ドッグフーディング

ドッグフーディング(dogfooding)とは、社員が自社製品や自社サービスを日常的に社内業務で利用すること。もしくは正式リリース前の自社製品を社内テストで積極的に使用すること。英語では「Eating your own dog food.」というフレーズでも用いられる。

その日常的な利用の中から、自社製品の試験運用やベータ版の改善を目的に、ユーザービリティ確認や問題点の発見を行う。

元々は、ドッグフード会社のセールスマンが犬用ビスケットを食べて質の高さをアピールした、というエピソードが由来とされている。また、1988年にマイクロソフト社のPaul Maritz氏が同僚に送ったEメールの件名「Eating our own Dogfood.」がきっかけで、社内にこの表現が「同社製品の積極利用」の意味として広く流通した。