ビジネスに関するキーワード(202件)

アクハイア(アクハイアリング)

アクハイア(acqui-hire, acq-hire, acquihire, acqhire)もしくはアクハイアリング(acqui-hiring, acq-hiring)とは、人材獲得を目的とした企業買収、M&Aのこと。「acquisition (買収)」と「hire ( [……]

MVV (ミッション・ビジョン・バリュー)

MVVとは、「Mission (ミッション)」、「Vision (ビジョン)」、「Value (バリュー)」のそれぞれの頭文字を取った略語である。 経済学者のピーター・ドラッカー(Peter Ferdinand Drucker)が2002年の著書『ネクスト・ソサエティ (Mana [……]

LATAM(ラテンアメリカ)

LATAMとは、「Latin America」の略で、ラテンアメリカの地域や各国を指す。ビジネスにおいて世界の地域や市場を区分けする際に用いられる区分の一つ。 メキシコと南アメリカ大陸の各国を含むことが多い。区分によってカリブ海の諸国を含む場合と含まない場合がある。 ビジネスで用 [……]

NORAM(北アメリカ)

NORAMとは、「North America」の略で、北アメリカの地域や各国を指す。ビジネスにおいて世界の地域や市場を区分けする際に用いられる区分の一つ。「NA」の表現もある。 カナダとアメリカを中心とし、区分によってカリブ海の諸国やメキシコを含む場合と含まない場合がある。 ビジ [……]

APAC(アジア太平洋)

APACとは、「Asia Pacific」の略で、日本を含む東アジア、南アジア、東南アジア、オセアニアの「アジア太平洋」の地域や各国を指す。ビジネスにおいて世界の地域や市場を区分けする際に用いられる区分の一つ。読みは「エイパック」。 区分によっては日本を含めない場合もある。 ビジ [……]

B4B (business for business, B for B)

「B4B (B for B)」とは、「business for business」の略で、企業間取引(business to business, B2B, BtoB)の関係性に加えてさらに協業や相互利益を重視する考え方のこと。「B4B企業」「B4Bモデル」などのように用いる。 B [……]

ピッチ

ピッチ(pitch)とは、「(的に向かって)投げる」「(投手がボールを)投げる」「繰り返しの周期や距離、度合い」などを意味する英語だが、ビジネス領域においては「短い時間で相手に提案し売り込むこと」を意味する。 通常のプレゼンテーションとは異なり、数分や数十秒といった非常に短い時間 [……]

レガシー企業

レガシー企業(legacy company)とは、数十年といった長い歴史を持ち、また従業員や売上にて大きな規模を有したり、創業から現在にわたって何代もの社長が務めたりするような企業を意味することが多い。過去からの歴史と業績が著しく、また何世代かにわたってそれが引き継がれている伝統 [……]

レピュテーション

レピュテーション(reputation)とは、「評判、風評」を意味する英語である。 ビジネスにおいては、企業やブランドに対して世間やステークホルダーが抱く評判や風評のことを指す。レピュテーションを高く維持することでブランド価値は維持され、マーケティングや採用などにおいて非常に良い [……]

EMEA(ヨーロッパ、中東、アフリカ)

EMEAとは、「Europe, the Middle East and Africa」の略で、ヨーロッパと中東、アフリカを指す。ビジネスにおいて世界の地域や市場を区分けする際に用いられる区分の一つ。読みは「エメア」「イメア」。 ビジネスで用いる世界の地域区分はEMEAの他にさまざ [……]

データの民主化

データの民主化(data-democratization)とは、組織内の誰もが技能のレベルに関係なく容易にデータにアクセスでき、自由に利用できる状態、あるいはそのようなデータ活用の文化のこと。特別な技能や権限を有する担当者や専門家だけがデータを利用するのではなく、特別な知識や技術 [……]

アンカンファレンス

アンカンファレンス(unconference)とは、参加者がスピーカー(話し手)となり、自分が話したい内容を発表したり、参加者同士でディスカッションしたりするミーティングや会議、イベントのこと。参加者が主体的に発言することを求められる。「オープンスペース・カンファレンス (ope [……]

ブーメラン効果

ブーメラン効果(boomerang effect)とは、コミュニケーションの送り手の意図に反して受け手の態度が意図から反対の方向へと変わる現象のこと。依頼や説得、行為を試みた結果、相手は意図とは反対の態度や意見、結果になり逆効果になってしまうこと。外部から自由を制限されるとそれに [……]

生存者バイアス(生存バイアス)

生存者バイアス(survivorship bias)もしくは生存バイアスとは、何らかの成功を遂げた一部の人物や企業、物事のみを基準とすることで誤った判断をしてしまうこと。 事象や手段を評価する際に、成功せず失敗に至った数多くの事象を考慮することなく、一部の成功事例のみをもって判断 [……]

6次産業化

6次産業化とは、第一次産業(農業、林業、漁業)の事業者や従事者が、第二次産業である製造加工も行い、第三次産業である小売業にまで事業を展開する多角的な経営形態をとること。第一次産業による生産物を食品や製品に加工し、販売や流通までを統合して担うことで、第一次産業の価値を高めようとする [……]

マネタイズ(収益化)

