エッセンシャルワーカー(essential workers)とは、人間が社会生活を維持する上で不可欠な仕事に従事している労働者のこと。ライフラインなどの生活インフラ、社会インフラを維持する仕事(エッセンシャルサービス)の従事者である。国によって異なり、ストライキが許されないなど労働に関して法的な制限が設けられた職業の場合もある。
一般的には、病院などの医療、電気や水道などの公共事業、公共交通機関、物流、小売店や飲食店などで勤務する人たちが例として挙げられる。
- 医療従事者、薬剤師
- 保育士、介護士
- 警察官、消防士
- 銀行などの金融機関
- 公共交通機関の運転手や従事者
- 宅配便の配達員、物流のトラック運転手
- スーパーやドラッグストア、飲食店の従業員
- ホテル従業員
2020年の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響により世界中で外出自粛やロックダウンが求められ、その中で勤務する彼らにスポットライトが当たり、エッセンシャルワーカーという言葉が注目されるきっかけとなった。