商取引に関するキーワード(16件)

P2C (person to consumer)

P2Cとは、「person to consumer」の略で、個人が企画、生産した商品を消費者に直接販売するビジネスモデルのこと。特に著名人やインフルエンサーといった影響力を持つ個人がその発信力を生かし、小売店などの中間業者を介さずにECなどで消費者に直接販売するものを指すことが多 [……]

カンバセーショナルコマース

カンバセーショナルコマース(conversational commerce)とは、メッセージアプリやチャットボット、音声アプリといったオンライン上のコミュニケーションチャネルを通じて、消費者とリアルタイムで対話をしながら購買を促すeコマースのこと。「会話型コマース」「会話型EC」 [……]

ユニファイドコマース

ユニファイドコマース(unified commerce)とは、eコマースや実店舗などさまざまなチャネルの顧客体験やデータ活用が統合された状態のコマース(商取引ビジネス)の取り組み、概念のこと。オンラインやオフライン、商品在庫管理、購買履歴をはじめとした顧客管理、行動データ管理など [……]

支払いサイト

支払いサイト(payment term, usance)とは、取引期間の締め日から支払期日までの期間のこと。締め日に決定した金額をどれくらい後に支払うかを意味し、「日数」もしくは「月末締め翌月末払い」のような表現で表すことが多い。期間内に取引した金額を後からまとめて支払う「掛取引 [……]

アクセプタンスマーク

アクセプタンスマーク(acceptance mark)とは、店舗での決済手段として利用可能なクレジットカードや電子マネーを示すために小売店やWebサイトなどに表示するロゴマークのこと。店舗であれば店頭の入口付近やレジ前のPOPとして設置されることが多い。アクセプタンスマークのロゴ [……]

バーター(物々交換 / 抱き合わせ商法)

バーターには複数の意味がある。芸能界の業界用語のそれは、最初に挙げる「物々交換」の意味とは無関係である。 経済における「バーター (barter)」もしくは「バーター取引」とは、商品やサービスを同種同量のもので交換する取引、決済手段のこと。「物々交換」ともいう。商品やサービスの交 [……]

型番商品

型番商品とは、固有のJANコードや製品番号、商品コードを持つ商品の通称である。メーカーが製造し、小売店などの販売側はメーカーから仕入れて販売する。 型番商品は市場で既に認知を獲得している場合が多く、消費者は商品名や製品番号で「指名検索」をするため、販売しやすいメリットがある。一方 [……]

BNPL(後払い決済)

BNPLとは、「Buy Now, Pay Later」の略で、商品を購入する際に後から代金を支払う「後払い決済」の仕組みやサービスのこと。クレジットカード支払いと異なり、与信審査がない、あるいは簡素な与信審査で利用でき、分割払いの際に金利手数料が生じないといった特徴がある。日本で [……]

中抜き

中抜きとは、ビジネス領域では取引の間に不必要に仲介者が入って手数料などを取ること、もしくは仲介者を省略して直接取引することの両方の意味がある。もともとは「中を抜き取ること」「中を抜き取ったもの」の意味。 前者の意味では、取引の間に不必要に多くの仲介者、中間業者が関わり、支払う手数 [……]

ソーシャルコマース

ソーシャルコマース(social commerce)とは、ソーシャルメディア(SNS)の投稿の閲覧から商品購入までをそのまま途切れなく行えるような仕組み、もしくはその概念のこと。ソーシャルメディア上で購入完了までを完結できるものや、ソーシャルメディア上の投稿からECサイト遷移を含 [……]

商流

商流(commercial distribution)とは、「商的流通」の略で、流通の過程における商品の所有権の移動や、その一連の商取引(金銭の移動や契約締結)のことを表す。商品の物理的な移動である「物流」に対して商品の所有権や取引の流れのことを指し、物流と密接な関係を持つ。「取 [……]

3Dセキュア

3Dセキュアとは、インターネット上でクレジットカード決済をする際に利用される本人認証サービスのこと。読みは「スリーディーセキュア」。 インターネット通販(EC)などで3Dセキュア対応のクレジットカードで決済する場合、カード番号や有効期限、セキュリティコードに加えて、事前にカード会 [……]

トランザクション (tx)

トランザクション(transaction)とは、商取引や売買といった「商品を渡して代金を受け取る」という一連の処理の単位のこと。ITの分野では、コンピュータ内のデータベースで処理される分割できない一連の処理単位のことを指す。またこの一連の処理をトランザクション処理という。略称は「 [……]

SKU (ストック・キーピング・ユニット)

SKUとは、Stock Keeping Unit(ストック・キーピング・ユニット)の略で、小売りや物流、流通における商品管理の際の最小識別単位のこと。企業の在庫管理のシステムによって異なり、例えば色別やサイズ別の品目を異なるものとして扱うのであれば、それぞれ一意のSKUとして個別 [……]

D2C (ダイレクト・トゥ・コンシューマー)

D2Cとは、Direct to Consumer(ダイレクト・トゥ・コンシューマー)の略で、製造から販売までを垂直統合したビジネスモデルのうち、インターネット上の自社ECサイトを中心に販売するモデルのこと。流通業者などの他社を介さずに、自社で製造した商品を自社チャネル経由で消費者 [……]

エスクロー

エスクロー(escrow)とは、商取引の際に信頼のおける第三者の金融機関などを介して取引の安全性を保証する仲介サービスのこと。 エスクロー事業者は売り手と買い手の間に入り、買い手から代金を預かり、売り手から買い手への商品発送が完了したことを確認すると、対価を売り手に支払うという方 [……]