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プレファレンス(好意度)

プレファレンスとは、消費者のブランドに対する相対的な好意度、選好性のこと。主にブランド・エクイティ、価格、製品パフォーマンスの3つの要素で決定されている。 消費者の購買行動などから収束されるプレファレンスが、最終的にブランドや製品カテゴリーの市場シェアを決定する。市場シェアは、市 [……]

ブルックスの法則

ブルックスの法則(Brooks’s law)とは、「遅れているソフトウェアプロジェクトへの要員追加は、プロジェクトをさらに遅らせる」という、ソフトウェア開発のプロジェクトマネジメントに関する法則のこと。 プロジェクトに新しい人員が参画しても、貢献できるレベルにまで慣れ [……]

ブランド・ターゲット

ブランド・ターゲットとは、ブランド戦略における顧客層の一つで、ブランドの思想や世界観の深いところで共感して、企業と共にブランドをつくっていく象徴的な顧客層のこと。そのブランドの顧客層として想起される、シンボリックで理想的な顧客層のこと。 そのブランドにとってポジティブな印象を与え [……]

ブランド・アンバサダー(ブランド大使)

ブランド・アンバサダー(brand ambassador)とは、企業からの依頼で企業やブランドに対して好意的な発信や宣伝を行う人のこと。「ブランド大使」。報酬をもらって活動することがある。単に「アンバサダー」と呼ぶこともある。「スポークスパーソン」の一種。 その企業やブランドの魅 [……]

プロダクト・プレイスメント

プロダクト・プレイスメント(product placement)とは、映画やテレビドラマといったコンテンツの中で背景や小道具として商品を取り込み、商品名やブランド名を表示して訴求する広告手法のこと。コンテンツになじむことで、自然な形で消費者に商品やブランドを印象づけられる。ネイテ [……]

ブロックバスター戦略

ブロックバスター戦略とは、スポーツや音楽、映画などのエンターテイメント業界において、ヒットが見込まれる作品に対して予算を集中的に投下し、製作とマーケティングを行う競争戦略のこと。 特定のコンテンツに集中投資してリターンを最大化させるこの戦略は、ロングテールとは対極の理論と言える。 [……]

フルファネル

フルファネルとは、購買ファネルに代表されるような、消費者の商品購買過程を行動プロセスに分けてモデル化した「ファネル」の全体に対して、認知からCRMまで一気通貫で共通のマーケティング施策やキャンペーンで消費者にアプローチしていく考え方のこと。単一の施策ではなく、関連する複数の施策を [……]

プロフィットセンター

プロフィットセンター(profit center)とは、企業の部門の中で、収益とコスト(費用)が集計される部門のこと。つまり企業において「利益を生む」部門のこと。 プロフィットセンターは、収益からコストを差し引いた「利益」に責任を持ち、いかに収益を最大化させながらコストを抑えるか [……]

ファブレット

ファブレット(phablet)とは、大画面のスマートフォン端末のことを指す。タブレット(tablet)とフォン(phone)の中間的な存在という意味を表す造語。 明確な定義はないが、画面サイズが5.5インチ以上7インチ未満(あるいは5インチ以上7インチ未満)のスマートフォンとされ [……]

フォトプロップス

フォトプロップスとは、写真撮影の際に被写体を演出するために使用される小道具のこと。結婚式やイベントなどで準備されることが多く、主催者側がフォトジェニックさを意図的に演出し、またやや過剰に盛り上げることを目的としている。 吹き出しやメガネ、口ひげなどが小さな棒に付けられ、写真撮影の [……]

プロコン (Pros/Cons)

プロコン (Pros/Cons, Pros & Cons) とは、良い点(Pros)と悪い点(Cons)、長所と短所、賛否、損得、ポジティブ要素とネガティブ要素のこと。もしくは事象の現状把握や改善、取捨選択をする際に、良い面と悪い面を列挙してより適切な選択をするために行う [……]

