Link Shim(リンクシム)

Link Shim(リンクシム)とは、Facebookによるスパム防止の仕組みの一つで、ユーザーがリンクURLをクリックした際にリンク先がスパムや悪意あるサイトでないかを確認し、問題がある場合は警告ページを表示してブロック、問題がなければそのままリダイレクト転送する、というもの。

2008年からFacebookで採用しており、InstagramやThreadsでも採用している。

FacebookやInstagramなどにてリンクをクリックするユーザーをLink Shimを介することで保護し、またリンク先ページには特定の個人やグループであることを判別できる詳細なリファラー情報(参照元)を渡さないようにしている。

アクセス解析の側面では、リファラー情報から例えばFacebook内の特定の個人やグループが判別できないようにしつつ、Facebook経由であること自体はリファラー情報に含めているため「Facebook経由の流入」といった参照元の判別は可能である。

  • l.facebook.com:デスクトップやタブレットによるFacebookのLink Shim経由のリファラー
  • lm.facebook.com:スマートフォンによるFacebookのLink Shim経由のリファラー
  • l.instagram.com:InstagramのLink Shim経由のリファラー
  • l.threads.net:ThreadsのLink Shim経由のリファラー

Link Shim – Protecting the People who Use Facebook from Malicious URLs

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シェアリングエコノミー

シェアリングエコノミー(sharing economy)とは、個人が所有する物やサービス、場所などを、他人に貸し出したり共有したりして利用し合う経済の仕組み、もしくはそのような仲介サービスのこと。インターネットを介して行われることが多い。シェアエコノミー。

個人が所有する遊休資産を有効活用することで、眠っていた価値を生み出していると言える。

代表的なものに、個人所有の住居や空き部屋を貸し出すAirbnbや、自動車を利用した配車サービスUberなどがある。シェアリングエコノミーは、場所や乗り物、物、人、スキル、お金などの領域で展開している。

リーチサイト

リーチサイト(leech site)とは、著作権者の許可なく違法にアップロードされたマンガや映画などのコンテンツにユーザーを誘導するサイトのこと。多くは広告収益が目的である。

リーチサイトは別サイトにアップロードされた著作権侵害コンテンツへのリンク(URL)を掲載しているが、リーチサイト自体は著作権侵害コンテンツを掲載していない。しかし、違法な著作権侵害コンテンツへのアクセスを助長する行為と見なされる。

ここでいう著作権侵害コンテンツには、アニメやマンガ、映画やテレビ番組、音楽などが含まれる。

リーチサイトに対しては規制や法整備の見直しが求められている。2017年10月には、大手リーチサイトの運営関係者が著作権法違反で逮捕されている。

高関与商材

高関与商材とは、購買時に比較検討といった消費者の思考が多く関与する商材のこと。耐久消費財、専門性の高い趣味や嗜好品、買い回り品などが該当する。

一般的には高額な商品が多い。

高関与商材は長期間に渡って利用するものが多く、購入時にはこだわりを持って選ぶため、比較検討の期間が長く、また念入りに複数の選択肢(ブランド、商品)から検討される。

高関与商材に対して、消費者の思考が購買にあまり関与しない商材を、低関与商材という。

エンゲージメントベイト

エンゲージメントベイト(Engagement Bait)とは、ソーシャルメディアのアルゴリズムを悪用して、「いいね」やシェアといったユーザーのアクションを作為的に獲得する「エンゲージメント稼ぎ」「リーチ稼ぎ」の行為のこと。

例えば「Aと思う人は『いいね』を、Bと思う人はシェアしてください」とユーザーにアクションを促す投稿は、ユーザーの意志決定とは無関係な「いいね」やシェアの機能を強要しており、不当にその投稿の評価を高めようとしている。

同様のものに、「いいねが100件に達したら発売します」や「『ほしい』とコメントした人の中から抽選で10名様にプレゼント」などがある。

ソーシャルメディアでは、高い評価の投稿はアルゴリズムによってタイムラインやニュースフィードでより露出される傾向にあり、評価稼ぎのエンゲージメントベイトはその仕組みを悪用した行為になる。

