ホワイトペーパー

ホワイトペーパー(white paper)とは、もともとは白書のことである。白書とは、政府が国民に対して国の政治や経済の実態、政府の施策や展望などについてを広く伝えるために刊行する資料、報告書のことである。

一方で、現在は企業や団体がマーケティングの目的で配布するドキュメント、ビジネスコンテンツとして「ホワイトペーパー」という用語が用いられることがほとんどである。法人向けのBtoB領域を中心に、顧客層が抱える課題を解決するソリューション情報や取り組み事例を取りまとめたコンテンツとして、WebサイトなどでPDFとして配布される。希望者は連絡先を含むプロフィール情報と引き換えに、ダウンロードできることが多い。

企業にとっては見込み顧客のリード情報を獲得できる重要な機会の一つであり、また見込み顧客を購買や契約に向けて育成(リードナーチャリング)するツールでもある。