生活に関するキーワード(13件)

FMCG (fast-moving consumer goods, 日用消費財)

FMCGとは、「fast-moving consumer goods」の略で、消費者向けの日用消費財のことである。比較的短期間で消費される低価格の製品であり、食料品や飲料、洗剤や洗面用品、化粧品、一般用医薬品、文房具、消耗品などの非耐久消費財が該当する。 コンビニエンスストアやス [……]

オフグリッド

オフグリッド(off-grid, off the grid, OTG)とは、電気やガス、水道といった公共のインフラ(ライフライン)に依存せず、それらを自給自足で確保している状態のこと。「オフグリッド生活」「オフグリッド住宅」などのように用いる。 電力供給のための電力網に接続されて [……]

デジタルアダプション

デジタルアダプション(digital adoption)とは、ユーザーがデジタルなソフトウェア、アプリ、Webサイト、システムなどを使いこなしてその価値や恩恵を受けている状態、もしくはその状態に向けた整備やプロセスのことを指す。「デジタル定着」と訳されることもある。 デジタル社会 [……]

フレキシタリアン

フレキシタリアン(flexitarian)とは、植物性の食事を取ることがほとんどだが、ときには肉や魚といった動物性の食品も食べる食生活を取る人のこと。「flexible (柔軟な)」と「vegetarian (ベジタリアン、菜食主義)」を組み合わせた造語である。 菜食主義者に類似 [……]

フードドライブ

フードドライブ(food drive)とは、家庭や施設などに余っている食料品を集めて、食料品を買えない人たちに配給を行う福祉団体やフードバンクなどに寄付をする一連の活動のこと。 生活困窮者、難民、災害被災者などの支援として食料品を配給するフードバンクに対して、まだ安全に食べられる [……]

タイムパフォーマンス(タイパ, タムパ)

タイムパフォーマンスとは、あるものに費やす時間とそれによって得られるものや満足度を対比させた度合いのこと。できるだけ短い時間で得られるものが大きい場合、「タイムパフォーマンスが高い」と表現する。 費用対効果を意味する「コストパフォーマンス(コスパ)」の「コスト」には金額だけでなく [……]

可処分所得

可処分所得(disposable income)とは、自分の意志で自由に使える手取り収入のこと。給与などの個人所得の総額から税金や社会保険料などを差し引いたもので、個人の購買力を測る目安の一つとして用いることがある。 総務省統計局の定義によれば、世帯員全員の現金収入を合計した税込 [……]

エッセンシャルワーカー

エッセンシャルワーカー(essential workers)とは、人間が社会生活を維持する上で不可欠な仕事に従事している労働者のこと。ライフラインなどの生活インフラ、社会インフラを維持する仕事(エッセンシャルサービス)の従事者である。国によって異なり、ストライキが許されないなど労 [……]

巣ごもり消費(家ナカ消費)

巣ごもり消費とは、外出を控えて家の中で生活を完結しようとしたり趣味を楽しんだりしようとする消費傾向のこと。在宅型消費の一つ。インターネット通販(EC)、ケータリングやデリバリー、宅配購入などを積極的に利用したり、スーパーマーケットで大量の商品を買い込んだりする傾向がある。「家ナカ [……]

マイクロモーメント

マイクロモーメント(Micro-Moments)とは、人々が「何かをしたい」と思ったらすぐにスマートフォンなど身近なモバイル端末で検索して調べたり、購入したりという行動を起こす瞬間のこと。細切れの可処分時間を使った「意図」を伴う行動の瞬間のこと。2015年にGoogleが提唱した [……]

ライフイベント

ライフイベントとは、人が生きている上で起きる出来事のうち、人生への影響力が大きい出来事のこと。誕生、入学卒業、就職や転職、結婚、出産や子育て、教育、病気、引っ越しやマイホーム購入、介護、死などが挙げられる。 成人になってからの人生設計の側面で用いられることが多く、出費が大きかった [……]

可処分時間

可処分時間(disposable time)とは、消費者が自分の意志で自由に使える時間のこと。1日の単位で見た場合、睡眠や食事、仕事、家事といった生活を維持するのに必要な時間を除いた、残りの時間のことである。 インターネットの普及前は、テレビや音楽の鑑賞、読書、趣味、友人と会う時 [……]

エシカル消費(倫理的消費)

エシカル消費(ethical consumption, ethical consumerism)とは、社会や環境に配慮して作られた製品やサービスを選んで購入あるいは消費すること。「倫理的消費」とも呼ばれる。 従来の利己的な消費ではなく、倫理的に製造された商品や地元企業の商品を購入 [……]