レジリエンス(resilience)とは、非常に困難な状況においても柔軟に適応して立ち直り、生き延びようとする力や強さ、柔軟性のこと。自発的な回復力、復元力。困難によるストレスを押さえ込んだり回避したりするのではなく、いかに逆境を乗り越えて回復するかという自発的な力のことである。
環境の変化に対する精神や身体の適応能力の一つとして、心理学や精神医学のみならず。組織や経営の領域でも用語として用いられる。
第二次世界大戦中のナチス・ドイツによるユダヤ人大虐殺により、ホロコーストで孤児になった子どもたちを追跡調査する中で注目され始めた。その後、時代の変化とともに成人も含むPTSDなどの精神疾患に対する取り組みの中で広まった。
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