ブリック&モルタル

ブリック&モルタル(brick & mortar)とは、小売業など実店舗で行うビジネス形態のこと。「ブリック」はレンガ、「モルタル」はレンガをつなぐ建築材料であるが、建物の外観などの材質を問わず、実店舗の比喩としての表現である。

1990年代後半から登場した電子商取引(EC)を推し進める企業側が、インターネットと連携した実店舗ビジネスの形態を「クリック&モルタル」と呼び、その対比として従来からの対面式の実店舗販売ビジネスを「ブリック&モルタル」と呼んだ。主にアメリカで用いられた表現である。