IPO (新規公開株式)
IPOとは、initial public offeringの略で、未上場企業が新規に株式を証券取引所を通して株式市場に公開(つまり上場)し、一般の投資家に向けて売り出すこと。「新規公開株式」「新規上場株式」「新規公開株」「新規株式公開」などと呼ぶ。 それまでは企業のオーナーやベン [……]
IPOとは、initial public offeringの略で、未上場企業が新規に株式を証券取引所を通して株式市場に公開(つまり上場)し、一般の投資家に向けて売り出すこと。「新規公開株式」「新規上場株式」「新規公開株」「新規株式公開」などと呼ぶ。 それまでは企業のオーナーやベン [……]
M&Aとは、「mergers and acquisitions」の略で、企業の合併買収のこと。企業や事業の経営権の移転を伴う取引である。英語でそれぞれ「合併 (mergers)」と「買収 (acquisitions)」を意味する。読みは「エムアンドエー」。 合併には新設合 [……]
COPQとは、「cost of poor quality」の略で、低品質や欠陥が原因で発生するコストのことである。経営改革手法「シックスシグマ」で用いられる指標の一つ。「PQC (poor quality costs」と呼ぶこともある。 COPQは、再検査ややり直しに伴う人件費や [……]
ビジネス領域におけるゼロイチとは、まだ世の中に存在しない製品やサービス、価値を作り出すことを意味するビジネス用語である。あるいはまったく何も準備されていない状態から新しい事業を立ち上げることを意味することもある。 まったく新しい価値を作り出すことや新規事業の立ち上げのいずれにおい [……]
先祖返りとは、ビジネスやITの領域においてはソフトウェアやデータなどを更新する際に何らかの理由で過去の古いバージョンに書き換えられてしまうこと。もともとは生物の進化の過程で失ったと思われた遺伝子上の形質が突然その子孫に出現することである(帰先遺伝)。読みは「せんぞがえり」。 ビジ [……]
PLGとは、Product-Led Growth(プロダクトレッドグロース)の略で、製品やサービスの利用そのものが顧客の獲得や活性化、維持、拡大を促進させる事業モデルのこと。製品の中にマーケティングやセールス、カスタマーサクセスなどが組み込まれ、効率的に製品を成長させることができ [……]
「対数的に増加」とは、時間など(x軸)の経過に伴ってある量(y軸)の増加の速度が緩やかになっていくこと。x軸に対するy軸の成長曲線の増加具合がなだらかになっていくこと。対数関数にて表せる現象で「対数関数的成長 (logarithmic growth)」「対数的成長」などとも呼ぶ。 [……]
ビアバッシュ(beer bash)とは、お酒や軽食を食べながらカジュアルな交流を行うビジネスイベント、懇親会のこと。ビールなどのお酒を飲んだりピザなどの軽食を食べながら、仕事の間柄の仲間や関係者などとワイワイ楽しく行うイベントである。「beer (ビール)」と「bash (賑やか [……]
FAANGとは、Facebook、Amazon、Apple、Netflix、Googleの5企業をまとめた呼称のこと。それぞれの頭文字を取ったもので、読みは「ファング」。 これらのアメリカ企業はIT分野の各市場を席巻して生活に欠かせないプラットフォームとなっており、動向を見逃せな [……]
COGSとは、cost of goods soldの略で、売上原価のこと。企業会計で用いられる費用区分の一つで、販売した商品に直接関わるすべての費用のこと。業種により売上原価に含める原価の範囲は変わるが、一般的には商品の仕入れ金額、製造費、製造に関わる人件費などの諸経費を含む。売 [……]
マーケティング領域におけるRTBとは、reason to believeの略で、消費者がそのブランドや商品を信頼するに足る理由や根拠、訴求のこと。消費者が商品やサービスを選ぶ際に感じる「約束された価値」であり、ブランドや企業にとってはその商品を選択してもらうために揃えた説得要素で [……]
エンタープライズ企業(enterprise)もしくはエンタープライズとは、一般的には法人を分類する際に中小企業(SMB)と区別して「大企業や官公庁」といった従業員規模の大きな企業のことを指す。単に「エンタープライズ」とも呼ぶ。 IT製品などの営業や販売における「エンタープライズセ [……]
サービスブループリント(service blueprint)とは、製品やサービスがユーザーに提供されるまでプロセスを、提供者をはじめ関係者とシステムの動きを合わせて時系列で可視化したツールのこと。ユーザー体験に関わるすべての業務プロセスを含み、サービスの設計や運用管理、ユーザーエ [……]
マーケティングにおけるダブルジョパディの法則(the double jeopardy law)とは、市場浸透率の低いブランドほど購入頻度も少なくなるという現象、経験則である。市場シェアの低いブランドは購買人数が少なく、またこれら商品の購買客の購買頻度(ロイヤルティ)も低いため、二 [……]
