販売促進に関するキーワード(19件)

リテールメディア

リテールメディア(retail media)とは、リテール企業(流通業者や小売業者)が提供する広告媒体やメディア、広告配信の仕組みのことで、自社が保有する消費者の購買データなどと連携して広告配信を行うことができる。小売店のECサイトやアプリ、店舗内に設置されたデジタルサイネージな [……]

テンション・リダクション効果

テンション・リダクションとは、緊張状態から解放されたときに反動で注意力が散漫になり、寛大な気分になったり判断力が低下すること。マーケティングの領域で応用され、その効果を「テンション・リダクション効果」と呼ぶことがある。 例えば高額な商品の購入を検討しているとき、事前に入念な調査や [……]

アクセプタンスマーク

アクセプタンスマーク(acceptance mark)とは、店舗での決済手段として利用可能なクレジットカードや電子マネーを示すために小売店やWebサイトなどに表示するロゴマークのこと。店舗であれば店頭の入口付近やレジ前のPOPとして設置されることが多い。アクセプタンスマークのロゴ [……]

マーチャンダイジング (MD)

マーチャンダイジング(merchandising)とは、消費者が求める商品を、適切な数量や価格、適切な場所やタイミングで提供するための戦略、企業活動のこと。「商品化計画」「商品政策」などと訳される。主に小売業界で用いられる。略称は「MD」。 商品の企画開発から仕入れ、価格設定や販 [……]

総付景品(ベタ付け景品)

総付景品とは、くじ等の偶然性や優劣で選ばれるような懸賞によるものではなく、購入や来店など一定条件を満たせば全員にもれなく提供される粗品や金品のこと。読みは「そうづけけいひん」。「ベタ付け景品」とも呼ばれる。 購入や来店の先着順によって提供される景品も該当する。ただし試供品や試食、 [……]

メリコの法則

メリコの法則とは、消費財の商品を販売する上でそのパッケージデザインには「目立っている」「理解できる」「好感を持てる」の3つの要素が必要である、という考え方のこと。経営コンサルタントの伊吹卓氏が提唱した。 消費財の商品が選ばれやすいかどうか、店頭で手に取ってもらえるかどうかは、パッ [……]

ギフティング

ギフティング(gifting)とは、もともとは自分が所有するものなどを相手に贈ったり共有したりすることであるが、マーケティングの領域においては複数の意味があり、「投げ銭」、もしくはインフルエンサーに対して商品やサンプルを送付してPR投稿を依頼する施策のことを意味する。

シズル(シズル感)

シズル(sizzle)とは、もともとは料理の際に食材を熱々の油で焼いたり揚げたり、また熱した鉄板に水を落としたりしたときの、ジュージューと音を立てる様子を表す英語である。そこから転じて、マーケティング領域では消費者の五感を刺激して食欲や購買意欲や喚起する広告表現や手法のことを表す [……]

デ・マーケティング(ディマーケティング)

デ・マーケティング(demarketing)もしくはディマーケティングとは、「需要を喚起する活動」である通常のマーケティングとは逆の、「需要を抑制するマーケティング」のこと。企業の供給能力を超える需要があった場合などに、販売を制限したり価格を上げたり、販売促進活動を減らしたりして [……]

ギブアウェイ

ギブアウェイ(giveaway)とは、マーケティングの領域においては販売促進を狙った無料の配布物やグッズのこと。ブランドのロゴや商品名が入ったボールペンやステッカー、バッグ、カレンダーなどが、イベント参加者や街を歩く人などに無料で提供される。 類似のものに「ノベルティ」「景品」「 [……]

インフルエンサー

インフルエンサー(influencer)とは、世間に大きな影響を与える人のこと。その中でも特に、消費者の購買意志決定に強い影響を与える人のことを指すことが多い。「イノベーター理論」における「アーリーアダプター(初期採用者)」に該当する。 近年、インターネットやソーシャルメディアの [……]

リファラル・マーケティング

リファラル・マーケティング(referral marketing)とは、人の紹介によって、商品購入やサービス利用、会員登録などを促すマーケティングの仕組み、手法のこと。紹介マーケティング。 顧客が一定の信頼関係のもとで知人にその商品やサービスをおすすめとして紹介する、という仕組み [……]

インセンティブ

インセンティブ(incentive)とは、もともとは刺激や動機、人の行動を駆り立てる誘因といった意味の英語であるが、ビジネスにおいては複数の意味がある。 営業や人事においては、成果を上げた従業員や店舗に対して特別に支給される報奨金、奨励金の意味で用いられる。成果や業績に応じて通常 [……]

BTL (Below the Line, ビロウ・ザ・ライン)

BTLとは、広告を取り扱う際のメディア分類の用語の一つで、OOH や折り込み広告、DM、POP、イベントといったセールスプロモーションメディア、販促施策を指すことが多い。Below the Line(ビロウ・ザ・ライン)の略。 主に、興味関心の向上や購買喚起を目的とした広告や販促 [……]

ブランド・アンバサダー(ブランド大使)

ブランド・アンバサダー(brand ambassador)とは、企業からの依頼で企業やブランドに対して好意的な発信や宣伝を行う人のこと。「ブランド大使」。報酬をもらって活動することがある。単に「アンバサダー」と呼ぶこともある。「スポークスパーソン」の一種。 その企業やブランドの魅 [……]

インスタントウィン

インスタントウィン(instant win)とは、その場で当選判定ができる懸賞のこと。 商品購入や応募からすぐに「当たり」の結果がわかるため、消費者の射幸心をあおり、購買促進効果や強い情報の拡散力を持っている。そのため企業によるキャンペーンの販促手法としてよく利用される。 古くは [……]

インフルエンサー・マーケティング

インフルエンサー・マーケティングとは、ターゲット層に影響力が大きい人物「インフルエンサー」にアプローチして展開するマーケティング手法のこと。専門家やオピニオンリーダー、著名人などを媒介することで、ポジティブな印象やメッセージが拡散することを意図している。「口コミ・マーケティング」 [……]

ソフトセル

ソフトセルとは、商品の特徴を間接的な表現で訴求する伝え方、広告、販売手法のこと。イメージや情緒を重視して訴えかける販売手法。 売り込まれているという印象を与えずに、営業を行える。日本の広告にはイメージ中心のソフトセルが多いとされる。 ソフトセルの反対がハードセルである。

ハードセル

ハードセルとは、商品の特徴や機能といった情報中心で訴求する伝え方、広告、販売手法のこと。広告は機能的なベネフィットに立脚するという考えに基づき、メリットを強調して直接的に営業を行う。 アメリカの広告には、情報中心のハードセルの広告が多いとされる。 ハードセルの反対がソフトセルであ [……]