ハイタッチ(high touch)とは、人間による丁寧で人間らしい関与や対応のこと。コンピューターや最新技術による自動化された対応との対比、異なるものとして用いられる。マーケティングやカスタマーサクセス、営業の領域では、人手を掛けた柔軟な個別対応のことを指す。
アメリカの未来学者ジョン・ネイスビッツ氏(John Naisbitt)が1982年の著書『Megatrends(メガトレンド)』にて、画一的に自動化された「ハイテク(high tech)」の対義語として用いたのが起源とされる。ハイテクによりかえって質の悪化が発生することがあり、人間的要素は求められるだろうというものである。