経済に関するキーワード(162件)

巣ごもり消費(家ナカ消費)

巣ごもり消費とは、外出を控えて家の中で生活を完結しようとしたり趣味を楽しんだりしようとする消費傾向のこと。在宅型消費の一つ。インターネット通販(EC)、ケータリングやデリバリー、宅配購入などを積極的に利用したり、スーパーマーケットで大量の商品を買い込んだりする傾向がある。「家ナカ [……]

ピークアウト

ピークアウト(peak out)とは、頂点に達してこれ以上は上昇や成長をしないこと、あるいはそのような状況や段階のこと。最高地点に達していて、そこから減少に転じ下り坂になる状況のことである。 経済の側面で用いられることが多く、景気の拡大が頂点に達してそこから景気後退が始まるとみら [……]

チキンレース(チキンゲーム)

チキンレース、あるいはチキンゲーム(chicken game)とは、どちらが勝つかあるいは負けてチキン(臆病者)であるかを根比べして競争する勝負のこと。どこまでギリギリ我慢できるかという度胸の強さを競うこと。 相手の車と互いに向かい合って正面衝突する寸前まで車を走らせ、先にハンド [……]

パルス型消費行動

パルス型消費行動とは、消費者がスマートフォンなどで偶然見つけた情報により瞬間的に購買意欲を刺激され、そのまま購入に至るという消費行動のこと。一定の時間をかけて購入意欲を醸成される「ジャーニー型消費行動」とは異なり、24時間常に買い物のタイミングで、趣味的商品に対する非日常的な「衝 [……]

ナッジ

ナッジ(nudge)とは、選択肢を制限したり強制や金銭的インセンティブを与えたりすることなく、自発的な動機によって特定の行動を促す手法や仕掛けのこと、あるいはその理論のこと。 行動科学の知見に基づき、人々が社会的に、環境的に、あるいは自身の健康や人生にとってより良い行動を自発的に [……]

差別価格

差別価格とは、売り手である企業が同じ商品に対して複数設定した価格のこと。特別な顧客には有利な価格で販売したり、時間や季節で価格を変えて販売したりすることで、市場を細分化したり、変化する環境に適応できる。 差別価格には、以下のような種類や例がある。 顧客による差別価格(会員価格、お [……]

リカーリング

リカーリング(recurring)とは、取引を一度で終えるのではなく、繰り返し継続して取引を行う循環性のビジネスモデルのこと。 プリンターやカミソリ、ウォーターサーバーのように、本体を安く販売して消耗品や附属品の追加販売で安定した収益を上げる仕組みや(キャプティブ価格戦略)、プラ [……]

オーバーストア

オーバーストアとは、小売店などの商業施設がその商圏の需要よりも過剰に出店している状態のこと。オーバーストアが続くと供給過多になり、競争の激化や売上の減少、中小小売店の廃業につながる。和製英語である。 大手企業による急激な店舗展開により、地方都市への大型のスーパーマーケットやショッ [……]

外的参照価格

外的参照価格とは、消費者が商品を購入する際の基準となる価格「参照価格」のうち、売り場のPOPなどに掲示されているメーカー希望小売価格や当店通常価格のこと。外部で入手できる価格情報のこと。実売価格が外的参照価格よりも低い場合、相対的に「安い」と感じて購入意欲がわきやすい。 メーカー [……]

内的参照価格

内的参照価格とは、消費者が商品を購入する際の基準となる価格「参照価格」のうち、過去の経験などから形成された消費者の記憶の中の価格のこと。その人が妥当と考える「値頃感」であり、個人差がある。実売価格が内的参照価格よりも低い場合、相対的に「安い」と感じて購入意欲がわきやすい。 内的参 [……]

参照価格

参照価格とは、消費者が商品を購入する際の基準となる価格のこと。実売価格が参照価格よりも低い場合、相対的に「安い」と感じて購入意欲がわく。参照価格よりも高い場合は「高い」と感じて購入意欲は減少する。 参照価格は、内的参照価格と外的参照価格に分類される。内的参照価格は過去の経験から形 [……]

実売期

実売期とは、安売りやバーゲンではないプロパー価格の商品が最も売れる時期のこと。消費者の購買意欲が最も高く、その商品の需要も高い時期である。 実売期には、商品のサイズや色、種類や型が店に多く揃い、消費者は充実した品揃えの中から選んで購入できる。 実売期とは逆に、気候の影響などで集客 [……]

プロスペクト理論

プロスペクト理論(prospect theory)とは、人の意志決定は想定される損失の度合いによって変化し、利益を得るときの幸せよりも損失の痛みの方を大きく感じ、損失が大きいと判断した際に非合理的で感情的な判断を行いやすいという認知バイアスを取り入れた意志決定モデルのこと。行動経 [……]

二重価格表示

二重価格表示とは、商品やサービスを販売する際に、「実売価格」と共に「市価」「定価」「自店の旧価格」などを併記してその値引き幅を強調して表示すること。 「根拠のない市価」「架空の希望小売価格」「販売実績のない旧価格」などを表示し、実際よりも著しく有利であると誤認させることは、「不当 [……]

インナーシティ

インナーシティとは、人口の郊外流出による減少や高齢化、建物の老朽化などによって居住環境が悪化した、都心周辺部の低所得者層の居住地域のことを指すことが多い。都市内都市、都市内集落。元々は単に都市の中心部を意味する言葉だった。 都心周辺部の衰退が起こると、地価が下がり治安も悪化、他の [……]

