To-Be (理想の状態)
To-Beとは、「~となる予定の」「将来(の)」を意味する英語で、ビジネス領域では将来の理想の状態を表すものとして用いられる。「To Be」「ToBe」といった表記や小文字の表記もある。読みは「トゥービー」。 計画や課題解決の場面で、理想の状態や目標を定義する際に用いられる。理想 [……]
To-Beとは、「~となる予定の」「将来(の)」を意味する英語で、ビジネス領域では将来の理想の状態を表すものとして用いられる。「To Be」「ToBe」といった表記や小文字の表記もある。読みは「トゥービー」。 計画や課題解決の場面で、理想の状態や目標を定義する際に用いられる。理想 [……]
N/Aとは、「該当なし」「適用なし」を意味する英語「not applicable」、もしくは「無効」「利用不可」を意味する英語「not available」の略語である。質問に対する回答がない場合や該当するデータがない場合、あるいは該当の項目を提供できない場合、未定である場合など [……]
リクープ(recoup)とは、「取り戻す、回収する」「償う」を意味する英語である。ビジネス領域においては「損失を取り戻す」「投資費用などを回収する」などのように、ミスなどによる損失や初期投資、まとまった支出をなんとか別の手段で穴埋めするなど取り戻して相殺することに対して用いられる [……]
オンサイト(on-site)とは、「現場で」「現地で」を意味する英語である。ITの領域においては、企業が顧客の業務を行う際に顧客の元へ直接出向いてサポート業務を行う「オンサイトサポート」「オンサイト保守」などのように用いる。 オンサイトに対して、「現地から離れて」や「遠隔地」のこ [……]
ジャストアイデアとは、いま思いついたアイデアのこと。事前に思考を重ねたものではなく、議論の流れからや、ふと頭に思い浮かんだことなどによる「単なる思いつき」である。和製英語。会議などで登場するビジネス用語である。 良いアイデアの披露の際に用いるというよりも、いまひとつ自信がなかった [……]
日本語のインターネットスラングとして用いられる「JTC」とは、「Japanese Traditional (Big, Old) Company」の略で、伝統的な日本の大企業のことを意味する。 伝統的な日本の企業の悪しき風習や良くない文化、もしくは「ありがちなこと」に対して揶揄、冷 [……]
ピッチ(pitch)とは、「(的に向かって)投げる」「(投手がボールを)投げる」「繰り返しの周期や距離、度合い」などを意味する英語だが、ビジネス領域においては「短い時間で相手に提案し売り込むこと」を意味する。 通常のプレゼンテーションとは異なり、数分や数十秒といった非常に短い時間 [……]
木こりのジレンマとは、目先の仕事に追われてそれをこなすのに精一杯になり、仕事の本質的な改善や効率化を進める余裕がない状態を表した表現である。 「森の中で、木こりが刃のこぼれた斧で一所懸命に木を切っていた。通りかかった旅人が『刃を研ぐともっと早くたくさんの木を切れますよ』と言ったと [……]
歩留まりとは、製造業などにおいて、投じた原料から期待される生産量に対して実際に得られる生産量の割合、比率のこと。生産されたものから不良品を除いた良品の生産量の割合である。実際の数値では「歩留まり率」とも言う。読みは「ぶどまり」。 製造や生産の生産性や効率性を測るために用いられる。 [……]
一般的なビジネス用語としてのペライチとは、「紙1枚だけの(資料)」「1ページだけの(ページ、Webサイト)」という意味で用いられる。「ペラっとした1枚の紙」に由来するビジネススラング。 資料の場合であれば「簡潔に要旨を1ページにまとめた資料」「送付状なども不要で資料1ページだけで [……]
最右翼とは、ビジネス領域など一般的には「集団の中で最も有力と思われるもの、本命のもの」という意味で用いられる。最上位に位置している場合や、集団から1つを選ぶ際に最も有望であると推測、期待される場合に「○○賞受賞の最右翼」「成長著しい○○業界の最右翼」などと用いる。政治的な意味合い [……]
ファインディングもしくはファインディングス(findings)とは、ビジネス領域においては調査情報や分析データなどから得られる一次的な発見や気付き、所感のこと。事実や情報から表面的に得られる気付きや意見、解釈である。 もとの意味では後述の「ファクトファインディング」と同様に調査結 [……]
NTMとは、「next twelve months」の略で、「今後12カ月」「翌12カ月」を表す英語である。主に企業の財務会計などで、現在から直近の12カ月間の財務指標を予測する際に使用される。 「過去12カ月」の意味として用いられる「LTM (last twelve month [……]
TTMとは、「trailing twelve months」の略で、「直近12カ月」「過去12カ月」を表す英語である。主に企業の財務会計などで、直近12カ月間の財務指標を評価する際に使用される。TTMとして提示された指標の数値は企業の直近の会計年度の内容とは必ずしも一致しない。 [……]
