フォローバック(フォロバ)

フォロバとは、SNSにてフォローされたフォロワーを自分もフォローしてフォロイーにすること。フォローを返して相互フォローになること。TwitterやInstagramなどで用いられるインターネットスラング。英語の「フォローバック(follow back, followback)」に由来して日本語化した表現である。

「フォロバする」「フォロバありがとうございます」などのように用いる。

フォロバ – Twitter検索

Instagramでは、まだフォローしていないフォロワーへのフォローボタンのラベルとして「フォローバック」は公式に用いられている。

FOMO (fear of missing out)

FOMOとは、「fear of missing out」の略で、自分が知らない間に何か楽しいことがあったのではないか、大きなニュースを見逃しているのではないか、と気になって落ち着かない状態のこと。「何かを見逃すことへの不安、取り残されることへの恐れ」といった意味の英語の略語である。読みは「フォーモ」。

パーティーなどのイベントに欠席した際、そこで展開された話題から取り残されていると感じて不安になる様子が例として挙げられる。2010年頃からは、最新情報やフォロワーからの反応が気になるなどで、スマートフォンでTwitterのタイムラインやInstagram、Facebookを常にチェックしてしまうといった「SNS依存」「ソーシャルメディア疲れ」と関連して用いられるケースが多い。

Dan Herman氏が1996年にこの事象を確認し、2000年に『The Journal of Brand Management』にて発表した。

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強調スニペット(フィーチャードスニペット)

強調スニペット(Featured Snippets, フィーチャードスニペット)とは、質問するようなインフォメーショナルクエリでGoogle検索を行った際に、その回答となる情報がSERPの最上部に表示される仕組み、アンサーボックスのこと。

すべての検索キーワードで表示されるわけではない。Googleは、ユーザーの質問に対する回答がWebサイトのページに含まれていることをシステムで判断し、その結果を強調スニペットとしてSERP上に表示する。

検索ユーザーは求める情報をSERP上で直接手に入れることができ、リンク先のページにアクセスすることなくSERPだけで検索行動が完結するケースもある。

強調スニペットには、文章だけ表示されるもの、文章と画像が表示されるもの、表やリストの形式で表示されるもの、YouTube動画が表示されるものなど、複数の形式がある。

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チキンレース(チキンゲーム)

チキンレース、あるいはチキンゲーム(chicken game)とは、どちらが勝つかあるいは負けてチキン(臆病者)であるかを根比べして競争する勝負のこと。どこまでギリギリ我慢できるかという度胸の強さを競うこと。

相手の車と互いに向かい合って正面衝突する寸前まで車を走らせ、先にハンドルを切ったり車から降りたりした方が負けという例が挙げられる。

ビジネス領域では、複数の企業が互いに利益が少なく損失が出るギリギリのところまで値下げするなどをして市場シェア獲得を図るといった、なりふり構わぬ強引な手段による痛みを伴った市場争いや交渉の意味で用いられる。

英語では「チキンゲーム(chicken game)」であり、「チキンレース」は和製英語である。

TL;DR (TLDR)

TL;DRもしくはTLDRとは、「Too Long, Didn’t Read」の略で、「文章が長すぎて、読んでいません」という意味の英語の略語、インターネットスラングのこと。文章が長くて文句を言ったり「長文ウザい」と小馬鹿にしたりといった、ネガティブで非難するニュアンスを含むケースが多い。自らの冗長な文章への自虐的な弁明の場合もある。

エンジニア界隈では、そこから転じて「(長すぎて読めない人のための)要約」の意味でも用いられる。

「;(セミコロン)」は接続詞省略で、「だから」の意味を表す。「tl;dr」など小文字表記も見られる。

バウンス率(メール不達率)

バウンス率(email bounce rate)とは、Eメールマーケティングの領域においては、配信したメールが目的の宛先に正常に配信されず差し戻される割合のこと。メールの「不達率」。

そのように何らかの理由で目的の宛先に配信されなかったメールのことを「バウンスメール」「エラーメール」と呼ぶ。

メール送信リストが古く宛先のメールアドレスが無効であったり、メールアドレスは有効だが一時的な理由で受信できなかったなど、メール不達の理由にはさまざまなものがある。

適切にメンテナンスしている送信リストであれば、0%台~3%台が目安とされる。

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CDN(コンテンツ・デリバリー・ネットワーク)

CDNとは、コンテンツ・デリバリー・ネットワーク(Content Delivery Network)の略で、Webサイトや動画をはじめとしたWeb上で送受信されるコンテンツやファイルをインターネット経由で効率的に配信するために最適化されたネットワークのこと。

一般的には、地理的に分散されたサーバーネットワークを利用してコンテンツのコピーを複数の場所にキャッシュし、ユーザー端末からのリクエストに対して最寄りのサーバーから応答処理することでコンテンツの配信を高速化する。コンテンツサーバー(オリジンサーバー)とエンドユーザーの間の中間サーバーの役割を担う。

レスポンスが早くダウンロードも速くなり、コンテンツのオリジナルファイルを置くコンテンツサーバーへのトラフィック集中を分散、障害を回避できるといったメリットがある。

