アウフヘーベン

アウフヘーベン(aufheben)とは、あるものを否定しつつも捨て去るわけではなく、より高い段階で新しい調和と秩序において生かし統一すること。止揚(しよう)、揚棄(ようき)。

古いものを否定して新しいものが現れる際、古いものが持つ一部の要素は新たなものに発展的に取り込まれて保存されるというもの。

ドイツの哲学者ヘーゲルが弁証法の中で提唱した基本概念。アウフヘーベンはドイツ語。