経済に関するキーワード(127件)

Quad(クアッド, 日米豪印戦略対話)

Quad(クアッド)とは、「Quadrilateral Security Dialogue」の通称で、日本、アメリカ、オーストラリア、インドの4カ国間における安全保障や経済を協議する枠組み、会談のこと。「4つの」を意味する英語の「quad」とかけている。2006年に当時の日本の安 [……]

ビッグマック指数

ビッグマック指数(Big Mac index)とは、2つの通貨間の購買力平価を比較するために簡易的に用いられる経済指数のこと。世界的なハンバーガーチェーンであるマクドナルドの商品「ビッグマック」のアメリカドル建て価格を比較して、為替レートの水準を推計する指標である。イギリスの経済 [……]

知的財産 (IP)

知的財産(intellectual property, IP, 知財)とは、人の創造的活動から生まれた創作物や著作物、コンテンツや製品、標識(商標などの識別情報、イメージ)、独自のノウハウや技術情報といった有用な情報など、経済的な価値を有する無体物、無形資産のこと。著作権や特許権 [……]

トリクルダウン理論

トリクルダウン理論(trickle-down effect)とは、富裕層がさらに富めば、投資や消費などの経済活動が活性化して、したたり落ちるように低所得層を含む広い層にもその恩恵が及ぶと主張する経済理論のこと。大企業や高所得者向けの経済政策を実施すれば結果として経済全体が良くなる [……]

クリエイターエコノミー

クリエーターエコノミー(creator economy)とは、クリエイターが個人の発信や創作物、コンテンツ、スキルなどによって収益化を行う経済圏のこと。 クリエイターとは、高度な技術や才能を持った芸術家というわけではなく、あらゆるレベルの創作活動や技術を持つ人のことで、デザイナー [……]

プライメイトシティ(首位都市)

プライメイトシティ(primate city)とは、その国や地域において最大の人口や規模の都市で、2番目に大きい都市との差が不均衡に大きい一極集中型の都市のこと。「首位都市」「首座都市」ともいう。 人口や規模だけでなく、経済や産業、文化や教育などさまざまな面で圧倒的優位に立つこと [……]

中抜き

中抜きとは、ビジネス領域では取引の間に不必要に仲介者が入って手数料などを取ること、もしくは仲介者を省略して直接取引することの両方の意味がある。もともとは「中を抜き取ること」「中を抜き取ったもの」の意味。 前者の意味では、取引の間に不必要に多くの仲介者、中間業者が関わり、支払う手数 [……]

プロセスエコノミー

プロセスエコノミーとは、商品や成果物といったコンテンツのアウトプットの価値だけでなく、その製作の過程や途中段階といったプロセスにも経済的な価値があるとする考え方のこと。2020年に実業家で投資家の古川健介氏(けんすう)が提唱した。 アウトプットである商品や成果物に価値を置く経済は [……]

ローカルビジネス

ローカルビジネス(local business)とは、特定の地域商圏内の住民もしくは活動する人たちを主な顧客とするビジネス、企業のこと。その地域の人々の生活に欠かせない商品やサービスを提供しており、地域住民の雇用に貢献していることも多い。小売店、飲食店、医療機関をはじめとした社会 [……]

可処分所得

可処分所得(disposable income)とは、自分の意志で自由に使える手取り収入のこと。給与などの個人所得の総額から税金や社会保険料などを差し引いたもので、個人の購買力を測る目安の一つとして用いることがある。 総務省統計局の定義によれば、世帯員全員の現金収入を合計した税込 [……]

上代

上代とは、ビジネス領域や流通業界においては商品の販売価格のこと。消費者が支払う商品の対価として設定された金額のことで、小売業者以外のメーカーや卸元、輸入業者などによる「販売価格」「標準小売価格」「定価」「プロパー価格」などが該当する。読みは「じょうだい」。 基本的には消費税を含ま [……]

サステナビリティ(持続可能性) / サステナブル

サステナビリティ(sustainability)とは、現在から将来にわたって継続、維持できるシステムやプロセスのこと、あるいは継続できるかどうかを表す概念のこと。日本語で「持続可能性」と訳される。環境問題や資源開発、社会、経済、文化などの分野で用いられることが多い。 「現在および [……]

ディドロ効果

ディドロ効果(Diderot effect)とは、これまでの生活環境になかった「理想的な価値」を持つ新たなものを手に入れた際、その新たな価値に合うような関連するもので統一しようとする心理的傾向のこと。 人は自分のアイデンティティに沿って商品を購入し、見た目や雰囲気を統一し、また自 [……]

ヴェブレン効果(顕示効果)

ヴェブレン効果(Veblen effect, ベブレン効果)とは、製品の価格が高いほど見せびらかしたい心理が働き、需要が増加する現象のこと。「顕示効果」ともいう。高所得者を中心とした消費者による顕示的消費の一つである。 また、そのように価格が高くなるほど需要が増加する高級品を「ヴ [……]

ゴルディロックスの原理(松竹梅の法則)

ゴルディロックスの原理(Goldilocks principle)とは、過度すぎず不足すぎない、一定の範囲内の「中間のほどよい状態」を意味する概念のこと。 イギリスの童謡『3匹の熊(Goldilocks and the Three Bears)』にて、小さな女の子ゴルディロックス [……]

