マーケティングに関するキーワード(266件)

PESOモデル

PESO、あるいはPESOモデルとは、消費者が接触するメディアを4つに分類したもので、「ペイドメディア(Paid Media)」「アーンドメディア(Earned Media)」「シェアードメディア(Shared Media)」「オウンドメディア(Owned Media)」で構成さ [……]

ブランド・アンバサダー(ブランド大使)

ブランド・アンバサダー(brand ambassador)とは、企業からの依頼で企業やブランドに対して好意的な発信や宣伝を行う人のこと。「ブランド大使」。報酬をもらって活動することがある。単に「アンバサダー」と呼ぶこともある。「スポークスパーソン」の一種。 その企業やブランドの魅 [……]

プロダクト・プレイスメント

プロダクト・プレイスメント(product placement)とは、映画やテレビドラマといったコンテンツの中で背景や小道具として商品を取り込み、商品名やブランド名を表示して訴求する広告手法のこと。コンテンツになじむことで、自然な形で消費者に商品やブランドを印象づけられる。ネイテ [……]

シャルパンティエ効果(大きさ重さの錯覚)

シャルパンティエ効果(Charpentier effect)とは、同じ重量の物体を比較した際に、視覚的に大きく見える物の方をより軽く、視覚的に小さく見える物の方をより重いと錯覚してしまう現象のこと。「大きさ、重さの錯覚(size-weight illusion)」ともいう。 例え [……]

ブロックバスター戦略

ブロックバスター戦略とは、スポーツや音楽、映画などのエンターテイメント業界において、ヒットが見込まれる作品に対して予算を集中的に投下し、製作とマーケティングを行う競争戦略のこと。 特定のコンテンツに集中投資してリターンを最大化させるこの戦略は、ロングテールとは対極の理論と言える。 [……]

フルファネル

フルファネルとは、購買ファネルに代表されるような、消費者の商品購買過程を行動プロセスに分けてモデル化した「ファネル」の全体に対して、認知からCRMまで一気通貫で共通のマーケティング施策やキャンペーンで消費者にアプローチしていく考え方のこと。単一の施策ではなく、関連する複数の施策を [……]

カクテルパーティー効果

カクテルパーティー効果(cocktail party effect)とは、たくさんの人が談笑しているパーティーのような中で、会話や雑音の中からでも「自分が関係していること」「自分が興味のある内容」をきちんと聞き取れる現象のこと。音声情報を無意識に選択して聞き取る「音声の選択的聴取 [……]

ARPU(1ユーザーあたりの平均売上)

ARPUとは、Average Revenue Per Userの略で、通信サービスやWebサービスなどにおける1ユーザーあたりの平均売上を表す指標のこと。読みは「エーアールピーユー」。「アープ」と呼ぶこともある。 もともとは携帯電話キャリアなど通信事業者で用いられていた指標だが、 [……]

KOL (Key Opinion Leader)

KOLとは、Key Opinion Leaderの略で、中国の消費者の購買意志決定に影響力を持つインフルエンサーのことを主に指す。ソーシャルメディアにおいて、特定のカテゴリーやジャンルに特化して影響力を持つことが多い。もともとは医療業界で製薬企業の販売促進に影響力を持つ医師などの [……]

ウォールド・ガーデン

ウォールド・ガーデン(walled garden)とは、もともとは「壁に囲まれた庭」の意味だが、そこから転じて「クローズド・プラットフォーム」の意味を持つ。一部のユーザーに利用を限定して、そのユーザーにできるだけそのプラットフォームの中で活動してもらうような仕組み、戦略のこと。プ [……]

ペイウォール

ペイウォール(paywall)とは、WebサイトやWebメディアがコンテンツや記事を有料化し、対価を支払ったユーザーや有料会員だけが全文の閲覧や全コンテンツの利用をできる仕組みのこと。Webメディアの収入源として広告収入に加えてユーザー課金収入が増えることで、より安定した運営につ [……]

サバンナ効果

サバンナ効果とは、入り口付近よりも空間の奥の方の照明を明るくすることで、人が安心感を感じて奥に進むという心理的効果のこと。人は暗い所から明るい所へは引き寄せられ、明るい所から暗い所には入りにくい習性があり、それを利用している。 暗い森の中で迷った人が、森の外に広がる太陽の光を浴び [……]

コンプレックス商材

コンプレックス商材とは、ダイエットや薄毛治療、美容、整形といった人間が抱えるコンプレックスや劣等感に訴求する商材、サービスのこと。「痩せたい」「モテたい」「きれいになりたい」といった消費者の欲求、感情を解消することを謳っている。悩み解決型商材。 対象のコンプレックスや感情を解消す [……]

ダイナミックプライシング(価格変動制)

ダイナミックプライシング(dynamic pricing)とは、需要と供給などに合わせて価格を変動させること。「動的価格調整」「価格変動制」などとも呼ばれる。 需要が高い時期、時間帯、曜日は価格を高くして需要をコントロールし、収益の最大化を図ることができる。一方で、需要が減少する [……]

アンブッシュ・マーケティング

アンブッシュ・マーケティング(ambush marketing)とは、オリンピックやサッカー・ワールドカップなどの大型イベントにおいて、公式スポンサーでないにも関わらず、便乗して関連商品の販売や宣伝を行う活動のこと。ゲリラ・マーケティングの手法の一つ。便乗商法、便乗広告。 無断で [……]

