分報

分報とは、いま困っていることや思っていることをリアルタイムにSlackなどの社内チャットツールに投稿すること。Slackなどに設けられた各個人のパブリックチャンネルに、いま取り組んでいることや困っていること、単に思っていることや雑談を投稿し共有することで、チーム内でゆるやかな解決やカジュアルなコミュニケーションを図ろうとするもの。読みは「ふんほう」。「times」「timeline」と呼ぶところもある。

分報はその日の業務の報告である「日報」をより細かいレベルにしたものだが、報告という規定の堅い形式ではなく、Twitterのつぶやきに近い。制約なく自由に発言することで、小さな困っていることや些細な感情、情報を共有でき、早い解決やメンバー間での共有が期待できる。

2015年にクラフトマンソフトウェアの野澤秀仁氏がブログで取り組みを紹介したのが初出とされる。

Slackで簡単に「日報」ならぬ「分報」をチームで実現する3ステップ〜Problemが10分で解決するチャットを作ろう | Craftsman Software Inc.