コールドコール(cold call)とは、見知らぬ相手からの電話のこと、もしくはこれまで接点のなかった相手に対して電話で接点を持とうとすることである。特にBtoBビジネスなどの領域においては、面識も接点もない相手に対して電話をかけ、商品やサービスの営業提案を行うことを指す。営業電話の一種。既に営業プロセスに乗っている「温まった営業リスト」ではなく、「冷たいリスト」に対する電話に由来する。
低コストで始められ、訪問するよりも広範囲で数多くの営業数をこなせるといったメリットがある。一方で、時間や労力がかかるものの成約率は低く、担当者につながりにくいため具体的な需要やニーズも把握しにくい。近年では迷惑電話の一種として認識されることもある。効果的なコールドコールのためには、適切なリストをはじめとした事前の準備とスタッフの管理などが重要となる。