2017年12月18日、Facebookはこのようなエンゲージメントベイトを狙った投稿の評価を引き下げると発表した。

News Feed FYI: Fighting Engagement Bait on Facebook | Facebook Newsroom

インサイドセールス

インサイドセールス(inside sales)とは、社内から電話やEメールなどのコミュニケーション手段を通じて、見込み顧客への営業活動を行う内勤営業のこと。

一方、見込み顧客先に訪問して商品・サービスの提案、クロージング活動を行う営業手法を「フィールドセールス(外勤営業)」と呼ぶ。

インサイドセールスで顧客との関係を構築し、フィールドセールスでクロージングやフォローを行うことが多い。

独身の日(シングルデー, 11月11日)

独身の日(singles day)とは、中国で光棍節(こうこんせつ)として11月11日に祝われる日のこと。中国の公式の祝日ではなく、独身者を表す「1」が並ぶことにちなんで1993年に南京大学の学生が始めたとされる。「シングルデー(シングルズデー)」「W11(ダブルイレブン)」とも呼ばれる。

2009年に、中国最大のECモールを運営するアリババがオンラインショッピングを盛り上げるため、「双十一(双11)」として11月11日にセールのイベントを行った。それが定着してその後に規模も拡大、中国ではECのみならず百貨店やスーパーでもセールが行われるイベント日になった。

11月11日から1週間ほど開催され、中国の最大のオンラインショッピングの商戦日である。

その後、日本でも中国の活況に合わせて、大手ECも大きなキャンペーンを展開するようになった。ヤフーとソフトバンクなど各社は2015年に11月11日を「いい買い物の日」と制定、Yahoo!ショッピングやPayPayモールなどで11月に大規模なセールのキャンペーンを開催している。

チャットフィクション

チャットフィクションとは、チャット型メッセージアプリの形式で読む小説アプリのこと。カテゴリーとしては電子書籍になる。チャット型小説。

メッセージアプリ画面のチャットのようなUIを見ながら物語が進んでいく。2015年頃にアメリカで登場し、Hooked、Tao、Yarnなどが人気である。日本ではTELLERやBalloonなどがある。

チャット形式で話が進むこともあり、会話や文章が短く、短編が多い。読者自身がSNS(ソーシャルメディア)の会話に参加しているような感覚や、他人の会話を見ているような感覚を味わえる。

クリティカルマス

クリティカルマス(Critical Mass)とは、商品やサービスの普及が爆発的に跳ね上がる分岐点、もしくはその爆発的な普及に必要な市場普及率16%のこと。アメリカの社会学者エベレット・M・ロジャース(Everett M. Rogers)が1962年に「イノベーター理論」で提唱した。


▲「イノベーター理論

商品やサービスが市場に登場すると、最初にイノベーターと呼ばれる消費者層に受け入れられ、 次にアーリーアダプターの層を経由して徐々に保守的な消費者層に広がっていく。イノベーターとアーリーアダプターの2者まで普及するかどうかが、次のアーリーマジョリティレイトマジョリティに広がるかどうかの臨界点になる。

市場全体の2.5%のイノベーターと13.5%のアーリーアダプターを合わせた16%の分岐点が、クリティカルマスである。エベレット・M・ロジャースはこれを「普及率16%の論理」と呼んだ。

詳しくは「イノベーター理論」を参照のこと。

サブスクリプション

サブスクリプション(subscription)とは、モノを所有するものとして買い取るのではなく、一定期間の利用権やアクセス権として一定額を支払う方式のこと。コストの変動しないリカーリングの一つ。

生活に身近な領域でも採用されるケースが増え、日本では2016年頃から「サブスク」の呼称も使われるようになった。

「定期支払いで利用権を得られる会員制の仕組み」の意味であり、「使い放題」の意味はない。

「サブスクリプション」は元々は雑誌の定期購読や年間購読を意味するが、そこから転じてソフトウェアやWebサービスのライセンス契約の一形態として採用されるようになった。1か月をはじめとする複数月の単位、高額なものは1年から複数年の単位で契約が交わされる。

