ギブアウェイ

ギブアウェイ(giveaway)とは、マーケティングの領域においては販売促進を狙った無料の配布物やグッズのこと。ブランドのロゴや商品名が入ったボールペンやステッカー、バッグ、カレンダーなどが、イベント参加者や街を歩く人などに無料で提供される。

類似のものに「ノベルティ」「景品」「おまけ」がある。より希少性があり価値の高いものを「ノベルティ」として区別することもある。しかし、「ギブアウェイ」も顧客獲得や顧客満足を狙ってよりオリジナリティのある価値の高い品を準備するようになり、「ギブアウェイ」と「ノベルティ」の境界は曖昧で違いはあまりないといえる。

信頼財(信用財)

信頼財(credence goods)とは、実際に利用してもその品質の評価が難しい性質を持つ商品やサービスのこと。信頼が重要な根拠として供給され、利用された後も客観的評価が難しく、個人の感想にとどまりやすいというものである。「信用財」。

弁護士や医療、教育やコンサルティングといった専門的な技術や知識を必要とする領域や、健康食品やサプリなど評価に個人差があるものがある。商品やサービスの供給側をまずは信用して自ら経験しなければならず、口コミなどでの感想や評価が一定の判断材料になることがある。

商品やサービスの品質を消費者が知るタイミングで分類したものの一つであり、以下の3つに分類される。

  • 探索財:購入前に調べることでその品質を把握、評価できる商品やサービスのこと
  • 経験財:購入して消費することで初めてその品質を評価できる商品やサービスのこと
  • 信頼財:購入後もその品質の評価が難しい商品やサービスのこと

ジェットカット(ジャンプカット)

ジェットカットとは、発言や会話の「えー」や無音部分などの不要な「間」を細かくカットしてつなぎ合わせる動画や映像の編集技法のこと。発言の趣旨をできるだけ変更することなく、経過時間を縮めて短く編集できる。

動画クリエイターでYouTuberのジェットダイスケ(愛場大介氏)が提唱した動画編集技法として、「ジェットカット」の名称で普及している。同一構図の同一被写体の途中の動作をカットする「ジャンプカット(jump cut)」と呼ばれる映像編集技法の一種。ジャンプカットは古くから映画などで見られ、放映時間に制約の多いテレビなどでのインタビュー映像でも用いられる。

ジェットダイスケ氏が、YouTubeなど時代のフォーマットや文化に合ったインターネット動画の適切な編集方法の一つとして提唱し、多くのYouTuberの動画に広く普及させたと言える。インターネット動画では余分な余白をなくしてテンポ良く見せることができ、視聴者の途中の離脱を減らすメリットがある。

スラッシュワーカー(スラッシャー)

スラッシュワーカー(slash worker)、あるいはスラッシャー(slasher, career slasher)とは、複数の仕事や活動を掛け持ちして、多様な分野やスキルにまたがるキャリアを築く「スラッシュキャリア」の考え方の人のこと。SNSアカウントなどのプロフィール紹介にて、肩書きやスキルを記号のスラッシュ「/」で区切って表現するところに由来する。

従来の働き方にとらわれず、一見バラバラで関連性のない仕事やスキルも掛け合わせてキャリアを形成していくというもの。特定の仕事を本業と決めずにいずれにも同じような熱量で取り組み、行動と経験を重ねながら自分にふさわしい仕事を選択し、それまでの経験も生かしていく。

不安定な時代に社会人になり、多様性と個人主義を尊重するミレニアル世代が多く関心を持つ。本業を特定しない中で新しい価値観を生み出そうとしている点が、パラレルキャリアのパラレルワーカーとはやや異なる。

「兼業」や「副業」と類似するが、パラレルキャリアと同様に単なる収入獲得のみを目的とはしていない。

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スラッシュキャリア

スラッシュキャリア(slash career)とは、複数の仕事や活動を掛け持ちして、多様な分野やスキルにまたがるキャリアを築くこと。SNSアカウントなどのプロフィール紹介にて、肩書きやスキルを記号のスラッシュ「/」で区切って表現するところに由来する。

