい場合
  • 選択的デ・マーケティング:ある市場セグメントの需要を抑制する場合
  • 表面的デ・マーケティング:需要を抑制しようと見せかけつつ、結果として需要増加を図る場合

マーケティングが売上や利益を拡大するための需要喚起の活動が中心である中、中長期的な視点で需要と供給の適正なバランスをとるのがデ・マーケティングであるといえる。

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