経済に関するキーワード(88件)

スプロール現象

スプロール現象(urban sprawl, suburban sprawl)とは、都心部から郊外へ無秩序、無計画に開発が広がる現象のこと。人口集中や地価高騰によって都市が郊外に拡大する際に、無秩序に開発されることを表す。「スプロール化」。都市郊外が虫食い(sprawl)の状態で宅 [……]

プロシューマー(生産消費者)

プロシューマー(prosumer)とは、消費者でありながら生産活動にも携わる人々のこと。自分たちが価値があると思うものを自分たちで作ろうとする人々である。生産者 (producer) と消費者 (consumer) を組み合わせた造語。未来学者アルビン・トフラー(Alvin To [……]

キャズム理論

キャズム理論とは、イノベーター理論を前提としたとき、イノベーターとアーリーアダプターの「初期市場」への商品普及率16%が市場全体への爆発的普及の鍵を握るのではなく、アーリーアダプターとアーリーマジョリティの間には「深い溝(キャズムの谷)」があるとした理論のこと。エベレット・M・ロ [……]

ラガード(採用遅滞者)

ラガード(Laggards)とは、市場の中で最も保守的な消費者層のこと。新商品には興味関心がなく、受け入れたくないとも考えている。市場全体の16%を占める「採用遅滞者」である。 アメリカの社会学者エベレット・M・ロジャース(Everett M. Rogers)による新しい製品の市 [……]

レイトマジョリティ(後期追随者)

レイトマジョリティ(Late Majority)とは、新商品の購入には消極的な消費者層のこと。周囲の半数が購入したり受け入れたりしているのを確認してから購入を検討する。市場全体の34%を占める「後期追随者」である。「フォロワー」とも呼ばれる。 アメリカの社会学者エベレット・M・ロ [……]

アーリーマジョリティ(前期追随者)

アーリーマジョリティ(Early Majority)とは、新商品の購入には慎重だが、すでに話題になっているものを購入する消費者層のこと。アーリーアダプターの影響を大きく受け、流行に乗り遅れることを恐れて比較的早く商品を購入する。市場全体の34%を占める「前期追随者」である。「ブリ [……]

アーリーアダプター(初期採用者)

アーリーアダプター(Early Adopters)とは、流行に敏感でこれから普及しそうな商品に目を付け、良いと判断したものを購入する消費者層のこと。発信力があり、次の層であるアーリーマジョリティやレイトマジョリティへの影響力が大きい。市場全体の13.5%を占める「初期採用者」であ [……]

イノベーター(革新的採用者)

イノベーター(Innovators)とは、新商品をいち早く購入する消費者層のこと。購買行動において、商品の良し悪しよりも新しさや革新性に価値を感じる。市場全体の2.5%を占める。「革新的採用者」。 アメリカの社会学者エベレット・M・ロジャース(Everett M. Rogers) [……]

マイクロツーリズム

マイクロツーリズムとは、自宅から1時間の移動圏内の「地元」で観光する近距離旅行の形態のこと。特に、公共交通機関の利用を避けた自家用車による移動を中心とし、地域の魅力の再発見と地域経済への貢献を念頭に置いた旅行形態である。 日帰り観光に限らず短期間の滞在型旅行を含み、密集、密接、密 [……]

イノベーター理論

イノベーター理論とは、新しい製品やサービスの市場への普及率に関する理論のこと。新しい製品やサービスが市場に普及する過程をベルカーブ(釣鐘型)のグラフで表し、受け入れの早い順に消費者を以下の5つに分類したものである。 イノベーター(革新的採用者) アーリーアダプター(初期採用者) [……]

サイレントコンプレーナー

サイレントコンプレーナー(Silent Complainer)とは、店舗やサービスなどに対して不満を感じながらもクレームとして伝えることをせず、そのまま関わりを止めてしまう消費者のこと。離反顧客の一種。 店舗やそのサービスに不満を感じた消費者のうち、クレームとしてその不満を伝える [……]

プロダクトライフサイクル (PLC)

プロダクトライフサイクル(Product Life Cycle, PLC)とは、製品が市場に投入されてから衰退するまでの過程を生物の一生に例えて表したものである。「導入期」「成長期」「成熟期」「衰退期」の4つの段階で構成され、各成長段階に合わせたマーケティングが行われているかの確 [……]

ナレッジワーカー(知的労働者)

ナレッジワーカー(knowledge worker)とは、専門的な知識と経験によって知的生産物を創出し、企業や社会に付加価値を生む労働者のこと。「知的労働者」。「ナレッジ(知識)」と「ワーカー(労働者)」を合わせた造語で、経済学者のピーター・ドラッカーが提唱した。 高度経済成長期 [……]

エッセンシャルワーカー

エッセンシャルワーカー(essential workers)とは、人間が社会生活を維持する上で不可欠な仕事に従事している労働者のこと。ライフラインなどの生活インフラ、社会インフラを維持する仕事(エッセンシャルサービス)の従事者である。国によって異なり、ストライキが許されないなど労 [……]

パレートの法則(80:20の法則)

パレートの法則(Pareto Principle, 80/20 rule)とは、全体の数値の大部分は構成要素の一部によって生み出されているという理論である。「パレート分布」「80:20の法則」「8:2の法則(2:8の法則)」「ばらつきの法則」とも呼ばれる。 19世紀のイタリアの経 [……]

