IPO (新規公開株式)
IPOとは、initial public offeringの略で、未上場企業が新規に株式を証券取引所を通して株式市場に公開(つまり上場)し、一般の投資家に向けて売り出すこと。「新規公開株式」「新規上場株式」「新規公開株」「新規株式公開」などと呼ぶ。 それまでは企業のオーナーやベン [……]
IPOとは、initial public offeringの略で、未上場企業が新規に株式を証券取引所を通して株式市場に公開(つまり上場)し、一般の投資家に向けて売り出すこと。「新規公開株式」「新規上場株式」「新規公開株」「新規株式公開」などと呼ぶ。 それまでは企業のオーナーやベン [……]
HRとは、human resourcesの略で、「人的資源」「人材」を意味する。企業経営に欠かせない4つの資源「ヒト・モノ・カネ・情報」の一つであり、重要な位置づけとして捉えた上で、その領域の活用の視点で用いられることが多い。「HR業界」「HRテック」「HR職」「HR業務」などの [……]
ビジネス領域におけるピボット(pivot)とは、企業経営や事業戦略の方向転換のこと。特にスタートアップやベンチャー企業による主要事業の方向転換を指すことが多い。アメリカのシリコンバレーのスタートアップ界隈で用いられて広まったビジネス用語である。 スタートアップは新しいアイデアや技 [……]
M&Aとは、「mergers and acquisitions」の略で、企業の合併買収のこと。企業や事業の経営権の移転を伴う取引である。英語でそれぞれ「合併 (mergers)」と「買収 (acquisitions)」を意味する。読みは「エムアンドエー」。 合併には新設合 [……]
COPQとは、「cost of poor quality」の略で、低品質や欠陥が原因で発生するコストのことである。経営改革手法「シックスシグマ」で用いられる指標の一つ。「PQC (poor quality costs」と呼ぶこともある。 COPQは、再検査ややり直しに伴う人件費や [……]
「対数的に増加」とは、時間など(x軸)の経過に伴ってある量(y軸)の増加の速度が緩やかになっていくこと。x軸に対するy軸の成長曲線の増加具合がなだらかになっていくこと。対数関数にて表せる現象で「対数関数的成長 (logarithmic growth)」「対数的成長」などとも呼ぶ。 [……]
COGSとは、cost of goods soldの略で、売上原価のこと。企業会計で用いられる費用区分の一つで、販売した商品に直接関わるすべての費用のこと。業種により売上原価に含める原価の範囲は変わるが、一般的には商品の仕入れ金額、製造費、製造に関わる人件費などの諸経費を含む。売 [……]
エンタープライズ企業(enterprise)もしくはエンタープライズとは、一般的には法人を分類する際に中小企業(SMB)と区別して「大企業や官公庁」といった従業員規模の大きな企業のことを指す。単に「エンタープライズ」とも呼ぶ。 IT製品などの営業や販売における「エンタープライズセ [……]
セールスイネーブルメント(sales enablement)とは、営業組織が継続的に売り上げを獲得できることを目的とした横断組織的な人材育成の仕組み化のこと。全体を横断した取り組みであること、ITやSaaSなどテクノロジーを活用したデータ管理に基づく設計であることなどが特徴である [……]
QCDとは、「quality, cost, delivery」の略で、製造業の生産管理における重要な要素「Quality (品質)」「Cost (コスト)」「Delivery (納期)」の頭文字を取ったものである。もともとはイギリスの自動車業界の支援のために開発された経営管理論だ [……]
アクハイア(acqui-hire, acq-hire, acquihire, acqhire)もしくはアクハイアリング(acqui-hiring, acq-hiring)とは、人材獲得を目的とした企業買収、M&Aのこと。「acquisition (買収)」と「hire ( [……]
MVVとは、「Mission (ミッション)」、「Vision (ビジョン)」、「Value (バリュー)」のそれぞれの頭文字を取った略語である。 経済学者のピーター・ドラッカー(Peter Ferdinand Drucker)が2002年の著書『ネクスト・ソサエティ (Mana [……]
「B4B (B for B)」とは、「business for business」の略で、企業間取引(business to business, B2B, BtoB)の関係性に加えてさらに協業や相互利益を重視する考え方のこと。「B4B企業」「B4Bモデル」などのように用いる。 B [……]
レガシー企業(legacy company)とは、数十年といった長い歴史を持ち、また従業員や売上にて大きな規模を有したり、創業から現在にわたって何代もの社長が務めたりするような企業を意味することが多い。過去からの歴史と業績が著しく、また何世代かにわたってそれが引き継がれている伝統 [……]
