ビジネス用語に関するキーワード(136件)

ビジネス用語に関するキーワードの一覧です。

スパイクする

金融の領域やビジネス領域における「スパイクする (spike)」とは、何かの値が短期間で急激に変動することを意味する。金融市場において株価や為替が瞬間的に高値や安値を付ける現象として用いられることが多い。急激に上昇しその後下降するまでの突出したグラフの山の形がスパイクである。 ビ [……]

アウトパフォーム

アウトパフォーム(outperform)とは、金融や投資の領域において株やファンドの運用指標がベンチマークとなる基準を上回っていること。ファンドや銘柄、ポートフォリオなどの運用成績が、「日経平均株価」「TOPIX (東証株価指数)」「S&P 500」といったベンチマークに [……]

accum. (accumulative, 累計の)

「accum.」とは、「収集された」積み重ねた」「累積の」を意味する英語の「accumulative」の略である。 データや統計、指標などで使用される場合は「累計の」の意味であることが多い。「accum. views」であれば「累積視聴」となる。単に累計であれば「accumula [……]

支払いサイト

支払いサイト(payment term, usance)とは、取引期間の締め日から支払期日までの期間のこと。締め日に決定した金額をどれくらい後に支払うかを意味し、「日数」もしくは「月末締め翌月末払い」のような表現で表すことが多い。期間内に取引した金額を後からまとめて支払う「掛取引 [……]

決め打ち

決め打ちとは、ビジネス領域においては物事の展開や予定、結論を事前に決めておき、それに基づいて実行すること。もしくはピンポイントで指定や決定すること。ビジネス用語として「決め打ちで行動する」などのように用いる。決め打ちによって効率的に目標を達成することができる。 もともとは囲碁や麻 [……]

カウンターパート(対応相手)

カウンターパート(counterpart)とは、取引や交渉やコミュニケーションなどにおける対応相手、相手方のこと。やりとりをする相手の担当者や担当部門などを指す。ビジネスや外交などの領域で用いられる。 コミュニケーションや共同作業を行う際の、互いに同格なポジションの対応相手、同等 [……]

バニラ

バニラ(vanilla)とは、ソフトウェアやゲーム、IT領域などにおいてカスタマイズや改変などを施していないオリジナルの状態のこと。拡張機能の追加や標準設定の変更、任意なローカライズなどをしていない、提供された標準の状態のことである。英語の「vanilla」の意味の一つ「普通の、 [……]

ダウンサイドリスク(ダウンサイド)

ダウンサイドリスク(downside risk)とは、金融や投資の領域において不確実性や変動可能性をリスクとして捉えたときの「損失を被る可能性」「下振れする可能性」のこと。株価や相場などが事前の想定や目標よりも下回る可能性のことである。「ダウンサイド確率」といった表現などでも用い [……]

アップサイド(アップサイドリスク)

アップサイド(upside)とは、金融や投資の領域において不確実性や変動可能性をリスクとして捉えたときの「利益を得る可能性」「上振れする可能性」のこと。「アップサイドリスク (upside risk)」を省略した表現であり、「アップサイド収益」「アップサイドリターン」といった表現 [……]

フリーランチ

フリーランチ(free lunch)とは、サービスの受け手側の視点としては「容易にありつける利益」の意味で用いられるビジネス用語である。何かを条件にすることで受け取ることができる無料の商品やサービスなどが該当する。 サービスの提供側の視点では「顧客層にアピールするために無料で商品 [……]

口座を開く(口座を開ける)

ビジネス会話における「口座を開く」とは、「(与信の調査などを経て)企業間取引を開始する」を意味するビジネス用語であることが多い。銀行など金融機関の口座を開くという意味ではなく、相手企業の顧客台帳に追加された状態を指す。「口座を開ける」「口座を作る」「口座を持つ」ともいう。 この場 [……]

UNK (unknown, 不明)

UNKとは、「不明」「未確認の(もの)」を意味する英語の「unknown (アンノウン)」の略語である。現時点で確認できる情報がないか、判明していないことを表す。小文字「unk」の表記もある。 データ表や項目の値などにおいて、他の項目には値があるが特定の項目に値がない場合に明示的 [……]

ピボット

ビジネス領域におけるピボット(pivot)とは、企業経営や事業戦略の方向転換のこと。特にスタートアップやベンチャー企業による主要事業の方向転換を指すことが多い。アメリカのシリコンバレーのスタートアップ界隈で用いられて広まったビジネス用語である。 スタートアップは新しいアイデアや技 [……]

ゼロイチ

ビジネス領域におけるゼロイチとは、まだ世の中に存在しない製品やサービス、価値を作り出すことを意味するビジネス用語である。あるいはまったく何も準備されていない状態から新しい事業を立ち上げることを意味することもある。 まったく新しい価値を作り出すことや新規事業の立ち上げのいずれにおい [……]

TBU (To be updated, 更新予定)

TBUとは、「To be updated」の略で、「更新予定」を表す英語の略語である。現在は情報がないが、情報が届き次第更新して発表する予定であることを表すことが多い。 関連する表現として、「TBA (To be announced, 後日発表)」「TBC (To be conf [……]

ブループリント(青写真, 設計図)

