しきい値(閾値, スレッショルド)

しきい値(threshold)とは、境目となる値のこと。ある現象を起こすためにその数値以上では効果が表れ、それ以下では効果が表れない境界の値のことであり、効果が表れるときの最小値である。「閾値(いきち)」、また英語の「スレッショルド」と表記されることもある。

#TBT (Throwback Thursday)

「TBT」とは、「Throwback Thursday(スローバックサーズデー)」の略で、「振り返る木曜日」という意味の英語である。InstagramやTwitterなどソーシャルメディア(SNS)のハッシュタグ「#TBT」として、木曜日に自分の昔の写真や思い出の写真を投稿する際に用いられる。欧米のセレブリティのアカウントがよく用いるが、一般人にも広く利用されている。

ハッシュタグとしては「#TBT」「#tbt」「#ThrowbackThursday」の他、「Thursday」を省略した「#tb」も用いられる。

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プロブレムソリューションフィット (PSF)

プロブレムソリューションフィット(Problem/Solution Fit)とは、顧客が抱える問題や課題を解決する製品(プロダクト、サービス)を提供している状態のこと。略称は「PSF」。

顧客の課題を特定し、それを解決しうるソリューションを見いだした後、MVP(Minimum Viable Product, 実用最小限の製品)を製作、リリースして、顧客に受け入れられるかを検証していく。それを繰り返して、製品が顧客の課題を解決しているPSFの状態を作っていく。

このPSFの状態の後に、「顧客の課題を満足させていること」と「適切な市場の選択および受け入れられていること」の両方を実現する状態「プロダクトマーケットフィット(Product/Market Fit, PMF)」を目指していくことになる。

カスタマーサクセス

カスタマーサクセス(customer success)とは、顧客の事業を支援して成功に導くことで、それにより自社の提供するサービスの価値を最大化する、企業や組織の一連の活動のこと。製品やサービスを契約、購入した顧客に対して、顧客が望む成果を達成するために積極的に関与し、課題解決に貢献していくというものである。

その結果、企業にとってはチャーン(解約)の減少、アップセルとクロスセルの増加、顧客ロイヤルティの向上につながり、顧客あたりのLTV(顧客生涯価値)を最大化できる。

SaaSなど契約ベースのサブスクリプションのビジネスで広く取り入れられる考え方である。

2000年頃に、セールスフォース社の創業者マーク・ベニオフ氏(Marc Russell Benioff)が「企業活動の目的は製品やサービスの提供ではなく、それを活用いただく顧客の成功のために支援することである」として、提唱した。

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W8 (wait, 待つ)

W8とは、「wait」の略で、「待つ、待機する」を意味する英語の略語である。「wait」「wait for」の代わりとして用いられる。主にメッセンジャーやSNS(ソーシャルメディア)などで用いられるインターネットスラング。「wait」の綴りの「ait」の部分を「8 (eight)」に掛けている。読みは「ウェイト」。

使用例として、「w8 a second.」「I can’t w8.」「w8 me.」などのように用いる。

母集団

母集団(population)とは、統計学の基礎概念の一つであり、本来の調査や分析の対象となる全体の集団のことを表す。その母集団に対して調査を行うために、一部を抽出したデータの集合のことを「サンプル(標本)」といい、サンプル(標本)から母集団を統計的に推測していくのが統計学の目的となる。

母集団のデータの個数は「母集団の大きさ」と呼び、通常は大文字の「N」で表す。これに対してサンプルサイズ(標本の大きさ)は小文字の「n」で表す。

母集団の意味をもって「母数」の用語が使用されることがあるが、誤用である。

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サンプル(標本)

サンプル(sample)とは、統計においては母集団から抽出したデータの集合のこと。「標本」ともいう。母集団を調査するために抽出した一部の対象のことである。

また、母集団からサンプル(標本)を抽出することを「標本抽出」または「サンプリング」という。

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サンプル数(標本数)

サンプル数(the number of samples)とは、統計においては母集団から抽出したデータの集合である「サンプル(標本)」の数のこと。母集団からサンプルの抽出を何回行ったかという数である。「標本数」ともいう。

サンプル(標本)におけるデータの個数の意味で「サンプル数」が用いられることがあるが、誤用であり、サンプルにおけるデータの個数は「サンプルサイズ」である。誤用や誤解を防ぐために「サンプル数」を用いず「標本数」を用いる専門家もいる。

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サンプルサイズ(標本の大きさ)

サンプルサイズ(sample size)とは、統計においてデータの個数を表す。1回のサンプル(母集団から抽出したデータの集合、標本)においていくつの個体を調査したかという個体数のことである。データの集合である1サンプルの大きさのこと。通常、小文字の「n」で表す。「標本の大きさ」「標本サイズ」ともいう。

調査に必要なサンプルサイズは、信頼係数(信頼度)と許容する誤差によって算出される。

標本サイズ計算: 標本サイズを理解する | SurveyMonkey

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セットトップボックス (STB)

セットトップボックス(set top box)とは、ケーブルテレビやインターネット、衛星放送を経由して放送信号を受信し、一般のテレビで視聴できるように変換する受信機、チューナーのこと。テレビに接続することで、さまざまな動画や音楽のチャンネルを利用できる。名称はかつて形状が「テレビの上に置く箱」だったことに由来する。略称は「STB」。

近年では、AppleによるApple TV、AmazonによるFire TV、GoogleによるChromecastなど、従来のような箱の形状ではないスティックタイプのセットトップボックスが増加した。またテレビそのものをIoT化してプラットフォームのAndroid TVを搭載したりなど、インターネットとテレビとセットトップボックスの技術の融合を総称して「スマートテレビ」と呼び、そのカテゴリーに含めることもある。