バウンス率(email bounce rate)とは、Eメールマーケティングの領域においては、配信したメールが目的の宛先に正常に配信されず差し戻される割合のこと。メールの「不達率」。
そのように何らかの理由で目的の宛先に配信されなかったメールのことを「バウンスメール」「エラーメール」と呼ぶ。
メール送信リストが古く宛先のメールアドレスが無効であったり、メールアドレスは有効だが一時的な理由で受信できなかったなど、メール不達の理由にはさまざまなものがある。
適切にメンテナンスしている送信リストであれば、0%台~3%台が目安とされる。
ソフトバウンスとハードバウンス
メールアドレスは有効で受信者のサーバーには到達したが、「メールボックスが一杯だった」「サーバーがダウンしていた」「メールのサイズが大きかった」という理由で配信されないケースを「ソフトバウンス」と呼ぶ。
一方で、メールアドレスが存在せず無効であり、恒久的に配信できないケースを「ハードバウンス」と呼ぶ。ハードバウンスの場合は、該当のメールアドレスを送信リストから削除する対応が必要になる。
バウンス率の計算式
バウンス率は、以下の計算式で算出される。
バウンス率(%) = バウンス数(不達数) ÷ 配信数
この情報は役に立ちましたか?