インスタントウィン

インスタントウィン(instant win)とは、その場で当選判定ができる懸賞のこと。 商品購入や応募からすぐに「当たり」の結果がわかるため、消費者の射幸心をあおり、購買促進効果や強い情報の拡散力を持っている。そのため企業によるキャンペーンの販促手法としてよく利用される。 古くは [……]

シェアリングエコノミー

シェアリングエコノミー(sharing economy)とは、個人が所有する物やサービス、場所などを、他人に貸し出したり共有したりして利用し合う経済の仕組み、もしくはそのような仲介サービスのこと。インターネットを介して行われることが多い。シェアエコノミー。 個人が所有する遊休資産 [……]

高関与商材

高関与商材とは、購買時に比較検討といった消費者の思考が多く関与する商材のこと。耐久消費財、専門性の高い趣味や嗜好品、買い回り品などが該当する。 一般的には高額な商品が多い。 高関与商材は長期間に渡って利用するものが多く、購入時にはこだわりを持って選ぶため、比較検討の期間が長く、ま [……]

独身の日(シングルデー, 11月11日)

独身の日(singles day)とは、中国で光棍節(こうこんせつ)として11月11日に祝われる日のこと。中国の公式の祝日ではなく、独身者を表す「1」が並ぶことにちなんで1993年に南京大学の学生が始めたとされる。「シングルデー(シングルズデー)」「W11(ダブルイレブン)」とも [……]

クリティカルマス

クリティカルマス(Critical Mass)とは、商品やサービスの普及が爆発的に跳ね上がる分岐点、もしくはその爆発的な普及に必要な市場普及率16%のこと。アメリカの社会学者エベレット・M・ロジャース(Everett M. Rogers)が1962年に「イノベーター理論」で提唱し [……]

サブスクリプション

サブスクリプション(subscription)とは、モノを所有するものとして買い取るのではなく、一定期間の利用権やアクセス権として一定額を支払う方式のこと。コストの変動しないリカーリングの一つ。 生活に身近な領域でも採用されるケースが増え、日本では2016年頃から「サブスク」の呼 [……]

ラブ・オーバー・ヘイト

ラブ・オーバー・ヘイトとは、マクドナルドが2014年頃から異物混入等の騒動で上場以来最大の赤字を記録した後、2016年に業績回復を遂げるに至った際の取り組みで社内で用いられたとさせる合言葉、キーワードフレーズ。 顧客志向の取り組みをより積極的に行うことで、世の中に広まってしまった [……]

ライン・エクステンション(ライン拡張)

ライン・エクステンション(line extension)とは、すでに確立された既存ブランドと同じ市場に形態や機能の異なる商品を投入する際に、派生ブランドで展開すること。「(製品)ライン拡張」。ブランド・エクステンション(ブランド拡張)の一種。 既存ブランドのブランド・エクイティを [……]

先行指標

先行指標とは、景気動向を示す経済指標のうち、将来の景気や企業業績を見通せる指標のこと。景気や業績を表す指標(遅行指標)に先行して変動する指標のこと。将来の景気がどのようになるのかを予測する材料として活用される。「先行指数」。 代表的な景気の先行指標としては、内閣府が発表している景 [……]

ネットワーク効果(ネットワーク外部性)

ネットワーク効果(network effect, ネットワークエフェクト)、もしくはネットワーク外部性(network externality)とは、製品やサービスの利用者が増えるほど、その製品やサービスのインフラとしての価値が高まること。そのネットワーク外の者にとって価値が高ま [……]

オールウェイズ・オン

オールウェイズ・オンとは、一時的なキャンペーンや販売促進で消費者と突発的な接点を持つのではなく、消費者との中長期的な関係性作りを目指して「常時オン」の接点を持ってブランディングやマーケティング活動を行うこと。 ソーシャルメディアが普及し、人間関係がより「頻繁で軽い関係性」の積み重 [……]

ROAS(広告費用回収率)

ROASとは、Return On Advertising Spendの略で、投資した広告コストの回収率を表す指標のこと。広告費に対して得た広告経由の売上の割合を表したもの。広告費用回収率。読みは「ロアス」。 ROAS (%) = 広告経由の売上 ÷ 広告費 一方、広告費を含む投資 [……]

EC化率

EC化率とは、経済産業省の定義によれば、すべての商取引金額(商取引市場規模)に対するEC市場規模の割合のこと。店頭(オフライン)やオンライン、電話やFAX、対面販売等も含めたすべての商取引金額のうち、電子商取引が占める割合である。その産業でどれだけEC(インターネット通販)が利用 [……]

マイクロインフルエンサー

マイクロインフルエンサーとは、消費者の購買意志決定に影響を与えるインフルエンサーのうち、ある特定のコミュニティやジャンルで強い影響力を持つインフルエンサーのこと。ジャンル特化型のインフルエンサー。 標準的な定義や基準ではないが、アメリカではSNSアカウントのフォロワー数が中小規模 [……]

インフルエンサー・マーケティング

インフルエンサー・マーケティングとは、ターゲット層に影響力が大きい人物「インフルエンサー」にアプローチして展開するマーケティング手法のこと。専門家やオピニオンリーダー、著名人などを媒介することで、ポジティブな印象やメッセージが拡散することを意図している。「口コミ・マーケティング」 [……]