アクティビティ・ベースド・ワーキング (ABW)

アクティビティ・ベースド・ワーキング(activity-based working)とは、個々の労働者が活動や仕事内容に合わせて働く場所や時間、スタイルを選び、使い分ける働き方のこと。企業は従業員の活動や仕事内容にふさわしい環境をいくつか準備し、従業員に自己裁量を与えることでいつどこでどのように働くかを仕事内容に合わせて選択できるようにする、というものである。

オフィス内に固定席を設けない「フリーアドレス」と類似するが、オフィス外の自宅やテレワークスペースなども働く場所の選択肢に含み、また必ずしもデスクの共有は必須でない点などが異なる。

Veldhoen + Company社のErik Veldhoenが2004年に発表した著書『Art of Working』で初めて用いた。