プレスティシャル広告

プレスティシャル広告(Prestitial Ads)とは、Webサイトやスマートフォンアプリなどにおいて、目的のコンテンツの表示前に表示される広告のこと。「○秒後に記事を表示」などとカウントダウン付きで表示されることもある。インタースティシャル広告の一種。

フォトジェニック消費

フォトジェニック消費とは、「Instagramをはじめとしたソーシャルメディアで写真映えするかどうか」が基準となった消費活動や行動のこと。20代女性やミレニアル世代を中心に、食事や旅行、観光、生活雑貨などのカテゴリーで見られる。「SNS映え」「インスタ映え」が前提の消費のこと。 [……]

フィルターバブル

フィルターバブル(filter bubble)とは、行き過ぎたネット上のレコメンド技術やフィルター技術によって一方的な視点での情報や興味関心のあることしか入手できなくなり、「新しいアイデアとの出会い」が阻害され、視野を広げることが難しくなること。 Upworthy社のCEOイーラ [……]

ブランド・アフィニティ

ブランド・アフィニティ(brand affinity)とは、特定のブランドに対して消費者が強い親近感を感じている状態のこと、あるいは消費者によるブランドへの親近感のこと。そのブランドに対して、友人や親戚などのように「精神的なつながり」「親しみ」を持っている状態のことである。 「親 [……]

ブラックフライデー

ブラックフライデー(Black Friday)とは、アメリカ合衆国の祝日「感謝祭(サンクスギビング、11月の第4木曜日)」の翌日の金曜日のこと。小売店などの年末商戦(クリスマス商戦)の初日として知られる。大幅に値引きする小売店のセールに客が押し寄せて黒字になることから、この呼び名 [……]

ブランド・エクイティ

ブランド・エクイティ(brand equity)とは、消費者や社会全体によるブランドに対する一定のイメージのこと。ブランドが持つ無形の資産価値である。ブランドに対する一定のイメージのポジティブなもの、ネガティブなものすべてを含む。 「エクイティ (equity)」は「株式」「所有 [……]

フィージビリティスタディ(実行可能性調査)

フィージビリティスタディ(feasibility study)とは、新規事業や新規プロジェクトの実現可能性がどの程度あるかを事前に調査、検討すること。「実行可能性調査」「採算性調査」とも呼ばれる。略称は「F/S」。 フィージビリティスタディは、プロジェクトの概略計画から実際に資金 [……]

ブレイン・スウォーミング

ブレイン・スウォーミングとは、複雑なプロジェクトを短期間のうちに速いペースで進行させるための手法のこと。構成要素を一つ一つ解決していくのではなく、すべての構成要素を全員で一挙に処理をして、プロジェクトをデザインする。Brain Swarming。 プロジェクトのすべての構成要素を [……]

ブランド・アドボケーツ

ブランド・アドボケーツ(brand advocates)、あるいはアドボケーツ(アドボケート)とは、自発的に企業やブランドに対して好意的な発信や推奨をしてくれるファンのこと。企業やブランドに対して強い好意や愛着、ロイヤルティ(忠誠心)を有しており、無報酬で自らの意志で広告塔になる [……]

プライマリーデータ

プライマリーデータ(Primary Data)とは、自分たちで独自に調査したデータや、自社の各データのことを指す。 これに対し、公開されている統計データや市場調査データなど、すでに世の中に存在しているデータをセカンダリーデータといい、その対義としてプライマリーデータと呼ばれる。セ [……]

フォッグ式消費者行動モデル

フォッグ式消費者行動モデル(フォグ式消費者行動モデル:Fogg Behavior Model)は、スタンフォード大学のBJフォッグ氏(B.J. Fogg)が提唱する理論である。人の行動はその瞬間の「モチベーション」「実行能力、行動障壁」「きっかけ」の3つの要素に起因し、「B=MA [……]

フレーミング効果

フレーミング効果(framing effect)とは、複数の選択肢から意志決定や判断をする際に、絶対的評価ではなく、そのときの心的構成(フレーミング)や質問提示のされ方によって、意志決定が異なる現象のこと。 例えば、著名なバイオリニストがコンサートホールで演奏すれば高価なチケット [……]