営業に関するキーワード(36件)

コールドコール

コールドコール(cold call)とは、見知らぬ相手からの電話のこと、もしくはこれまで接点のなかった相手に対して電話で接点を持とうとすることである。特にBtoBビジネスなどの領域においては、面識も接点もない相手に対して電話をかけ、商品やサービスの営業提案を行うことを指す。営業電 [……]

ローボール・テクニック

ローボール・テクニック(low-ball technique)とは、最初に受け入れられやすい要求を承諾させた後に、相手に都合の悪い条件を加えたり当初の条件の一部を取り除いたりする交渉テクニックのこと。「特典除去法」「承諾先取り法」とも呼ばれる。「自分の発言や行動、態度、立場を一貫 [……]

ドア・イン・ザ・フェイス(譲歩的依頼法)

ドア・イン・ザ・フェイス(door-in-the-face technique)とは、あえて最初に大きな要求をして相手に断らせることで、譲歩案として本来の要求を承諾させやすくする交渉テクニックのこと。「譲歩的依頼法」とも呼ばれ、「一度断った」ことへの罪悪感からお返しをしなければ申 [……]

フット・イン・ザ・ドア(段階的要請法)

フット・イン・ザ・ドア(foot-in-the-door technique)とは、相手に目的の要求を承諾してもらうために、最初に小さな要求を承諾させて徐々に要求を大きくしていく交渉テクニックのこと。「段階的要請法」とも呼ばれ、「自分の発言や行動、態度、立場を一貫したものとしたい [……]

プッシュ型とプル型

主にマーケティング領域で用いられるプッシュ型とプル型とは、顧客との接点作りの2種類のアプローチのことである。 「プッシュ型」とは、企業が見込み顧客へ積極的にアプローチする方法のことである。企業が能動的に営業や情報送信などを行い、顧客は受動的にそれを受け取るというものである。わかり [……]

PLG (Product-Led Growth, プロダクトレッドグロース)

PLGとは、Product-Led Growth(プロダクトレッドグロース)の略で、製品やサービスの利用そのものが顧客の獲得や活性化、維持、拡大を促進させる事業モデルのこと。製品の中にマーケティングやセールス、カスタマーサクセスなどが組み込まれ、効率的に製品を成長させることができ [……]

エンタープライズ企業(大企業, エンプラ)

エンタープライズ企業(enterprise)もしくはエンタープライズとは、一般的には法人を分類する際に中小企業(SMB)と区別して「大企業や官公庁」といった従業員規模の大きな企業のことを指す。単に「エンタープライズ」とも呼ぶ。「エンプラ」と略されることもある。 IT製品などの営業 [……]

セールスイネーブルメント

セールスイネーブルメント(sales enablement)とは、営業組織が継続的に売り上げを獲得できることを目的とした横断組織的な人材育成の仕組み化のこと。全体を横断した取り組みであること、ITやSaaSなどテクノロジーを活用したデータ管理に基づく設計であることなどが特徴である [……]

SaaS Magic Number

SaaS Magic Numberとは、SaaSなど契約ベースのビジネスにおける、営業マーケティングコストに対する販売効率を測る指標のこと。売上に対して営業コストやマーケティングコストを回収できているかを見るものである。 SaaS Magic Numberは、以下の計算式で算出す [……]

スクリプト

スクリプト(script)とは、台本や脚本、手書き、筆記体などを意味する英語であり、もともとは「手で書かれたもの」を由来とする。ビジネスの営業(セールス)の現場においては、営業担当がテレアポなどで顧客と話す際に手本となるマニュアル台本のことを「スクリプト(トークスクリプト)」とい [……]

ホワイトペーパー

ホワイトペーパー(white paper)とは、もともとは白書のことである。白書とは、政府が国民に対して国の政治や経済の実態、政府の施策や展望などについてを広く伝えるために刊行する資料、報告書のことである。 一方で、現在は企業や団体がマーケティングの目的で配布するドキュメント、ビ [……]

引き合い

引き合いとは、一般的には「互いに引っ張り合うこと」「参考として例えを出すこと」の意味だが、ビジネスや営業の側面においては取引を想定した問い合わせのことを指す。製品やサービスの詳細や条件の確認、在庫の確認、見積もりの依頼など、電話やWebサイト経由で来る、商談前の初期の問い合わせで [……]

ハウスリスト

ハウスリストとは、企業がさまざまな営業活動やリードジェネレーションで収集した見込み顧客と既存顧客のリストのことを表す。展示会での名刺交換、イベントやセミナーへの申し込み、Webサイトからの資料請求、商品購入や契約などにより得られた顧客リストである。氏名、企業名、役職などに加え、電 [……]

GTM戦略 (Go-To-Market戦略)

GTM戦略(go-to-market strategy)もしくはGo-To-Market戦略とは、企業が新製品を投入する際に計画するアクションプランのこと。どのように顧客にアプローチして営業活動やマーケティング活動を展開していくかを取りまとめたもの、あるいはその概念のことである。 [……]

ハイタッチ

ハイタッチ(high touch)とは、人間による丁寧で人間らしい関与や対応のこと。コンピューターや最新技術による自動化された対応との対比、異なるものとして用いられる。マーケティングやカスタマーサクセス、営業の領域では、人手を掛けた柔軟な個別対応のことを指す。 アメリカの未来学者 [……]

