人材に関するキーワード(22件)

プリンシパル

プリンシパル(principal)とは、「主要な」「第一の」「最も重要な」を意味する英語だが、ビジネスにおいては「最も重要な人」を表すことが多い。役職や立場としてその領域のトップの地位にいる人のことで、基準はその企業や組織によってさまざまである。 「プリンシパルコンサルタント」「 [……]

ガラスの崖

ガラスの崖(glass cliff)とは、企業や組織の業績が低迷したりプロジェクトが困難な状況になるほど、女性がリーダーや要職に起用されやすい現象のこと。 危機的な状況におけるマネジメントの立て直しにはさまざまな困難が伴い、失敗のリスクも高い。一見、女性が要職に就くことで進歩的で [……]

HR (human resources, 人的資源)

HRとは、human resourcesの略で、「人的資源」「人材」を意味する。企業経営に欠かせない4つの資源「ヒト・モノ・カネ・情報」の一つであり、重要な位置づけとして捉えた上で、その領域の活用の視点で用いられることが多い。「HR業界」「HRテック」「HR職」「HR業務」などの [……]

スーパーバイザー (SV)

スーパーバイザー(supervisor)とは、業界や企業によって意味は異なるが、概ね「監督者」「管理者」などの役職を表す。もともとは「管理者」「監督者」「主任、上司」などを意味する英語である。日本では「SV」と略されることがある。 飲食店や小売業などのサービス業では、担当地域の複 [……]

ジョブ型雇用システム

「ジョブ型雇用」もしくは「ジョブ型雇用システム」とは、企業が人材を採用する際に事前に定義した職務内容に基づいて雇用契約を結ぶ雇用方法のこと。従業員はその契約に基づいた職務にて働き、評価される。他部署への異動転勤やジョブローテーションによる職種変更などもない。欧米では一般的な雇用シ [……]

セールスイネーブルメント

セールスイネーブルメント(sales enablement)とは、営業組織が継続的に売り上げを獲得できることを目的とした横断組織的な人材育成の仕組み化のこと。全体を横断した取り組みであること、ITやSaaSなどテクノロジーを活用したデータ管理に基づく設計であることなどが特徴である [……]

アクハイア(アクハイアリング)

アクハイア(acqui-hire, acq-hire, acquihire, acqhire)もしくはアクハイアリング(acqui-hiring, acq-hiring)とは、人材獲得を目的とした企業買収、M&Aのこと。「acquisition (買収)」と「hire ( [……]

リスキリング(職業能力の再開発、再教育)

リスキリング(reskilling)とは、デジタル技術の発展やビジネスモデルの変化、働き方の変化に対応するために、新しい知識や技能、スキルの習得として再教育をする取り組みのこと。デジタル技術をはじめとした大きな変化に伴って新しい業務や仕事が生まれ、今後その領域の技能を新たに必要と [……]

STEM教育

STEM教育(STEM Education)とは、科学(Science)、技術(Technology)、工学(Engineering)、数学(Mathematics)の教育分野の総称、もしくはそれらを統合した教育手法のこと。これからの情報化社会において必要となるリテラシーや知識、 [……]

ミステリーショッパー(覆面調査員)

ミステリーショッパー(mystery shopper)とは、一般客として店舗に入り、商品やサービスの内容や店員の接客態度などを調査、情報収集する人のこと。「覆面調査員」とも呼ばれる。サービスの品質チェックや接客状況の把握を目的に行われる調査手法「ミステリーショッピング(覆面調査) [……]

ハブ

ハブ(hub)とは、ビジネスの領域においては何かの活動の中心もしくは主要な部分のこと。もともとは車輪やプロペラの中心部のことで、そこから転じて物事の中心や中核、あるいはネットワークの結節点として機能する存在の意味で用いられる。「ハブ的存在」「ハブとして機能」などのように用いる。 [……]

