外集団均質化効果(外集団同質性バイアス)

外集団均質化効果(out-group homogeneity effect, 外集団同質性効果)もしくは外集団同質性バイアス(out-group homogeneity bias)とは、自分の所属する内集団には多様性があると認知するのに対し、所属していない外集団には均質でステレオタイプであると認識する心理的傾向のこと。

接触の頻度や有無にかかわらず、人種や性別年齢、政治的な意見のグループなどさまざまな集団間で、外集団を皆似通っているように捉えてしまう傾向があるというものである。

特定の集団に対する差別や社会問題は、外集団均質化効果が影響して固定概念が強化されることが原因ともいわれる。