ランド・アンド・エクスパンド戦略

ランド・アンド・エクスパンド戦略(Land and Expand Strategy)とは、企業にサービス導入を販売する際に、無料や小規模の導入から始めて顧客と関係性を作ってから、徐々にアップセルやクロスセルの機会を作って売上を拡大していく戦略のこと。 最初から大規模な導入を提案す [……]

ボトムオブファネル (BoFu)

ボトムオブファネルあるいはボトムファネルとは、消費者の購買プロセスである「ファネル」の購買に非常に近い段階を表し、消費者が課題を特定もしくは理解を固めて商品を比較評価している段階である。 見込み顧客として商品を積極的に選択しようとしているため、企業としては営業担当者からの電話やメ [……]

トップオブファネル (ToFu)

トップオブファネルあるいはトップファネルとは、消費者の購買プロセスである「ファネル」の最も初期の段階のこと。興味関心が始まったばかりで「とりあえず知った」という初期の認知の段階である。 潜在顧客としてまだ知識も少なく興味の度合いも低いため、企業にとっては認知してもらうための仕組み [……]

ミドルファネル (MoFu)

ミドルファネルとは、消費者の購買プロセスである「ファネル」の中間地点を表し、消費者が興味関心や課題を特定した状態で、やや熱心に情報収集をしている段階である。 企業にとっては、ユーザーが「見込み顧客」「リード」になった段階であり、より積極的にアプローチをして自社との関係性を作ってい [……]

ホットリード

ホットリード(hot lead)とは、商品やサービスに対して興味関心が非常に高く、購入可能性も高い見込み客のこと。「いますぐ客」。企業にとっては、最終段階の見込み顧客である。 商品の購入や利用に至るまでのお客様の検討意欲には幅があり、ひとくくりに見込み顧客として扱うと営業やマーケ [……]

ウォームリード

ウォームリード(warm lead)とは、商品やサービスの購入あるいは利用に対して一定の購入意欲が見られる見込み客のこと。「そのうち客」。企業にとっては、中期段階の見込み顧客である。 商品の購入や利用に至るまでのお客様の検討意欲には幅があり、ひとくくりに見込み顧客として扱うと営業 [……]

コールドリード

コールドリード(cold lead)とは、商品やサービスの購入あるいは利用の可能性はあるものの、まだ検討意欲が低い潜在顧客のこと。「まだまだ客」。企業にとっては、初期段階の見込み顧客である。 商品の購入や利用に至るまでのお客様の検討意欲には幅があり、ひとくくりに見込み顧客として扱 [……]

ドリップマーケティング

ドリップマーケティング(drip marketing)とは、ある程度自動化された方法で顧客と段階的にコミュニケーションを図り、成約へと進めるマーケティング手法のこと。メールやソーシャルメディア(SNS)、電話、Webサイトのコンテンツなどがコミュニケーション手段として用いられ、よ [……]

プリセールス

プリセールス、あるいはプリセールスエンジニアとは、システム構築やソフトウェアといったIT製品を販売する際に、営業担当者に同行して提案や導入時の支援を行う職業のこと。主に契約に至るまでの業務を担当し、開発や構築の段階には参加しないことが多い。 営業担当者は、技術側面の詳細な知識を持 [……]

昨対(昨対比)

昨対とは、「昨年対比」の略を表すビジネス用語で、昨年(昨年度)の数字に対して今年(今年度)の数字がどれだけかを表す数字のこと。多くの場合「%」で表現する。読みは「さくたい」。「昨対比」という略称もある。「前年比」「前年対比」と同義。英語では「YoY」。 昨日や前週、前月の数字に対 [……]

DMU (Decision Making Unit, 意思決定主体)

DMUとは、Decision Making Unitの略で、最終的に購買を決定する権限を持つ人、あるいはその関与者のこと。「意思決定主体」「意思決定者」。 DMUに対して適切なアプローチをするために、DMUの特定と購買プロセスの明確化が、営業やマーケティングでは重要となる。 Bt [……]

インセンティブ

インセンティブ(incentive)とは、もともとは刺激や動機、人の行動を駆り立てる誘因といった意味の英語であるが、ビジネスにおいては複数の意味がある。 営業や人事においては、成果を上げた従業員や店舗に対して特別に支給される報奨金、奨励金の意味で用いられる。成果や業績に応じて通常 [……]

マーケティングオートメーション (MA)

マーケティングオートメーションとは、リード管理と呼ばれる見込み顧客の情報を一元管理し、メールやソーシャルメディア、Webサイトなどを中心としたデジタルマーケティング活動の大量で複雑な作業を自動化、効率化する仕組み、あるいはそのソフトウェアのこと。英語の「Marketing Aut [……]

プロフィットセンター

プロフィットセンター(profit center)とは、企業の部門の中で、収益とコスト(費用)が集計される部門のこと。つまり企業において「利益を生む」部門のこと。 プロフィットセンターは、収益からコストを差し引いた「利益」に責任を持ち、いかに収益を最大化させながらコストを抑えるか [……]

インサイドセールス

インサイドセールス(inside sales)とは、社内から電話やEメールなどのコミュニケーション手段を通じて、見込み顧客への営業活動を行う内勤営業のこと。 一方、見込み顧客先に訪問して商品・サービスの提案、クロージング活動を行う営業手法を「フィールドセールス(外勤営業)」と呼ぶ [……]