口座を開く(口座を開ける)

ビジネス会話における「口座を開く」とは、「(与信の調査などを経て)企業間取引を開始する」を意味するビジネス用語であることが多い。銀行など金融機関の口座を開くという意味ではなく、相手企業の顧客台帳に追加された状態を指す。「口座を開ける」「口座を作る」「口座を持つ」ともいう。

この場合の「口座」は、相手企業が安全な取引先かどうかを審査する与信調査や新規取引手続き、基本契約書の締結などを経て、発注や請求、支払いなどが可能な状態の企業アカウントのことを指す。企業内の顧客リストに含まれることで担当者が発注や請求、支払い依頼などを行うことができる。

顧客台帳に登録されている状態を「口座がある」、などのように用いる。