LTMとは、「last twelve months」の略で、「過去12カ月」「直近の12カ月」を表す英語である。主に企業の財務会計などで、過去12カ月間の財務指標を評価する際に使用される。LTMとして提示された指標の数値は企業の直近の会計年度の内容とは必ずしも一致しない。 「直近 [……]
マネタイズ(monetize)とは、ビジネス領域においては事業で収益を得る仕組みを作ることを意味するビジネス用語である。「収益化」。特にIT業界をはじめとしたビジネス界隈では、収益を生んでいない無料サービスなどを広告収入やユーザー課金、コンテンツの有料化によって収益化を図ることを [……]
改悪とは、物事を改めることでかえって悪くすること。読みは「かいあく」。「改善」の対義語。 物事がかえって悪くなったことを非難する際に用いられることが多い。特に、物事の受領者がそれまで特定状況下にて利益や恩恵を享受していたが、提供者が制限を厳格化するなどしてその恩恵を弱めることに対 [……]
バックエンド商材(バックエンド商品)とは、見込み顧客が顧客になった後に購入を期待する本命の商品のこと。利益率が高い、もしくは高額で売上を作りやすいといった特徴がある。 見込み客が最初に購入するものとして期待する集客用商材「フロントエンド商材」でその価値を理解していただき、その後に [……]
フロントエンド商材もしくはフロントエンド商品とは、見込み客に向けた最初に購入する商品として準備する集客用商材のこと。その後の顧客化やF2転換を期待して企業が準備する商品、サービスのことで、利益率は低いが購入しやすい価格で興味を持ってもらいやすいという特徴がある。単に「フロント商材 [……]
半期とは、1年を半分に分けた期間のこと。もしくは全期間の半分のこと。 企業の事業年度において、決算期が3月であれば4月~9月を「上半期(かみはんき)」もしくは「上期(かみき)」、10月~3月を「下半期(しもはんき)」もしくは「下期(しもき)」と呼ぶ。 1年を4つの期間に分けた期間 [……]
壁打ちとは、ビジネス領域においては「自分の考えや悩み、アイデアを信頼する人に話して、その反応を見たりフィードバックを受けたりすること」を意味するビジネス用語である。明確な答えのない悩みや迷い、将来のことやこれから実行しようと検討していることなどを相手に聞いてもらうことである。「反 [……]
決算期とは、会計期間(事業年度)の最後の月のことで、1年間の区切りとして事業の決算を行う月である。「決算月」ともいう。「決算日」は決算期の末日のことである。 例えば会計期間を「4月1日~翌年3月31日」と決めた企業の場合、決算期は「3月」となる。
オーソライズ(authorize, オーサライズ)とは、「正式に認可する」「承認する」「権威を与える」などを意味する英語である。 ビジネス領域においては、「(役員や上司の)承認を受ける」「(承認機関から)認可される、規格を取得する」「(ソフトやアプリのインストールで)正規版として [……]
四半期とは、1年を4つの期間に分けたうちの一つで、3カ月の期間の意味である。読みは「しはんき」。英語で1/4を意味する「quarter (クオーター)」もしくはその略称「Q」と呼ぶこともある。 企業などで3カ月おきに決算の収支報告をする際の「四半期決算」などで用いる。企業の決算期 [……]
PTDとは、period to dateの略で、「該当期間のはじめからその日まで(の累計)」「期間累計」を表す英語である。主に財務会計などで、該当期間の初日からその時点までの累計の金額を表す際などに用いる。 関連する表現として、その月の初日から同月のその時点までを「MTD (mo [……]
FYAとは、「for your action」の略で、「要対応」「要返答」を意味する英語の略語である。「FYI (for your information)」と類似するが、返答や対応を必要とする情報共有に付けるのが「FYA」である。冒頭で「FYA:」とコロン付きでも用いられる。 [……]
FYTDとは、「fiscal year-to-date」の略で、「年度の初日から今日まで」「年度初来」を表す英語である。主に財務会計などで、会計年度の初日から直近の日付もしくは直近月までの累計の金額を表す際などに用いる。 類似の表現に、1月1日から今日までを表す「YTD (yea [……]
スケーラビリティ(scalability)とは、システムやネットワークがその規模の変化に対して柔軟に対応できる度合いのことである。システム規模の拡張性、もしくは拡張可能性のこと。 規模や負荷の想定される増大に対して対応可能なものとして設計されている場合、「スケーラビリティがある」 [……]
FYとは、fiscal yearもしくはfinancial yearの略で、「会計年度」もしくは単に年度を意味する英語である。「FY2020」のように表記する。 会計期間が2020年4月~2021年3月の場合、日本では会計年度を期の始まりの日を含む年で表し「2020年度」となるが [……]
「リニアな反応(変化)」あるいは「リニアに反応する(変化する)」とは、ある操作や刺激に対して期待するレベルや量の反応や変化があることを意味する。自動車のアクセルを踏んだ分だけ速度が出たり、予算をかけた分だけ結果が表れたりなど、入力や刺激に比例してその分の反応が返ってくる様子を表す [……]