2010年代頃からは消費者に身近な領域に進出し、音楽やファッション、化粧品や消費財などの日用品、食品、自動車などでも採用されるケースが増加した。

ラブ・オーバー・ヘイト

ラブ・オーバー・ヘイトとは、マクドナルドが2014年頃から異物混入等の騒動で上場以来最大の赤字を記録した後、2016年に業績回復を遂げるに至った際の取り組みで社内で用いられたとさせる合言葉、キーワードフレーズ。

顧客志向の取り組みをより積極的に行うことで、世の中に広まってしまったブランドのネガティブなイメージや情報を、ポジティブな顧客体験やイメージで乗り越えていく、塗り替えていくというもの。

2015年4月に発表されたカサノバ社長主導による「ビジネスリカバリープラン」や、2015年10月にマーケティング本部長として招聘された足立光氏による功績が大きいとされる。

参照:
マクドナルドの復活で見落とされがちな本質 – 東洋経済オンライン

アスレジャー

アスレジャー(athleisure)とは、ジムやヨガで着るようなスポーツウェアにモードの要素を加えて、普段着として身につけるようなファッションスタイルのこと。「アスレチック(athletic)」と「レジャー(leisure)」を組み合わせた造語である。

健康と運動に意識の高いアメリカの女性を中心に、2015年頃からソーシャルメディアのインフルエンサーやセレブなどによって流行が大きく広まったとされる。レギンスやスニーカーなどが、アスレジャーを構成するファッションアイテムとなる。

ファブレット

ファブレット(phablet)とは、大画面のスマートフォン端末のことを指す。タブレット(tablet)とフォン(phone)の中間的な存在という意味を表す造語。

明確な定義はないが、画面サイズが5.5インチ以上7インチ未満(あるいは5インチ以上7インチ未満)のスマートフォンとされる。通話機能が標準で準備されていることもあり、カテゴリーとしてはスマートフォン端末の一分類である(タブレット端末は通話アプリをインストールすることで通話可能になる)。

iPhone 7 Plus、iPhone 8 Plus、iPhone X、Galaxy S8などがファブレットに該当する。

自宅の外で動画視聴やゲームを利用するユーザーの多い中国やアジア諸国で人気がある。

ライン・エクステンション(ライン拡張)

ライン・エクステンション(line extension)とは、すでに確立された既存ブランドと同じ市場に形態や機能の異なる商品を投入する際に、派生ブランドで展開すること。「(製品)ライン拡張」。ブランド・エクステンション(ブランド拡張)の一種。

既存ブランドのブランド・エクイティを利用してサブブランドを作ったり(セカンドライン)、いま置かれている立ち位置よりも高い価格設定や高級感を打ち出す際にラグジュアリーブランドを作ったりする。

既に認知等を獲得しているブランド・エクイティを利用するため、まったく新しいブランドを作るよりも低コストで立ち上げられ、製品ラインに多様性を持たすことができる。一方で、ライン・エクステンションの失敗がマスターブランドに悪影響を及ぼすリスクもある。

カリカチュアライズ(戯画化)

カリカチュアライズとは、人や事物の欠点や弱点などをおもしろおかしく誇張、単純化して、風刺的に表現すること。戯画化、パロディ化。

風刺画や戯画を表す英語の「caricature」に、動詞化を表す「ize」を加えたもので、造語の和製英語である。

ゴドウィンの法則

ゴドウィンの法則(Godwin’s Law, Godwin’s rule of Hitler analogies)とは、「インターネット上での議論が長引けば長引くほど、ヒトラーやナチを引き合いに出すことが多くなる」というもの。1990年に弁護士のマイク・ゴドウィン氏(Mike Godwin)によって提唱された。「ゴドウィンのヒトラー類比の法則」ともいう。

議論が長引き、相手の意見が受け入れられないときなどに、その必要がないにもかかわらず恣意的にヒトラーやナチス、ファシズムを引き合いに出し、相手を攻撃する行為である。

根拠なく誇張し不適切に貶めた比喩であることがほとんどであり、ヒトラーとの関連付けを安易に議論の中で用いるべきではない。インターネット上のフォーラムの中には、ヒトラーや彼の行為に例えた時点で議論は打ち切られ、例えを持ち出した側を負けとするものもある。