従来の働き方にとらわれずに、一見バラバラで関連性のない仕事やスキルも掛け合わせてキャリアを形成していくというもの。不安定な時代に社会人になり、多様性と個人主義を尊重するミレニアル世代が多く関心を持つ。特定の仕事を本業と決めずにいずれにも同じような熱量で取り組み、新しい価値観を生み出そうとしている点が、パラレルキャリアとはやや異なる。

「兼業」や「副業」と類似するが、パラレルキャリアと同様に単なる収入獲得のみを目的とはしていない。

スラッシュキャリアの考え方で働く人を「スラッシュワーカー」「スラッシャー」と呼ぶ。

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パラレルキャリア

パラレルキャリア(parallel career)とは、本業を持ちながら第二のキャリアを築くこと。現在の主たる仕事に加えて別の仕事や活動を行い、そこでの新たな仕事の関わりや技術の習得、従来と異なる価値観の獲得をしていくこと。このようなキャリアの人を「パラレルワーカー(parallel worker)」と呼ぶ。

組織よりも人間の人生の方が長くなったため、人は特定の組織に頼らずに別のもう一つの人生も始めた方が理にかなったものであるという考え方である。経済学者のピーター・ドラッカー(Peter Ferdinand Drucker)が1999年の書籍『明日を支配するもの』にて、これからの社会における働き方として提唱した。

「兼業」や「副業」と類似するが、単なる収入獲得のみを目的とはしていない。

近年では、「スラッシュキャリア」のように本業を特定せずに複数のキャリアを同時に進める生き方も、類似の視点として注目されている。

スプロール現象

スプロール現象(urban sprawl, suburban sprawl)とは、都心部から郊外へ無秩序、無計画に開発が広がる現象のこと。人口集中や地価高騰によって都市が郊外に拡大する際に、無秩序に開発されることを表す。「スプロール化」。都市郊外が虫食い(sprawl)の状態で宅地化する様子に由来する。

郊外へ無秩序に開発が進むため、道路や上下水道、学校や病院といったインフラや街機能の整備が遅れやすく、交通渋滞や汚染、使用エネルギーの増加、コミュニティが発達しないといった事象を引き起こす。郊外の農地や自然環境も破壊しやすく、災害にも弱い。

スプロール現象が進むと、地権が細分化されるため、後から整備するのは非常に困難なものとなる。

サムネイル

サムネイル(thumbnail)とは、画像や文書ファイルなどを縮小して表示したもの。数多くのファイルを一覧で表示管理する際に、オリジナルのファイルを把握する見本として用いられる。略称は「サムネ」。

パソコンやスマートフォンの端末内の画像管理やWebサイトでの商品一覧、YouTubeなどでの動画一覧やフィードでも用いられる。サムネイルをクリックすると多くはオリジナルのファイルにアクセスできる。YouTubeなどの動画では、印象的な場面のキャプチャ画像の他、制作者が独自に準備した画像も使用される。

親指(thumb)の爪(nail)に例えたことに由来する。

ウィンザー効果

ウィンザー効果(Windsor effect)とは、本人や提供者から発信される情報よりも、第三者が発信して間接的に伝わる情報の方が信頼性が高まるという心理的傾向のこと。商品や店舗の口コミやレビュー、友人の感想の方が、メーカーや運営元といった当事者による情報よりも消費者に重視される理由の一つは、この効果によるものである。利害関係がない第三者の意見という前提で評価される。

アーリーン・ロマノネス(Aline Griffith Romanones)による1990年の小説『伯爵夫人はスパイ』の中の登場人物、ウィンザー伯爵夫人の台詞「第三者の誉め言葉がなんといっても一番効果があるのよ」に由来する。

この効果を狙って施策として「口コミ・マーケティング」が行われるが、利害関係が露呈すると「ステルスマーケティング」として逆効果になることがある。

IMHO(IMO, 私の考えでは)

IMHOとは、「in my humble opinion」の略で、「私の考えでは」「私のつたない意見では」「私見では」「個人的には~と思います」という意味の英語の略語である。インターネットスラング。控えめに自分の意見を述べる際に用いる。読みはアルファベットのままで「アイエムエイチオー」。