2025年の崖

2025年の崖とは、日本企業のさまざまな既存システム(レガシーシステム)がサイロ化、複雑化、ブラックボックス化などにより残存し、デジタル・トランスフォーメーション(DX)が実現できなかった場合、2025年以降に日本に多大な経済損失が生じる可能性がある、という状況を例えた表現のこと [……]

プランド・ハップンスタンス理論(計画的偶発性理論)

プランド・ハップンスタンス理論(planned happenstance theory)とは、個人のキャリアは予期せぬ偶発的な出来事によって形成されることが多く、偶然に対して積極的に取り組むことでキャリア形成につながるという考え方のこと。「計画的偶発性理論」「計画された偶発性理論 [……]

リテンション

リテンション(retention)とは、「保持、維持」「記憶」を意味する英語だが、マーケティングの領域においては「既存顧客の維持」「顧客との契約の継続」の意味で用いられる。新規に獲得した顧客をリピーターに転換したり、既存顧客との関係性を維持し離反を防いだりするような場面で、リピー [……]

アルムナイ (alumni)

アルムナイ(alumni, アラムナイ)とは、英語の「男性の卒業生、同窓生、OB」を表す「alumnus」の複数形で、学校などの卒業生や同窓生、企業の離職者、退職者、OB、OGのこと。「alumni」は男女両方の卒業生たちを表すが、女性の卒業生「alumna」の複数形「alumn [……]

ナレッジワーカー(知的労働者)

ナレッジワーカー(knowledge worker)とは、専門的な知識と経験によって知的生産物を創出し、企業や社会に付加価値を生む労働者のこと。「知的労働者」。「ナレッジ(知識)」と「ワーカー(労働者)」を合わせた造語で、経済学者のピーター・ドラッカーが提唱した。 高度経済成長期 [……]

プリセールス

プリセールス、あるいはプリセールスエンジニアとは、システム構築やソフトウェアといったIT製品を販売する際に、営業担当者に同行して提案や導入時の支援を行う職業のこと。主に契約に至るまでの業務を担当し、開発や構築の段階には参加しないことが多い。 営業担当者は、技術側面の詳細な知識を持 [……]

プロパー

プロパーとは、本来の英語では「適切な、正確な、妥当な、固有の」といった形容詞だが、日本では以下のような名詞としての意味で用いられる。多くが日本のビジネス領域で用いられる和製英語的な表現である。 人材の分野では、「新卒から在籍する生え抜きの社員」「正社員」といった意味で用いられる。 [……]

ブルックスの法則

ブルックスの法則(Brooks’s law)とは、「遅れているソフトウェアプロジェクトへの要員追加は、プロジェクトをさらに遅らせる」という、ソフトウェア開発のプロジェクトマネジメントに関する法則のこと。 プロジェクトに新しい人員が参画しても、貢献できるレベルにまで慣れ [……]

ニアショア

ニアショアとは、システムやソフトウェアの開発もしくは運用保守の業務を、首都圏よりも人件費の安い国内の地方の企業や事業所に委託すること。開発業務の拠点を、首都圏から地方都市に移転すること。 海外の企業や事業所に開発業務を委託する「オフショア」とは異なり、「ニアショア」は同じ文化や言 [……]

オンボーディング

オンボーディング(on-boarding, onboarding)とは、企業が新しく採用した人材を組織に配置し、その一員として文化や仕事の進め方に慣れ、知識やスキル、行動を身につけてもらう教育プロセスのこと。新人研修。 そこから転じて、サービスやソフトウェアの新規ユーザーに対し、 [……]

CoE(センター・オブ・エクセレンス)

CoEとは、「Center of Excellence(センター・オブ・エクセレンス)」の略で、「重要なテーマのノウハウや人材を集約した、組織を横断する部署、ユニット、研究拠点」といった意味で用いられることが多い。横断組織、中央組織、横断基盤のこと。 価値の高いテーマのノウハウや [……]