リカレント教育とは、義務教育等を終えて社会人になった人が、教育機関に入り直して教育を受けること。あるいは、そのように本人が望めば年齢や時期に関わらずいつでも学べる教育システムのこと。
スウェーデンの経済学者ゴスタ・レーン(Gösta Rehn)が提唱した。生涯にわたり教育と労働、余暇などを交互に行ない、さらなる技術や知識、心の豊かさを身につけて再び社会に貢献ができる、とされる。生涯学習のあり方の一つ。
リカレント教育の普及には、受け入れる教育機関の充実に加え、企業側の柔軟な雇用制度や勤労条件の整備、教育経費の増大などの課題がある。