ブループリント(blueprint)とは、「青写真」や「設計図」を意味する英語である。ビジネス用語としても用いられる。 かつて建築土木図面の多くはトレーシングペーパーに作図されてジアゾ式複写機で複写されていたが、複写されたものが青色だったことに由来する。複写されたものが「blue [……]

バーター(物々交換 / 抱き合わせ商法)

バーターには複数の意味がある。芸能界の業界用語のそれは、最初に挙げる「物々交換」の意味とは無関係である。 経済における「バーター (barter)」もしくは「バーター取引」とは、商品やサービスを同種同量のもので交換する取引、決済手段のこと。「物々交換」ともいう。商品やサービスの交 [……]

先祖返り

先祖返りとは、ビジネスやITの領域においてはソフトウェアやデータなどを更新する際に何らかの理由で過去の古いバージョンに書き換えられてしまうこと。もともとは生物の進化の過程で失ったと思われた遺伝子上の形質が突然その子孫に出現することである(帰先遺伝)。読みは「せんぞがえり」。 ビジ [……]

対数的に増加(対数関数的成長)

「対数的に増加」とは、時間など(x軸)の経過に伴ってある量(y軸)の増加の速度が緩やかになっていくこと。x軸に対するy軸の成長曲線の増加具合がなだらかになっていくこと。対数関数にて表せる現象で「対数関数的成長 (logarithmic growth)」「対数的成長」などとも呼ぶ。 [……]

ビアバッシュ

ビアバッシュ(beer bash)とは、お酒や軽食を食べながらカジュアルな交流を行うビジネスイベント、懇親会のこと。ビールなどのお酒を飲んだりピザなどの軽食を食べながら、仕事の間柄の仲間や関係者などとワイワイ楽しく行うイベントである。「beer (ビール)」と「bash (賑やか [……]

銀の弾丸

銀の弾丸(silver bullet)もしくは銀の弾(ぎんのたま)とは、ビジネス領域においては「解決が困難な諸問題を一撃で解決するような万能な解決策」を意味する比喩表現のこと。ほとんどの場面において「銀の弾などない」として用いられる。 もともとは「狼男や魔女などを撃退できる」とい [……]

apple-to-apple (同一条件で)

アップルトゥアップル(apple-to-apple, apples-to-apples)とは、比較をする際の「同一条件で」「前提を揃えて」を意味する英語の慣用句、ビジネス用語である。比較や分析を行う際は前提条件を合わせる必要があり、それを求める際などに用いる。 「apple-to [……]

MoSCoW分析 (モスクワ分析)

MoSCoW分析(MoSCoW method, MoSCoWメソッド, モスクワ分析)とは、ビジネスやプロジェクトマネジメント、システム開発などにおいて、要件定義の際に優先順位を付けて整理する手法のこと。要件を「Must」「Should」「Could」「Won’t」の4つの分類に [……]

プロアクティブ

プロアクティブ(proactive)とは、ビジネス領域で用いられる意味としては「先を見越した」「事前に行動を起こした」という意味の英語である。何かが予見されるときにそれが起こる前に事前に行動すること、またその積極性や前向きな様子を表す。「プロアクティブ行動」「プロアクティブ思考」 [……]

五十日(ごとおび)

五十日とは、ビジネス領域においては毎月の「五」と「十」の付く日のこと。5日、10日、15日、20日、25日、30日または月末が該当する。読みは「ごとおび」もしくは「ごとび」(「ごとうび」は誤り)。関西で生まれた言葉で、古くからあるビジネス用語である。 日本では慣習的に「五十払い( [……]

MOM (minutes of meeting, 議事録)

MOMとは、「minutes of meeting」の略で、会議の議事録を意味する英語の略語である。通常、会議の開催日時と出席者リスト、議題や発言、出来事、決定事項と次のアクションなどが含まれる。定型化されたテンプレートを用いることも多い。 単に「minutes」「notes」と [……]

COB (close of business, 営業時間の終了時刻)

COBとは、「close of business」の略で、営業時間の終了時刻を表す英語の略語である。業務や依頼の締切を指定する際などに用いられる。多くの場合、一般的なアメリカ企業がその日の営業を終了する東部標準時(EST)の午後5時を指す。ウォール街のニューヨーク株式市場が閉まる [……]

AOB (any other business, その他の議題)

AOBとは、「any other business」の略で、「その他の議題」「その他の案件」を表す英語の略語である。会議のアジェンダなどにて主要な議題以外のトピックスをまとめた見出しとして用いられ、通常は主要な議題の後や最後に登場する。読みはアルファベットのままで「エーオービー」 [……]

そば屋の出前

「そば屋の出前」とは、行うべき業務やプロジェクトの進捗が遅延していることに対して状況確認や苦情を受けた際に、まだ未着手の状態でありながら「いまやっています」などと虚偽の返答をしてその場を取り繕うことを表す慣用句である。 そば屋に出前を注文したがなかなか届かずに催促の電話を掛けると [……]

As-Is (現在の状態)

As-Isとは、「そのままの」「現状どおりの」を意味する英語で、ビジネス領域では現在の状態を表すものとして用いられる。「As Is」「AsIs」といった表記や小文字の表記もある。読みは「アズイズ」。 計画や課題解決の場面で、現状把握として定義する際に用いられる。現在の状態である「 [……]