RTD(レディ・トゥ・ドリンク)

RTDとは、「ready to drink (レディ・トゥ・ドリンク)」の略で、もともとはふたを開けてすぐにそのまま飲める缶入りや瓶入り、ペットボトル入り飲料のこと。狭義では、そのうち市販の低アルコール飲料、例えば缶酎ハイや缶入りカクテル、缶入りハイボールなどを指す。

購入後にすぐに飲めること、特にアルコール飲料であれば既に水や炭酸水で割ってあるため手間がかからないことが特徴である。比較的低価格で販売されていることもあり、需要は高くなっている。

RTDに対して、水や炭酸水、ジュースなどで割って飲む前提のものや、グラスに注いで飲む前提の缶入りや瓶入りの飲料のことを「RTS (ready to serve, レディ・トゥ・サーブ)」という。