マイクロモーメント

マイクロモーメント(Micro-Moments)とは、人々が「何かをしたい」と思ったらすぐにスマートフォンなど身近なモバイル端末で検索して調べたり、購入したりという行動を起こす瞬間のこと。細切れの可処分時間を使った「意図」を伴う行動の瞬間のこと。2015年にGoogleが提唱した。

Googleは、そのような瞬間であるマイクロモーメントには「知りたい」「行きたい」「したい」「買いたい」の4種類のモーメントがあるとしている。

  • I‐want‐to‐know moments(知りたい):有益な情報を知りたいと思う瞬間
  • I‐want‐to‐go moments(行きたい):どこかに行きたいと思う瞬間
  • I‐want‐to‐do moments(したい):何かをしたいと思う瞬間
  • I‐want‐to‐buy moments(買いたい):何かを買いたいと思う瞬間


▲4種類のマイクロモーメント(「Four Moments Every Marketer Should Know」より)

企業や提供者は、マイクロモーメントを的確に「見極めること」、人々が求めている情報を適切に「届けること」、その効果を正しく「測定すること」で、人々や消費者によるモバイル端末を中心とした行動に最大限にアプローチできるとしている。