行動に関するキーワード(52件)

カリギュラ効果

カリギュラ効果とは、禁止されるとかえって興味関心を強く引き、禁止に背く行動をしてしまう心理効果のこと。例えば「閲覧禁止」と言われるとかえって見たくなるといった心理現象が挙げられる。 行動や選択の自由を制限、侵害された際に、反発した態度をとって自由を回復しようとする「心理的リアクタ [……]

多元的無知

多元的無知(pluralistic ignorance)とは、多くの人がある特定の価値観や意見を受け入れていないにもかかわらず、「自分以外の人たちはそれを受け入れている」と誤って思ってしまう状況のこと。「自分はそう思っていないが、様々な考えがある中で多くの人がそう思っているのなら [……]

チアリーダー効果

チアリーダー効果(Cheerleader Effect)とは、女性を前にすると男性の行動が無意識に積極的になったり大胆になったりすること。魅力的な女性の視線や声援を受けたり、その人のことを意識したり考えたりすると、男性の行動はポジティブに変化するというもの。 別の意味として、集団 [……]

マイクロモーメント

マイクロモーメント(Micro-Moments)とは、人々が「何かをしたい」と思ったらすぐにスマートフォンなど身近なモバイル端末で検索して調べたり、購入したりという行動を起こす瞬間のこと。細切れの可処分時間を使った「意図」を伴う行動の瞬間のこと。2015年にGoogleが提唱した [……]

パルス型消費行動

パルス型消費行動とは、消費者がスマートフォンなどで偶然見つけた情報により瞬間的に購買意欲を刺激され、そのまま購入に至るという消費行動のこと。一定の時間をかけて購入意欲を醸成される「ジャーニー型消費行動」とは異なり、24時間常に買い物のタイミングで、趣味的商品に対する非日常的な「衝 [……]

ナッジ

ナッジ(nudge)とは、強制や金銭的インセンティブなどによってではなく、自発的に特定の行動を促す手法や仕掛けのこと、あるいはその理論のこと。 行動科学の知見に基づき、人々が社会的に、環境的に、あるいは自身の健康や人生にとってより良い行動を自発的に選択するよう促すことができる。合 [……]

現状維持バイアス

現状維持バイアスとは、変化や未知のものを避けて現状維持を望む心理作用のこと。現状から未経験のものへの変化を「安定の損失」と認識し、現在の状況に固執してしまうこと。 提示された変化にメリットとデメリットがある際、現状得られている利益よりも変化による損失から得る苦痛の方が大きいと判断 [……]

逆張り

逆張り(逆バリ)とは、上昇相場のときに売って下落相場のときに買うというような、相場の流れや人気に逆らって売買する投資手法のこと。読みは「ぎゃくばり」。 そこから転じて、一般的な事象において、主流となる意見や行動や流行に逆らうことも「逆張り」と用いられる。 逆張りに対し、相場の流れ [……]

プロスペクト理論

プロスペクト理論とは、人の意志決定は想定される損失の度合いによって変化し、利益を得るときの幸せよりも損失の痛みの方を大きく感じ、損失が大きいと判断した際に非合理的で感情的な判断を行いやすいという認知バイアスを取り入れた意志決定モデルのこと。行動経済学における代表的な理論の一つ。 [……]

正常性バイアス(恒常性バイアス)

正常性バイアスとは、異常事態に直面していながら「自分は大丈夫だろう」「たいしたことにはならない」「きっと安全だろう」と正常の範囲内であると考えて、心の平静を保とうとする心理傾向、認知バイアスの一つ。「恒常性バイアス」「正常化の偏見」。 人間が生きていく上で必要な心の働きである一方 [……]

カリフォルニアから来た娘症候群

カリフォルニアから来た娘症候群(The Daughter from California syndrome)とは、病気の患者の終末期に故郷を長く離れていた家族が突然現れ、これまで近隣の家族と医者が時間をかけて話し合い決定した方針に異議を唱えたり、延命治療などの過度な対処を主張する [……]

アンダードッグ効果(負け犬効果)

アンダードッグ効果(underdog effect)とは、事前の予測で劣勢だったり不利だったりという情報が流れることで、同情によって応援や支援が増加する効果のこと。「アンダードッグ(underdog)」とは「負け犬、弱者」のことで、「負け犬効果」「判官びいき効果」とも言う。 同情 [……]

Unboxing(アンボクシング, 開封の儀)

Unboxing(アンボクシング)とは、新しく入手したばかりの製品を箱から取り出す一連の行為や経験を表す英語のスラング。日本語のインターネットスラングである「開封の儀」と似た意味で用いられる。箱から取り出す様子を動画で撮影し、YouTubeやTwitterなどのソーシャルメディア [……]

バラエティ・シーキング

バラエティ・シーキングとは、消費者が商品を購入する際に、特定ブランドだけでなくさまざまなブランドの商品を購入しようとする行動のこと。消費者にとってブランド間の知覚差異が大きい商品、かつ低関与商材のうちバラエティに富んでいる一般消費財で起こりやすい。このような消費行動をとる消費者を [……]

心理的安全性

心理的安全性とは、対人関係において自分の言動が他者にどう認知されるか、どう影響を与えるかを強く意識することなく、自分らしく素直に行動できる状態や環境、雰囲気のこと。サイコロジカル・セーフティ(psychological safety)。 他者から無知、無能、邪魔、ネガティブととら [……]