同様の表現に、「私の考えでは」を表す略語「IMO (in my opinion)」がある。「IMHO」の方が「IMO」よりも丁寧で謙虚な表現である。

類似の表現として、以下のものがある。

  • IMNSHO: in my not so humble opinion(はっきり言うと)
  • IMNAAHO: in my not at all humble opinion(はっきり言うと)
  • IMAO: in my arrogant opinion(大胆に言うと、ぶっちゃけ)

API (アプリケーション・プログラミング・インターフェース)

APIとは、Application Programming Interface(アプリケーション・プログラミング・インターフェース)の略で、ソフトウェアやアプリケーションの機能を外部から利用できるようにした仕組みやルールのこと。ソフトウェア同士をつなぐインターフェース、仕様、通信ルールのことである。

ソフトウェアの提供元がAPIを提供することで、第三者の利用者であるソフトウェアのエンジニアは関連ソフトウェアの機能を最初から開発する必要がなく、少ない労力で開発したり、通信による各種データの取り込みなどを行うことができる。

現在はWebサービスも多様な機能をAPIとして公開しており(Web API)、地図情報や気象情報、交通情報、各種コンテンツデータなど、さまざまなAPIが存在する。

SDK(ソフトウェア開発キット)

SDKとは、Software Development Kitの略で、ソフトウェアの開発に必要なプログラムやAPIライブラリ、サンプルコードや技術文書などをパッケージにしたセットのことである。日本語では「ソフトウェア開発キット」と呼ばれる。

ソフトウェアのエンジニアは、開発元や提供元が配布するSDKを有償もしくは無償で入手することで、開発対象の関連ソフトウェアを少ない労力で開発したり組み込んだりすることができる。開発元や提供元も、製品の普及を図るために積極的にSDKを配布することがある。

内集団バイアス(内集団ひいき)

内集団バイアス(in-group favoritism, in-group bias)とは、自分が所属する集団(内集団)のメンバーに対して肯定的に評価したり好意的な態度を示したりする心理的傾向のこと。自分の所属しない集団(外集団)の人よりも、内集団の人をより高く評価したり優遇したりするというものである。「内集団ひいき」ともいう。

現在所属しているかだけでなく、過去にあるいは概念として属していると自身が認識すれば集団への帰属意識が働き、内集団バイアスが出やすい。無作為に分類された集団においても内集団バイアスが出ることもある。

内集団バイアスが強く出ると、外集団に対する不当な低評価だけでなく差別的行動が起こることがある。

Above the fold

Above the fold(アバブ・ザ・フォールド)とは、もともとは新聞の一面の上半分のことを表し、一面のトップを飾るほど重要であるという意味を持つ。そこから転じて、ブラウザーでWebサイトのページを表示させた際の、スクロールせずに閲覧できる表示領域のことも指す。後者は「ファーストビュー」と同義である。

新聞やタブロイド紙は、最初のページである一面の上半分が見えるようにして店頭販売される。そのため、その日の重要なニュース記事は目を引く一面トップの上半分に掲載されることが多い。そこから、半分に折られた新聞の「折り目の上(above the fold)」が重要な領域である、と扱われるようになった。

後にWebサイトが登場してからは、同様の重要な領域として、ブラウザーでスクロールせずに表示される表示領域も「Above the fold」と呼ばれる(「ファーストビュー」と同義)。デバイスやディスプレイ解像度によってその領域は変化するが、ユーザーはAbove the foldの領域に表示されるクリエイティブやコピーなどの要素、デザインを判断し、その後の閲覧やスクロール、直帰率などに影響を与えるとされる。

一方、新聞の「折り目の下」や、ブラウザーでスクロールしなければ見られないページ領域は「Below the fold」と呼ばれる。

サ終

サ終とは、「サービス終了」を表すインターネットスラングである。特にオンラインゲームやアプリの領域で、サービスが終了して利用できなくなる際にユーザー間で用いられる。読みは「さしゅう」。「サービス終了」を略した表現である。

類似の言葉、スラングに「ディスコン」がある。

ホットリード

ホットリード(hot lead)とは、商品やサービスに対して興味関心が非常に高く、購入可能性も高い見込み客のこと。「いますぐ客」。企業にとっては、最終段階の見込み顧客である。