ギグワーカー

ギグワーカー(Gig Worker)とは、インターネット上のプラットフォームサービスを介して単発の仕事(ギグワーク)を請け負う労働者のこと。多くは企業に属さないフリーランスや個人事業主だが、企業に雇用されながら副業として取り組む人も一定数いる。そのようなワークスタイルを基盤とした [……]

ギグエコノミー

ギグエコノミー(Gig Economy)とは、企業に属さずにインターネットを通じて個人で単発の仕事を請け負う働き方、あるいはそのワークスタイルを基盤とした経済のこと。インターネット上のプラットフォームサービスを介して、そのサービス利用者(発注者)と提供者(ギグワーカー)がマッチン [……]

アマゾンエフェクト

アマゾンエフェクト(Amazon Effect)とは、インターネット通販(EC)のアマゾン・ドット・コムが成長、進出する業界や市場で、既存の小売業をはじめとした様々な企業が影響を受けている事象のこと。「アマゾン効果」。 百貨店やスーパー、書籍をはじめとしたコンテンツ産業、生鮮食品 [……]

巣ごもり消費(家ナカ消費)

巣ごもり消費とは、外出を控えて家の中で生活を完結しようとしたり趣味を楽しんだりしようとする消費傾向のこと。在宅型消費の一つ。インターネット通販(EC)、ケータリングやデリバリー、宅配購入などを積極的に利用したり、スーパーマーケットで大量の商品を買い込んだりする傾向がある。「家ナカ [……]

ピークアウト

ピークアウトとは、頂点に達してこれ以上上昇や成長しないこと。そこから減少に転じて下り坂になる状況のこと。 経済の側面で用いられることが多く、景気の拡大が頂点に達し、そこから景気後退が始まるとみられる局面を指す。経済の領域以外では、流行や病気などの波及状況で用いられる。

チキンレース(チキンゲーム)

チキンレース、あるいはチキンゲーム(chicken game)とは、どちらが勝つかあるいは負けてチキン(臆病者)であるかを根比べして競争する勝負のこと。どこまでギリギリ我慢できるかという度胸の強さを競うこと。 相手の車と互いに向かい合って正面衝突する寸前まで車を走らせ、先にハンド [……]

パルス型消費行動

パルス型消費行動とは、消費者がスマートフォンなどで偶然見つけた情報により瞬間的に購買意欲を刺激され、そのまま購入に至るという消費行動のこと。一定の時間をかけて購入意欲を醸成される「ジャーニー型消費行動」とは異なり、24時間常に買い物のタイミングで、趣味的商品に対する非日常的な「衝 [……]

ナッジ

ナッジ(nudge)とは、強制や金銭的インセンティブなどによってではなく、自発的に特定の行動を促す手法や仕掛けのこと、あるいはその理論のこと。 行動科学の知見に基づき、人々が社会的に、環境的に、あるいは自身の健康や人生にとってより良い行動を自発的に選択するよう促すことができる。合 [……]

差別価格

差別価格とは、売り手である企業が同じ商品に対して複数設定した価格のこと。特別な顧客には有利な価格で販売したり、時間や季節で価格を変えて販売したりすることで、市場を細分化したり、変化する環境に適応できる。 差別価格には、以下のような種類や例がある。 顧客による差別価格(会員価格、お [……]

リカーリング

リカーリング(recurring)とは、取引を一度で終えるのではなく、繰り返し継続して取引を行う循環性のビジネスモデルのこと。 プリンターやカミソリ、ウォーターサーバーのように、本体を安く販売して消耗品や附属品の追加販売で安定した収益を上げる仕組みや(ジレットモデル、替え刃モデル [……]

オーバーストア

オーバーストアとは、小売店などの商業施設がその商圏の需要よりも過剰に出店している状態のこと。オーバーストアが続くと供給過多になり、競争の激化や売上の減少、中小小売店の廃業につながる。和製英語である。 大手企業による急激な店舗展開により、地方都市への大型のスーパーマーケットやショッ [……]

外的参照価格

外的参照価格とは、消費者が商品を購入する際の基準となる価格「参照価格」のうち、売り場のPOPなどに掲示されているメーカー希望小売価格や当店通常価格のこと。外部で入手できる価格情報のこと。実売価格が外的参照価格よりも低い場合、相対的に「安い」と感じて購入意欲がわきやすい。 メーカー [……]

内的参照価格

内的参照価格とは、消費者が商品を購入する際の基準となる価格「参照価格」のうち、過去の経験などから形成された消費者の記憶の中の価格のこと。その人が妥当と考える「値頃感」であり、個人差がある。実売価格が内的参照価格よりも低い場合、相対的に「安い」と感じて購入意欲がわきやすい。 内的参 [……]

参照価格

参照価格とは、消費者が商品を購入する際の基準となる価格のこと。実売価格が参照価格よりも低い場合、相対的に「安い」と感じて購入意欲がわく。参照価格よりも高い場合は「高い」と感じて購入意欲は減少する。 参照価格は、内的参照価格と外的参照価格に分類される。内的参照価格は過去の経験から形 [……]

実売期

実売期とは、安売りやバーゲンではないプロパー価格の商品が最も売れる時期のこと。消費者の購買意欲が最も高く、その商品の需要も高い時期である。 実売期には、商品のサイズや色、種類や型が多く店に揃い、消費者は充実した品揃えの中から選んで購入できる。 実売期とは逆に、気候の影響などで集客 [……]