リスキリング(職業能力の再開発、再教育)

リスキリング(reskilling)とは、デジタル技術の発展やビジネスモデルの変化、働き方の変化に対応するために、新しい知識や技能、スキルの習得として再教育をする取り組みのこと。デジタル技術をはじめとした大きな変化に伴って新しい業務や仕事が生まれ、今後その領域の技能を新たに必要とする従業員に対して技能の獲得を目指すものである。「職業能力の再開発、再教育」。

2020年に開催された世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)にて「2030年までに地球人口のうち10億人をリスキリングする」と発表された。経済産業省の資料では「新しい職業に就くために、あるいは今の職業で必要とされるスキルの大幅な変化に適応するために、必要なスキルを獲得する/させること」と定義されている。

企業においても業務プロセス等のDX(デジタルトランスフォーメーション)が求められている中、それと並行した文脈の中で語られることが多い。