商品の購入や利用に至るまでのお客様の検討意欲には幅があり、ひとくくりに見込み顧客として扱うと営業やマーケティングが適切に機能しなくなる。それぞれの顧客の検討意欲に合わせて営業することで、成約の確度を高めることができる。その際に見込み顧客を検討意欲の程度で分類し、検討意欲が低い潜在顧客を「コールドリード」、一定の購入意欲が見られる見込み客を「ウォームリード」、興味関心が高く購入可能性も高い見込み客を「ホットリード」と呼ぶ。

  • コールドリード:検討意欲が低い潜在顧客
  • ウォームリード:一定の購入意欲が見られる見込み客
  • ホットリード:興味関心が高く購入可能性も高い見込み客

ウォームリード

ウォームリード(warm lead)とは、商品やサービスの購入あるいは利用に対して一定の購入意欲が見られる見込み客のこと。「そのうち客」。企業にとっては、中期段階の見込み顧客である。

商品の購入や利用に至るまでのお客様の検討意欲には幅があり、ひとくくりに見込み顧客として扱うと営業やマーケティングが適切に機能しなくなる。それぞれの顧客の検討意欲に合わせて営業することで、成約の確度を高めることができる。その際に見込み顧客を検討意欲の程度で分類し、検討意欲が低い潜在顧客を「コールドリード」、一定の購入意欲が見られる見込み客を「ウォームリード」、興味関心が高く購入可能性も高い見込み客を「ホットリード」と呼ぶ。

  • コールドリード:検討意欲が低い潜在顧客
  • ウォームリード:一定の購入意欲が見られる見込み客
  • ホットリード:興味関心が高く購入可能性も高い見込み客

コールドリード

コールドリード(cold lead)とは、商品やサービスの購入あるいは利用の可能性はあるものの、まだ検討意欲が低い潜在顧客のこと。「まだまだ客」。企業にとっては、初期段階の見込み顧客である。

商品の購入や利用に至るまでのお客様の検討意欲には幅があり、ひとくくりに見込み顧客として扱うと営業やマーケティングが適切に機能しなくなる。それぞれの顧客の検討意欲に合わせて営業することで、成約の確度を高めることができる。その際に見込み顧客を検討意欲の程度で分類し、検討意欲が低い潜在顧客を「コールドリード」、一定の購入意欲が見られる見込み客を「ウォームリード」、興味関心が高く購入可能性も高い見込み客を「ホットリード」と呼ぶ。

  • コールドリード:検討意欲が低い潜在顧客
  • ウォームリード:一定の購入意欲が見られる見込み客
  • ホットリード:興味関心が高く購入可能性も高い見込み客

SaaS (Software as a service)

SaaSとは、Software as a serviceの略で、ソフトウェアをユーザーの端末側にインストールするのではなく、インターネットを通してクラウドから「サービス」として必要な機能を提供する概念や仕組みのこと。もしくはそのような仕組みのサービスのこと。読みは「サース」が一般的である。

インターネットを通してクラウドから「サービス」として提供される概念「XaaS (Everything as a Service)」の一つ。

インターネット環境さえあれば会社からでも自宅からでも利用が可能で、デバイスが異なっても同じサービスとして利用できる。また複数メンバーでの作業や管理が容易であったり、必要な機能や期間だけ利用できるといった特徴がある。詳しくは「XaaS (Everything as a Service)」の特徴の項目を参照のこと。

SaaSの提供側である「SaaSプロバイダ」は「ASP(Application Service Provider, アプリケーションサービスプロバイダ)」と同義であるが、「ASP」も仕組みやサービスの意味として用いられることが多く、広義では「SaaS」も「ASP」も実質的に同義である。

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#OOTD(outfit of the day, 今日のコーデ)

OOTDとは、「outfit of the day」の略で、「今日のコーデ(コーディネート)」「今日の服装」を意味する英語である。InstagramやPinterestなどのソーシャルメディア(SNS)にて、その日の自分の着ているファッションを自撮りして写真を投稿する際などに、ハッシュタグ「#OOTD」として用いられることが多い。読みは「オーオーティーディー」。

類似のものに、「OOTN (outfit of the night, 今夜のコーデ)」や「OOTW (outfit of the week, 今週のコーデ」がある。