エスクロー

エスクロー(escrow)とは、商取引の際に信頼のおける第三者の金融機関などを介して取引の安全性を保証する仲介サービスのこと。

エスクロー事業者は売り手と買い手の間に入り、買い手から代金を預かり、売り手から買い手への商品発送が完了したことを確認すると、対価を売り手に支払うという方式である。

エスクロー事業者は、買い手から代金を預かる際に手数料を受け取ることで、利益を得る。

バラフライ・エフェクト(バタフライ効果)

バラフライ・エフェクト(butterfly effect, バタフライ効果)とは、ほんの些細な事がさまざまな要因を引き起こした後、非常に大きな事象の引き金に繋がることがあるという考え方のこと。

初期のわずかな差が将来に大きな差を生むというもので、どんなに初期の差が小さくてもさまざまな要因によって変化は進み、どのような結果や未来が訪れるかは誰にも判らないことを意味する。そこから、ほんの些細なことも、ときに歴史を動かすことがあるかも知れない、という意味につながる。

複雑なシステムにおいて初期条件のわずかな違いが最終的に大きな影響を与えることを示す理論「カオス理論」における予測困難性を表す表現の一つである。またバタフライ効果は因果関係が直線的ではなく、わずかな入力が大きな結果をもたらす非線形システムに特有である。

気象学者エドワード・ローレンツ氏(Edward Norton Lorenz)が1972年にアメリカ科学振興協会で行った講演で、この概念を発表した。バラフライ・エフェクトの名称の由来は、このときの講演の題名『ブラジルでの蝶の羽ばたきはテキサスでトルネードを引き起こすか』から来ている。ここでの趣旨は、「蝶の羽ばたきはトルネードを引き起こす可能性はあるが、そのような事象は計測精度を上げても予測はできない。年間のトルネードの発生数には影響せず、大局の動向をどう捉えるかの方が重要である」というものであった。

2004年に公開された映画『バタフライ・エフェクト』のヒットも、この考え方の普及につながった。

類似する表現として、日本のことわざ「風が吹けば桶屋が儲かる」がある。

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単純接触効果(ザイアンスの法則)

単純接触効果とは、何度も繰り返し接触することで警戒心が薄れ、好感度や評価が高まる効果のこと。1968年にアメリカの心理学者ロバート・ザイアンス(Robert Zajonc)が発表し、「ザイアンスの法則(ザイオンスの法則, Zajonc effect)」「ザイオンス効果」とも呼ばれる。

「特定の刺激に繰り返しさらされることで、その刺激に対する態度に変化が生じる」というもので、何度も見たり聞いたりすると、初めのうちは興味がなくても親しみを感じるようになり、徐々に良い感情を持つようになってくるという効果。

接触した初期は情報処理に労力を要するが、刺激に慣れてくると情報処理は円滑になり、接触頻度が増えるたびに肯定的に認識するようになるからとされる。

人やモノ、商品やブランド、広告やCM、味や香りなど、さまざまなものに対して起こる。

ITP (Intelligent Tracking Prevention)

ITP(Intelligent Tracking Prevention)とは、Apple社のブラウザーSafariの2017年9月のバージョン11.0から搭載されたセキュリティ機能の一つ。SafariでWebサイトを閲覧する際のプライバシー保護を目的とし、複数のドメインを横断して情報収集し追跡するクロスサイトトラッキングを制限する機能のこと。Safariでの設定項目は「サイト越えトラッキングを防ぐ」。

クロスサイトトラッキングが可能と分類されたドメインのCookie(クッキー)は、サイトにアクセスするとSafariのITP機能によって分割されサードパーティCookieとして利用できなくなる仕様だったが、2020年3月からはサードパーティCookieは全面的にブロックされるようになった。ファーストパーティCookieにも制約がある。

ITPにより、Safariにリターゲティング広告が配信されなくなったり、アクセス解析や広告効果測定、A/BテストWeb接客ツールなど、さまざまな領域に支障が生じたりする。