アクハイア(acqui-hire, acq-hire, acquihire, acqhire)もしくはアクハイアリング(acqui-hiring, acq-hiring)とは、人材獲得を目的とした企業買収、M&Aのこと。「acquisition (買収)」と「hire ( [……]
MVVとは、「Mission (ミッション)」、「Vision (ビジョン)」、「Value (バリュー)」のそれぞれの頭文字を取った略語である。 経済学者のピーター・ドラッカー(Peter Ferdinand Drucker)が2002年の著書『ネクスト・ソサエティ (Mana [……]
LATAMとは、「Latin America」の略で、ラテンアメリカの地域や各国を指す。ビジネスにおいて世界の地域や市場を区分けする際に用いられる区分の一つ。 メキシコと南アメリカ大陸の各国を含むことが多い。区分によってカリブ海の諸国を含む場合と含まない場合がある。 ビジネスで用 [……]
NORAMとは、「North America」の略で、北アメリカの地域や各国を指す。ビジネスにおいて世界の地域や市場を区分けする際に用いられる区分の一つ。「NA」の表現もある。 カナダとアメリカを中心とし、区分によってカリブ海の諸国やメキシコを含む場合と含まない場合がある。 ビジ [……]
APACとは、「Asia Pacific」の略で、日本を含む東アジア、南アジア、東南アジア、オセアニアの「アジア太平洋」の地域や各国を指す。ビジネスにおいて世界の地域や市場を区分けする際に用いられる区分の一つ。読みは「エイパック」。 区分によっては日本を含めない場合もある。 ビジ [……]
「B4B (B for B)」とは、「business for business」の略で、企業間取引(business to business, B2B, BtoB)の関係性に加えてさらに協業や相互利益を重視する考え方のこと。「B4B企業」「B4Bモデル」などのように用いる。 B [……]
ピッチ(pitch)とは、「(的に向かって)投げる」「(投手がボールを)投げる」「繰り返しの周期や距離、度合い」などを意味する英語だが、ビジネス領域においては「短い時間で相手に提案し売り込むこと」を意味する。 通常のプレゼンテーションとは異なり、数分や数十秒といった非常に短い時間 [……]
レガシー企業(legacy company)とは、数十年といった長い歴史を持ち、また従業員や売上にて大きな規模を有したり、創業から現在にわたって何代もの社長が務めたりするような企業を意味することが多い。過去からの歴史と業績が著しく、また何世代かにわたってそれが引き継がれている伝統 [……]
レピュテーション(reputation)とは、「評判、風評」を意味する英語である。 ビジネスにおいては、企業やブランドに対して世間やステークホルダーが抱く評判や風評のことを指す。レピュテーションを高く維持することでブランド価値は維持され、マーケティングや採用などにおいて非常に良い [……]
EMEAとは、「Europe, the Middle East and Africa」の略で、ヨーロッパと中東、アフリカを指す。ビジネスにおいて世界の地域や市場を区分けする際に用いられる区分の一つ。読みは「エメア」「イメア」。 ビジネスで用いる世界の地域区分はEMEAの他にさまざ [……]
データの民主化(data-democratization)とは、組織内の誰もが技能のレベルに関係なく容易にデータにアクセスでき、自由に利用できる状態、あるいはそのようなデータ活用の文化のこと。特別な技能や権限を有する担当者や専門家だけがデータを利用するのではなく、特別な知識や技術 [……]
アンカンファレンス(unconference)とは、参加者がスピーカー(話し手)となり、自分が話したい内容を発表したり、参加者同士でディスカッションしたりするミーティングや会議、イベントのこと。参加者が主体的に発言することを求められる。「オープンスペース・カンファレンス (ope [……]
ブーメラン効果(boomerang effect)とは、コミュニケーションの送り手の意図に反して受け手の態度が意図から反対の方向へと変わる現象のこと。依頼や説得、行為を試みた結果、相手は意図とは反対の態度や意見、結果になり逆効果になってしまうこと。外部から自由を制限されるとそれに [……]
生存者バイアス(survivorship bias)もしくは生存バイアスとは、何らかの成功を遂げた一部の人物や企業、物事のみを基準とすることで誤った判断をしてしまうこと。 事象や手段を評価する際に、成功せず失敗に至った数多くの事象を考慮することなく、一部の成功事例のみをもって判断 [……]
6次産業化とは、第一次産業(農業、林業、漁業)の事業者や従事者が、第二次産業である製造加工も行い、第三次産業である小売業にまで事業を展開する多角的な経営形態をとること。第一次産業による生産物を食品や製品に加工し、販売や流通までを統合して担うことで、第一次産業の価値を高めようとする [……]
マネタイズ(monetize)とは、ビジネス領域においては事業で収益を得る仕組みを作ることを意味するビジネス用語である。「収益化」。特にIT業界をはじめとしたビジネス界隈では、収益を生んでいない無料サービスなどを広告収入やユーザー課金、コンテンツの有料化によって収益化を図ることを [……]