管理価格

管理価格(administered price)とは、商品やサービスの価格が需要と共有のバランスや市場経済によって決まる前に、その市場に対する支配力を持つ少数の企業によって人為的に設定された価格のこと。カルテルによって操作される価格とは異なり、他の企業も追随するため、一定の期間そ [……]

アテンションエコノミー(関心経済)

アテンションエコノミー(attention economy)とは、情報過多の社会において人々の「関心や注目の獲得(アテンションの獲得)」が経済的価値を持ち、貨幣のように交換材として機能するという概念、状況のこと。貨幣経済に対しての「関心経済」。 経済の発展とコンピューターの発達と [……]

末端価格

末端価格とは、商品が最終的なユーザー(多くは消費者)に向けて販売される際の価格のこと。店頭価格や小売価格とほぼ同意である。生産者価格や卸値などに対して、「流通経路の末端で取引される際の価格」に由来する。 一般的な商品でも用いられる用語だが、薬物に関する摘発の際の報道発表で用いられ [……]

フリーライダー

フリーライダー(free rider)とは、共有されている資源や公共財(公共施設や道路、警察、病院、放送など)から便益を得ていながら、その対価を適切に支払っていない人のことを指す。いわゆる「ただ乗りする人」のこと。フリーライダーが適切な対価を支払わなければ、資源の生産や維持が困難 [……]

出口戦略(イグジット)

出口戦略(exit strategy)とは、大きな損失が見込まれるために市場や経営から撤退する際、できるだけ損失を最小限にして撤退するための戦略のこと。もともとは戦時中に軍や人命などの損害を最小限にして撤退するための軍事的な作戦のことだったが、経営や経済、投資などの領域でも用いら [……]

WTA (Willingness to Accept, 受け取り意思額)

WTAとは、「Willingness to Accept」の略で、所有物を手放す際の最小の代償金額のこと。「それぐらいの金額であれば売ってもよい、手放してもよい」という手放す際の価値の大きさである。公害など損害を受けるような負の外部性を負担する際に承諾する代償金額も該当する。「受 [……]

保有効果(授かり効果)

保有効果(endowment effect)とは、対象のものを取得する際の支払意思額(Willingness to Pay, WTP)よりも、その対象物を手放す際の価値(受け取り意思額, Willingness to Accept, WTA)の方を大きいと感じ手放したがらない現象 [……]

2025年の崖

2025年の崖とは、日本企業のさまざまな既存システム(レガシーシステム)がサイロ化、複雑化、ブラックボックス化などにより残存し、デジタル・トランスフォーメーション(DX)が実現できなかった場合、2025年以降に日本に多大な経済損失が生じる可能性がある、という状況を例えた表現のこと [……]

書き入れ時

書き入れ時とは、商売などが忙しくて繁盛し、最も利益が期待できる時期のこと。読みは「かきいれどき」。「掻き入れ時」と書くのは誤り。 最も利益が上がるときだけでなく、単に商売が忙しいときや受注が集中する時期の意味でも用いられる。 「売れ行きが良いために帳簿の書き入れで忙しい時期」、も [……]

プライスポイント(価格ポイント)

プライスポイント(price point)とは、カテゴリー内の商品の主要な販売価格であるプライスラインのうち、最も売れ筋の価格のこと。最も売れる価格であり、最も売りたい価格でもあるため、陳列量(フェース数)も最も多くなる。「価格ポイント」「値ごろ」ともいう。 一般的には同じカテゴ [……]

プライスゾーン(価格ゾーン)

プライスゾーン(price zone)とは、カテゴリー内商品の販売価格の上限と下限の範囲のこと。「価格ゾーン」「価格帯」ともいう。 同じカテゴリーの商品で2,980円、3,980円、4,980円の3つの価格(プライスライン)が設定されている場合、プライスゾーンは「2,980円から [……]

プライスライン(価格ライン)

プライスライン(price line)とは、カテゴリー内の商品の主要な販売価格、またはその種類のこと。「価格ライン」ともいう。 同じカテゴリーの商品で2,980円、3,980円、4,980円の3つの価格が設定されている場合、その価格一つ一つをプライスラインという。この場合、3種類 [……]

BFCM (Black Friday, Cyber Monday)

BFCMとは、「Black Friday, Cyber Monday」の略で、小売業などの年末商戦であるブラックフライデーとサイバーマンデーの総称のこと。 ブラックフライデーはアメリカ合衆国の祝日「感謝祭(サンクスギビング、11月の第4木曜日)」の翌日の金曜日で、サイバーマンデー [……]

ペネトレーション・プライシング(市場浸透価格戦略)

ペネトレーション・プライシング(penetration pricing)とは、新製品を市場に投入した初期に低価格を設定し、早期に市場シェアの獲得を目指す価格戦略のことである。低価格で競合他社から顧客を奪い、販売量の最大化を図るというものである。「市場浸透価格戦略」ともいう。 価格 [……]

スキミング・プライシング(上澄み吸収価格戦略)

スキミング・プライシング(skimming pricing)とは、新製品を市場に投入した初期に高価格を設定し、収益を確保する価格戦略のことである。早期の投資回収を目的の一つとして、プロダクトライフサイクルの導入期に高価格を設定するというものである。「上澄み吸収価格戦略」「上澄み価 [……]