イニシャルコスト(initial cost)とは、新規に設備やサービスを導入、利用する際に必要な費用のこと。利用を開始するまでの間にかかるすべての費用のことで、初回にまとめて支払うこともあり、「初期費用」「導入費用」などとも呼ばれる。商品購入費、設計費用、運搬費用なども該当する。 [……]
ランニングコスト(running cost)とは、建物や設備、サービスを維持管理するのに必要な費用のこと。何かを維持したり継続利用したりするために定期的に支払い続ける必要がある費用である。「維持費」や「運用費」などと呼ばれているものなどが該当する。 企業が経営活動を維持するのに必 [……]
6次産業化とは、第一次産業(農業、林業、漁業)の事業者や従事者が、第二次産業である製造加工も行い、第三次産業である小売業にまで事業を展開する多角的な経営形態をとること。第一次産業による生産物を食品や製品に加工し、販売や流通までを統合して担うことで、第一次産業の価値を高めようとする [……]
NTMとは、「next twelve months」の略で、「今後12カ月」「翌12カ月」を表す英語である。主に企業の財務会計などで、現在から直近の12カ月間の財務指標を予測する際に使用される。 「過去12カ月」の意味として用いられる「LTM (last twelve month [……]
TTMとは、「trailing twelve months」の略で、「直近12カ月」「過去12カ月」を表す英語である。主に企業の財務会計などで、直近12カ月間の財務指標を評価する際に使用される。TTMとして提示された指標の数値は企業の直近の会計年度の内容とは必ずしも一致しない。 [……]
LTMとは、「last twelve months」の略で、「過去12カ月」「直近の12カ月」を表す英語である。主に企業の財務会計などで、過去12カ月間の財務指標を評価する際に使用される。LTMとして提示された指標の数値は企業の直近の会計年度の内容とは必ずしも一致しない。 「直近 [……]
マネタイズ(monetize)とは、ビジネス領域においては事業で収益を得る仕組みを作ることを意味するビジネス用語である。「収益化」。特にIT業界をはじめとしたビジネス界隈では、収益を生んでいない無料サービスなどを広告収入やユーザー課金、コンテンツの有料化によって収益化を図ることを [……]
半期とは、1年を半分に分けた期間のこと。もしくは全期間の半分のこと。 企業の事業年度において、決算期が3月であれば4月~9月を「上半期(かみはんき)」もしくは「上期(かみき)」、10月~3月を「下半期(しもはんき)」もしくは「下期(しもき)」と呼ぶ。 1年を4つの期間に分けた期間 [……]
決算期とは、会計期間(事業年度)の最後の月のことで、1年間の区切りとして事業の決算を行う月である。「決算月」ともいう。「決算日」は決算期の末日のことである。 例えば会計期間を「4月1日~翌年3月31日」と決めた企業の場合、決算期は「3月」となる。
四半期とは、1年を4つの期間に分けたうちの一つで、3カ月の期間の意味である。読みは「しはんき」。英語で1/4を意味する「quarter (クオーター)」もしくはその略称「Q」と呼ぶこともある。 企業などで3カ月おきに決算の収支報告をする際の「四半期決算」などで用いる。企業の決算期 [……]
SaaS Magic Numberとは、SaaSなど契約ベースのビジネスにおける、営業マーケティングコストに対する販売効率を測る指標のこと。売上に対して営業コストやマーケティングコストを回収できているかを見るものである。 SaaS Magic Numberは、以下の計算式で算出す [……]
PTDとは、period to dateの略で、「該当期間のはじめからその日まで(の累計)」「期間累計」を表す英語である。主に財務会計などで、該当期間の初日からその時点までの累計の金額を表す際などに用いる。 関連する表現として、その月の初日から同月のその時点までを「MTD (mo [……]
アクショナブルメトリクス(actionable metrics)とは、次にどのように行動すべきか、改善すべきかを判断できる指標のこと。その指標そのものは成果ではないが、計測し改善することで成果やパフォーマンスの向上に直結する指標のことである。 ビジネスにおける目標やKGI(重要目 [……]
PERとは、Price Earnings Ratioの略で、株価が1株当たりの当期純利益の何倍の値段が付いているかを示す指標、投資尺度のこと。現在の株価が企業の収益力に対して割高か割安か(投資価値があるか)を判断する際に利用される。日本語では株価収益率。読みは「ピーイーアール」。 [……]
FYTDとは、「fiscal year-to-date」の略で、「年度の初日から今日まで」「年度初来」を表す英語である。主に財務会計などで、会計年度の初日から直近の日付もしくは直近月までの累計の金額を表す際などに用いる。 類似の表現に、1月1日から今日までを表す「YTD (yea [……]
FYとは、fiscal yearもしくはfinancial yearの略で、「会計年度」もしくは単に年度を意味する英語である。「FY2020」のように表記する。 会計期間が2020年4月~2021年3月の場合、日本では会計年度を期の始まりの日を含む年で表し「2020年度」となるが [……]