ハロー効果(halo effect)とは、人物や物事を評価する際に、非常に顕著で目立つ特徴に引きずられて他の特徴への評価が影響を受けること。「後光効果」「光背効果」ともいう。認知バイアスの一つ。仏像など聖人の背後もしくは頭上にある光輪に由来する。
目立って優れた特徴があれば他の特徴も優れているように見え、またその逆に目立って劣った特徴があれば他の特徴も劣っているように見える心理的現象である。前者をポジティブ・ハロー効果、後者をネガティブ・ハロー効果という。
人事評価の際に留意すべき項目として扱われたり、またマーケティングの領域でも多用されたりする。