サイレントコンプレーナー

サイレントコンプレーナー(Silent Complainer)とは、店舗やサービスなどに対して不満を感じながらもクレームとして伝えることをせず、そのまま関わりを止めてしまう消費者のこと。離反顧客の一種。

店舗やそのサービスに不満を感じた消費者のうち、クレームとしてその不満を伝えるのは10%にすぎず、残りの90%はサイレントコンプレーナーであるとも言われる。クレームとして伝える割合はもっと低く数%程度とする調査もある。

サイレントコンプレーナーは、ただ去って行くのみで、店舗やサービスとの接点をそれ以上持とうとしない。しかし近年は、口コミサイトやソーシャルメディア(SNS)にネガティブなレビュー評価や投稿を行ったり、非公開のチャットやトークで友人と共有することがある。クレームや不満を投げる先が変化しているとも言える。