判断に関するキーワード(19件)

傍観者効果

傍観者効果(bystander effect, bystander apathy)とは、目の前で起きた他者を救助すべき状況において、周囲に自分以外の多くの人がいることによって対処する行動が抑制される集団心理現象のこと。傍観者が多いほどその心理現象は強くなる。 傍観者効果が生じる要 [……]

多数派同調バイアス(集団同調性バイアス)

多数派同調バイアス(majority synching bias)とは、どのように行動してよいか迷ったときに周囲の人と同じ行動を取ることが安全と判断する心理傾向のこと。認知バイアスの一つ。「集団同調性バイアス」。 「多くの人がそう考えたり行動したりするのであれば、それが正しいのだ [……]

スポットライト効果

スポットライト効果(spotlight effect)とは、自分が実際よりも注目されていると錯覚してしまう現象のこと。常に自分にスポットライトが当たって欠点や過ちが強調され、多くの人に注目されていると過剰に意識してしまうというもの。自分が他人に与える影響を過大評価してしまい、他人 [……]

成果バイアス

成果バイアス(outcome bias)とは、過去の出来事の過程にかかわらず、その出来事の結果を過度に強調して評価してしまう心理的傾向のこと。特に良い結果よりも悪い結果が起きた場合に、結果のみを強調して倫理的な非難が起こるのは成果バイアスによるものである。 結果を知った後にそれが [……]

後知恵バイアス

後知恵バイアス(hindsight bias)とは、物事が起きる前よりもその結果を知った後の方が、それが予測可能だったと考えてしまう心理的傾向のこと。認知バイアスの一種。読みは「あとぢえバイアス」。 物事の結果を知ってから「そうなると思っていた」と結果論を主張するなど錯覚してしま [……]

ナッジ

ナッジ(nudge)とは、強制や金銭的インセンティブなどによってではなく、自発的に特定の行動を促す手法や仕掛けのこと、あるいはその理論のこと。 行動科学の知見に基づき、人々が社会的に、環境的に、あるいは自身の健康や人生にとってより良い行動を自発的に選択するよう促すことができる。合 [……]

現状維持バイアス

現状維持バイアスとは、変化や未知のものを避けて現状維持を望む心理作用のこと。現状から未経験のものへの変化を「安定の損失」と認識し、現在の状況に固執してしまうこと。 提示された変化にメリットとデメリットがある際、現状得られている利益よりも変化による損失から得る苦痛の方が大きいと判断 [……]

新近効果(終末効果)

新近効果(Recency Effect)とは、最後に与えられた情報や直前に与えられた情報が印象に残り、評価に影響を及ぼす現象のこと。「新近性効果」「終末効果」とも呼ばれる。より直近の新しい記憶の方が再生率が良い状態である。 アメリカの心理学者ノーマン・H・アンダーソンが1976年 [……]

初頭効果

初頭効果(Primacy Effect)とは、最初に与えられた情報が印象に残り、後の評価に影響を及ぼす現象のこと。人物や物事の第一印象が長期間に渡って残るのは、初頭効果の影響である。情報を並列に扱った場合に起こりやすいとされる。 1946年にポーランド出身の心理学者ソロモン・アッ [……]

プロスペクト理論

プロスペクト理論とは、人の意志決定は想定される損失の度合いによって変化し、利益を得るときの幸せよりも損失の痛みの方を大きく感じ、損失が大きいと判断した際に非合理的で感情的な判断を行いやすいという認知バイアスを取り入れた意志決定モデルのこと。行動経済学における代表的な理論の一つ。 [……]

ダブルスタンダード(二重規範)

ダブルスタンダードとは、類似した状況であるにもかかわらず対象によって適用する価値判断の基準を変えること。矛盾の一形態である。一方に利益あるいは不利益が生じて不公平になることがある。「二重規範」「二重基準」「二律背反」、スラングでは「ダブスタ」と呼ばれる。 一方の対象にはある基準を [……]

正常性バイアス(恒常性バイアス)

正常性バイアスとは、異常事態に直面していながら「自分は大丈夫だろう」「たいしたことにはならない」「きっと安全だろう」と正常の範囲内であると考えて、心の平静を保とうとする心理傾向、認知バイアスの一つ。「恒常性バイアス」「正常化の偏見」。 人間が生きていく上で必要な心の働きである一方 [……]

プライミング効果

プライミング効果とは、先に受けた刺激が無意識にその後の考え方や行動に影響を及ぼす心理学的な効果、現象のこと。先に受ける刺激を「プライマー」「プライム」「プライム刺激」、後に影響を受ける刺激を「ターゲット」と呼ぶ。 例えば、事前に情報を得ておくと、その後の判断が迅速になったり記憶し [……]

ダニング=クルーガー効果

ダニング=クルーガー効果とは、能力や成績が低い人ほど自らのそれに対して過大評価を行い、自信にあふれるという認知バイアスのこと。自身の能力の客観的な認識、メタ認知ができないことによって生じる。一方、能力や成績が高い人ほど自らのレベルを低く評価するようになる。 能力や成績が低い人は自 [……]

コンコルド効果(コンコルド錯誤)

コンコルド効果とは、ある対象へのサンクコスト(埋没費用)がその後の意志決定に影響を与えて、損失し続けるとわかっていながら無駄な投資がやめられない状態のこと。サンクコストが大きいほど元をとろうとする心理が働き、合理的な判断ができない傾向がある。「コンコルド錯誤」「サンクコスト効果」 [……]

アンカリング効果

アンカリング効果(anchoring effect)とは、判断や予測が難しいときに最初に接した目安の数字や価格、特定の情報が判断に大きく影響する心理現象のこと。認知バイアスの一つ。アンカー効果。 情報が十分にそろっていないとき、最初に接した数値や情報が印象に残って判断基準にバイア [……]

希少性の法則

希少性の法則(principle of scarcity)とは、どこでも入手できるものよりも、数が少なかったり手に入りにくいものほど価値が高いと判断してしまう現象のこと。 数が少なかったり手に入りにくい場合、「いま決断しないとなくなってしまう」「この機会を逃せば二度と手に入らない [……]

フレーミング効果

フレーミング効果(Framing Effect)とは、複数の選択肢から意志決定や判断をする際に、絶対的評価ではなく、そのときの心的構成(フレーミング)や質問提示のされ方によって、意志決定が異なる現象のこと。 例えば、著名なバイオリニストがコンサートホールで演奏すれば高価なチケット [……]

エンダウド・プログレス効果

エンダウド・プログレス効果(Endowed Progress Effect)とは、ゴールに向かって若干の前進を感じたときに、人はよりゴールに向かうモチベーションを上げようと努力する効果のこと。ゴールに近づくほど人はモチベーションを上げるという習性を利用している。 A)10ポイント [……]