フライホイール

マーケティング領域におけるフライホイールとは、消費者の行動プロセスもしくは企業による消費者へのマーケティングアプローチを、循環型の「弾み車(フライホイール)」の形で表現したフレームワークのこと。伝統的なパーチェスファネルの考え方との対比や比較の文脈で用いられることがある。 顧客は [……]

プライミング効果

プライミング効果とは、先に受けた刺激が無意識にその後の考え方や行動に影響を及ぼす心理学的な効果、現象のこと。先に受ける刺激を「プライマー」「プライム」「プライム刺激」、後に影響を受ける刺激を「ターゲット」と呼ぶ。 例えば、事前に情報を得ておくと、その後の判断が迅速になったり記憶し [……]

カスタマージャーニー

カスタマージャーニーとは、商品やサービスを知った顧客が、認知から関心、購入、推奨に至るまでの行動や心理を時系列的に可視化したプロセスのこと。可視化されたものをカスタマージャーニーマップとも呼ぶ。 カスタマージャーニーで顧客の購買行動を可視化することで、顧客とのタッチポイント(接点 [……]

パーチェスファネル(購買ファネル)

パーチェスファネルとは、消費者の購買プロセスを「漏斗(ろうと、じょうご)」の形で表現した、マーケティングの考え方の一つ。商品の認知から見込み顧客になり、購買に至るまでの行動や状態の遷移を、売り手側の視点で表現したものである。「購買ファネル」や、単に「ファネル」と呼ばれることもある [……]

ゲーミフィケーション

ゲーミフィケーション(gamification)とは、ゲームの要素や考え方、メカニズムなどを、他の分野に応用すること。あるいは、ゲームの要素や考え方、仕組みを利用して、課題を解決したり行動を促進させたり顧客ロイヤリティを向上させたりするマーケティング手法のこと。 サービスやシステ [……]

割れ窓理論(ブロークン・ウィンドウ理論)

割れ窓理論(ブロークン・ウィンドウ理論)とは、建物の窓ガラスが割れているのを放置しておくと、適切に管理されていないと思われて、他の窓もすべて割られたり、その地域に犯罪が多発したりするようになるという、環境犯罪学の理論のこと。アメリカの心理学者ジョージ・ケリングが提唱した。 軽微な [……]

ワンショット消費

ワンショット消費とは、ファッションアイテムなどを購入後、着用してInstagramをはじめとしたソーシャルメディアに投稿し、その後にメルカリなどのフリマアプリやインターネットで販売するという一連の消費行動のこと。あるいは、Instagramなどへの投稿後にフリマアプリで販売する前 [……]

ヒートマップツール

ヒートマップツールとは、Webサイトやアプリを利用しているユーザーのスクロール状況や注目エリア、マウスクリックやタップなどを、Webページやスクリーン画面に重ね合わせてグラデーションで色分けする可視化ツールのこと。 ユーザーによるWebページやスクリーン画面の閲覧状況、クリック状 [……]

ピーク・エンドの法則

ピーク・エンドの法則とは、ある出来事を経験した際に、人は感情のピーク(最高潮)とその出来事のエンド(終了時)で、経験の全体を判断するという法則のこと。その出来事の印象を決定づけているのは「一番印象的なシーン」と「一番最後のシーン」である、という考え方である。 「ピーク」と「エンド [……]

顧客時間

顧客時間とは、消費者の消費行動の流れ(検討→購入→使用)を時間軸で捉えた、購買意志決定のプロセス、シナリオのこと。カスタマージャーニーの一種。 企業が消費者の消費行動を把握するには、その行動を時間軸で把握し、購入の時点だけでなく検討や使用の段階に入り込んでチャネル設計をできるかが [……]

カクテルパーティー効果

カクテルパーティー効果とは、たくさんの人が談笑しているパーティーのような中で、会話や雑音の中からでも「自分が関係していること」「自分が興味のある内容」をきちんと聞き取れる現象のこと。音声情報を無意識に選択して聞き取る「音声の選択的聴取」のこと。 1953年に心理学者のコリン・チェ [……]

オンボーディング

オンボーディングとは、企業が新しく採用した人材を組織に配置し、その一員として文化や仕事の進め方に慣れてもらう教育プロセスのこと。新人研修。 そこから転じて、サービスやソフトウェアの新規ユーザーに対し、機能の使い方に慣れて継続的な利用を促す一連のプロセスやコンテンツのこともオンボー [……]

サバンナ効果

サバンナ効果とは、入り口付近よりも空間の奥の方の照明を明るくすることで、人が安心感を感じて奥に進む効果のこと。人は暗い所から明るい所へは引き寄せられ、明るい所から暗い所には入りにくい習性があり、それを利用している。 暗い森の中で迷った人が、森の外に広がる太陽の光を浴びた明るい草原 [……]

イケア効果

イケア効果(IKEA effect)とは、自分が作ったものや関与したプロジェクトに対して、その価値を過大評価する心理効果のこと。人は手間をかけることで思いや愛着が強まり、自分のみならず他人にとっても高い価値を持つものと錯覚する効果がある。 自分が全面的に関与したり、うまくいったも [……]

ホモフィリー

ホモフィリー(Homophily)とは、同じような属性や価値観を持つ人とつながろうとする人間の傾向のこと。ソーシャルネットワーク研究の基本的な考えの一つで、同質性とも呼ばれる。「類は友を呼ぶ」「似たもの同士」。 人は同じ属性の相手に親近感を持ちやすく、またホモフィリーの相手から影 [……]