コンパクトシティ

コンパクトシティとは、都市の中心部に住宅や商業、行政といった都市機能を集約し、市街地を小規模に収めた都市形態のこと。 大都市の周辺への無秩序な拡大(スプロール現象)、それに伴う近郊市街地への人口移動といった問題を解決するために、都市機能を徒歩圏内や近距離に集約させた小規模な町づく [……]

コモディティ化(汎用品化)

コモディティ化(commoditization)とは、市場における各社の商品の品質や特徴が拮抗し、付加価値や差がなくなって画一化してしまう状況のこと。商品の一般化、同質化、汎用品化。 市場に参入した当初は付加価値を持っていた商品が、後発品との競争や市場の成熟化、技術の標準化の中で [……]

パワーゲーム

パワーゲーム(power game)とは、もともとは筋肉の強さで相手を圧倒して負かしてしまうような大味なスポーツの試合のこと。 そこから転じて、国際政治の領域では政治的経済的な国力を背景に主導権を握ろうとする権力争いの意味で用いられる。 ビジネス領域では、各リーダーの役職や発言力 [……]

一致指標

一致指標とは、景気動向を示す経済指標のうち、景気の動きに対してほぼ一致して動く指標のこと。主に景気の現状把握に活用される。一致指数。 代表的な景気の一致指標としては、内閣府が発表している景気動向指数のうち、以下のものがある。 耐久消費財出荷指数 所定外労働時間指数(調査産業計) [……]

慣習価格

慣習価格とは、長期にわたって一定に維持された価格が消費者の意識に定着している価格のこと。「○○といえばこの値段」という心理的価格の一つ。 自動販売機の缶ジュース、ガム、豆腐、もやしなどの価格が例に挙げられる。 慣習価格の製品は、価格を下げても需要は大きく伸びない。一方で、そのまま [……]

名声価格(威光価格)

名声価格とは、価格の高さが品質の良さを連想させたり、購入者が所有することで優越感や満足感を得たりするような価格のこと。「価格が高いからこそ買う」という心理的価格の一つ。「威光価格」とも呼ばれる(読みは「いこうかかく」)。 消費者が価格以外に商品の品質や価値を判断できない場合ほど、 [……]

端数価格

端数価格とは、198円や980円のように端数をつけて消費者に安さを印象づける価格のこと。200円や1000円といった切りの良い値段よりも安く感じさせることで、消費者の購買意欲を高めるという心理的価格の一つ。そのような心理的効果を「端数価格効果」「端数効果」と呼ぶこともある。 例え [……]

遅行指標

遅行指標とは、景気動向を示す経済指標のうち、景気変動にやや遅れて変化する経済指標のこと。数か月から半年程度遅行することから、事後の景気状況の把握や金融施策効果の確認として活用される。遅行指数。 代表的な景気の遅行指標としては、内閣府が発表している景気動向指数のうち、以下のものがあ [……]

リセッション(景気後退)

リセッションとは、景気後退のこと。資本主義経済において、景気の拡張と後退は「景気循環」として周期的に循環しており、景気拡張期の「景気の山」から景気後退期の「景気の谷」に向かう課程を「リセッション(景気後退)」という。 ただし、景気の谷である「不況」の状態までには至らない、浅い谷の [……]

関係人口

関係人口とは、その地域に何らかの形で関わりを持つ人々のこと。総務省の定義によれば、「『定住人口』でもなく観光で来た『交流人口』でもない、地域と多様に関わる人々」のこと。 その地域に移住や定住はしていないが、「ふるさと納税」をはじめとした寄付や特産品の購入、遠隔地からの支援など、さ [……]

信用スコア

信用スコアとは、個人の持つ社会的な信用度を数値化したもの。算出方法は国やサービスによって異なるが、年齢や学歴といった個人特性、資産やクレジットカードでの購買状況といった支払い能力、借り入れ状況や返済履歴、個人のさまざまなデータを元にスコアリングされる。欧米や中国などで利用が普及し [……]

ティッピングポイント

ティッピングポイント(tipping point)とは、物事がある一定の閾値を超えると一気に全体に広まっていく際の閾値やその時期、時点のこと。 なかなか売れなかったものがある時点から急に売れ出すというように、それまで小さく変化していた物事が急に爆発的に流行、普及して社会に広まる際 [……]

ブルーオーシャン

ブルーオーシャン(blue ocean)とは、競合性の低い未開拓な市場のこと。新しい製品やサービスを投下することで、これまでなかった価値を顧客に向けて創出するような市場を指す。 W・チャン・キム氏とレネ・モボルニュ氏が、2005年の著書『ブルー・オーシャン戦略』で提唱した。 誰も [……]

アービトラージ(サヤ取り、裁定取引)

アービトラージ(arbitrage)とは、場所や時間、市場が異なることによって生じる価格の差から利益を得ようとする取引のこと。株式、証券、為替、相場商品などの取引で見られる。「裁定取引」「サヤ取り」「鞘取引」「鞘かせぎ」とも言う。 例えば株式の売買取引において、旧株と新株の間に値 [……]

可処分時間

可処分時間(disposable time)とは、消費者が自分の意志で自由に使える時間のこと。1日の単位で見た場合、睡眠や食事、仕事、家事といった生活を維持するのに必要な時間を除いた、残りの時間のことである。 インターネットの普及前は、テレビや音楽の鑑賞、読書、趣味、友人と会う時 [……]