マネタイズ(monetize)とは、ビジネス領域においては事業で収益を得る仕組みを作ることを意味するビジネス用語である。「収益化」。特にIT業界をはじめとしたビジネス界隈では、収益を生んでいない無料サービスなどを広告収入やユーザー課金、コンテンツの有料化によって収益化を図ることを [……]

SaaS Magic Number

SaaS Magic Numberとは、SaaSなど契約ベースのビジネスにおける、営業マーケティングコストに対する販売効率を測る指標のこと。売上に対して営業コストやマーケティングコストを回収できているかを見るものである。 SaaS Magic Numberは、以下の計算式で算出す [……]

ゼブラ企業

ゼブラ企業(zebra startup, zebra company)とは、利益を出しながら社会貢献を目指す企業のこと。企業として持続的な繁栄を維持しつつ社会との共存共栄を図り、すべてのステークホルダーが利益を享受できるような組織を目指す企業のことである。スタートアップ企業が中心 [……]

アクショナブルメトリクス

アクショナブルメトリクス(actionable metrics)とは、次にどのように行動すべきか、改善すべきかを判断できる指標のこと。その指標そのものは成果ではないが、計測し改善することで成果やパフォーマンスの向上に直結する指標のことである。 ビジネスにおける目標やKGI(重要目 [……]

知的財産 (IP, intellectual property)

知的財産(intellectual property, IP, 知財)とは、人の創造的活動から生まれた創作物や著作物、コンテンツや製品、標識(商標などの識別情報、イメージ)、独自のノウハウや技術情報といった有用な情報など、経済的な価値を有する無体物、無形資産のこと。著作権や特許権 [……]

バニティメトリクス(虚栄の指標)

バニティメトリクス(vanity metrics, ヴァニティメトリクス)とは、他者に向けて一見ポジティブで見栄えよく見えるが、実際の成果やパフォーマンスに関する有益な情報は得られない指標のこと。「虚栄の指標」と訳されることがある。 多くの場合「大きさ」「規模」を表す指標で見栄え [……]

中抜き

中抜きとは、ビジネス領域では取引の間に不必要に仲介者が入って手数料などを取ること、もしくは仲介者を省略して直接取引することの両方の意味がある。もともとは「中を抜き取ること」「中を抜き取ったもの」の意味。 前者の意味では、取引の間に不必要に多くの仲介者、中間業者が関わり、支払う手数 [……]

プロセスエコノミー

プロセスエコノミーとは、商品や成果物といったコンテンツのアウトプットの価値だけでなく、その製作の過程や途中段階といったプロセスにも経済的な価値があるとする考え方のこと。2020年に実業家で投資家の古川健介氏(けんすう)が提唱した。 アウトプットである商品や成果物に価値を置く経済は [……]

ローカルビジネス

ローカルビジネス(local business)とは、特定の地域商圏内の住民もしくは活動する人たちを主な顧客とするビジネス、企業のこと。その地域の人々の生活に欠かせない商品やサービスを提供しており、地域住民の雇用に貢献していることも多い。小売店、飲食店、医療機関をはじめとした社会 [……]

水平分業

水平分業(horizontal specialization)とは、製品の技術開発、製造、販売、アフターサービスなどの業務ごとに複数の企業が得意分野を担当する体制、ビジネスモデルのこと。例えば製品のサプライチェーンのうち、自社は能力を発揮できる領域を担当し、それ以外を外部企業に委 [……]

商流

商流(commercial distribution)とは、「商的流通」の略で、流通の過程における商品の所有権の移動や、その一連の商取引(金銭の移動や契約締結)のことを表す。商品の物理的な移動である「物流」に対して商品の所有権や取引の流れのことを指し、物流と密接な関係を持つ。「取 [……]

ブリック&モルタル

ブリック&モルタル(brick & mortar)とは、小売業など実店舗で行うビジネス形態のこと。「ブリック」はレンガ、「モルタル」はレンガをつなぐ建築材料であるが、建物の外観などの材質を問わず、実店舗の比喩としての表現である。 1990年代後半から登場した電子商取引(E [……]

クリック&モルタル

クリック&モルタル(click & mortar)とは、インターネットを介した電子商取引(EC)と実店舗を組み合わせて連動させたビジネス形態のこと。「クリック」がインターネットやECを表し、セメントと砂と水による建築材料「モルタル」が実店舗を表す。 概念としてはオムニチャ [……]

ブランド・ロイヤルティ

ブランド・ロイヤルティ(brand loyalty)とは、他の代替ブランドがある中で消費者が特定のブランドの商品を繰り返し購入する状態、「ブランドへの忠誠心」のこと。習慣や惰性のリピート購入を含む。ブランドが持つ無形の資産価値「ブランド・エクイティ」を構成する重要な要素の一つ。通 [……]

アジリティ(敏捷性)

アジリティ(agility)とは、ビジネス領域においては著しい経営環境の変化に対して機敏に対応することを意味する。もともとは「素早さ」「機敏性」や「犬の障害物競技」を意味する英語である。 変動や不確実性が高く複雑なVUCAな状況の中で、柔軟かつ即時に経営の意思決定を行える適応能力 [……]