1998年創業のAkamai Technologies社が取り組みを始め、全世界のインターネットトラフィックの15~30%はAkamai経由とされる。他にも、CloudFlareやFastly、CDNetworks、Amazon CloudFrontなどがよく知られる。

ファビコン (favicon)

ファビコン(favicon)とは、Webサイトのページをブラウザーで開いた際に、タブ部分などに表示される正方形のアイコンのこと。そのWebサイトのブランドを視覚的に表すシンボルマークであることがほとんどである。運営者が設置することで表示される。

ブラウザーのタブ部分の他、ブックマーク(お気に入り)や履歴、ホーム画面などでもアイコンとして表示される。英語の「favorite icon(お気に入りアイコン)」が省略されたものである。

もともとは1999年のマイクロソフト社製ブラウザー「Internet Explorer 5」の独自の機能であった。現在は規格として標準化され多くのブラウザーが対応している他、Google検索の結果画面などにも表示される。

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マイクロモーメント

マイクロモーメント(Micro-Moments)とは、人々が「何かをしたい」と思ったらすぐにスマートフォンなど身近なモバイル端末で検索して調べたり、購入したりという行動を起こす瞬間のこと。細切れの可処分時間を使った「意図」を伴う行動の瞬間のこと。2015年にGoogleが提唱した。

Googleは、そのような瞬間であるマイクロモーメントには「知りたい」「行きたい」「したい」「買いたい」の4種類のモーメントがあるとしている。

  • I‐want‐to‐know moments(知りたい):有益な情報を知りたいと思う瞬間
  • I‐want‐to‐go moments(行きたい):どこかに行きたいと思う瞬間
  • I‐want‐to‐do moments(したい):何かをしたいと思う瞬間
  • I‐want‐to‐buy moments(買いたい):何かを買いたいと思う瞬間

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リファレンスチェック

リファレンスチェックとは、中途採用を行う企業が、応募者の前職での実績や人柄、勤務状況などを、前職の関係者に問い合わせて確認する手法のこと。経歴照会。

企業が電話やメールで確認するケース、外部に委託して確認するケース、応募者がリファレンスレター(推薦文)を用意するケースなど、いくつかの方法がある。応募者に無断で行われることはなく、応募者の了承を得た上で多くは内定直前に行われる。外資系企業では一般的に行われており、日本企業でもポジションによっては求められるケースが増えつつある。

入社後のミスマッチを防いだり、書類や面接で確認できなかった人柄や勤務状況を確認できるといったメリットがある。

パルス型消費行動

パルス型消費行動とは、消費者がスマートフォンなどで偶然見つけた情報により瞬間的に購買意欲を刺激され、そのまま購入に至るという消費行動のこと。一定の時間をかけて購入意欲を醸成される「ジャーニー型消費行動」とは異なり、24時間常に買い物のタイミングで、趣味的商品に対する非日常的な「衝動買い」ではなく日常的な消費で見られるものである。

2019年にGoogleの日本法人グーグルが、現代の日本人の特徴的な消費行動として提唱した。「パルス消費」「パルス型消費」。

スマートフォンとネットショッピングの普及によりいつでもどこでも情報収集ができるようになり、暇つぶしに漠然と気になる事柄を調べる行動の瞬間(マイクロモーメント)が広まっていることも影響しているとされる。

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ICYMI(見逃した人向けの情報)

ICYMIとは、「in case you missed it」の略で、「あなたが見逃していた場合」「見逃した人向け」「再掲」という意味の英語の略語のこと。インターネットスラング。読みはアルファベットのままで「アイシーワイエムアイ」。

メールやショットメッセージなどのデジタルコミュニケーションにて、カジュアルな表現として用いられる。Twitterをはじめとしたソーシャルメディアにて、ニュースや情報提供を行う企業や団体のアカウントが冒頭に「ICYMI:」と付けたりハッシュタグ「#ICYMI」と付けたりして投稿することも多い。

トグル(トグルボタン)

トグル(toggle)もしくはトグルボタン(toggle button)とは、もともとは止め釘あるいはダッフルコートの棒状のボタンを表す英単語だが、UIデザインの領域では一つのスイッチでオン・オフなど2つの状態の切り替え操作ができるボタンのことを指す。電化製品などの機器、Webサイトやアプリなどで用いられる。「トグルスイッチ」とも呼ぶ。

一つのボタンを操作するたびに、「オン、オフ」「有効、無効」「再生、停止(一時停止)」など2つの状態(あるいは複数の状態)を交互に切り替えられる。トグルそのものがアクションを実行する場合もあるが、選択の目的で利用されることもある。

オンの場合は光が点灯したり色が付いたりくぼんだ状態になることが多く、オフの場合は光が消灯したり色がグレーになったりくぼまない状態になることが多い。

トグルはシンプルな表現を可能にするが、ラベルの表現が「状態」と「機能」のどちらを表すのかが明確でない場合、混乱を招きやすい。例えば、「オン」のラベルが書かれた白地のトグルボタンは、現在の状態なのか「オン」にする機能なのかが判断しにくい。

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複合カフェ

複合カフェとは、漫画喫茶やインターネットカフェをはじめ、多様なゲームやアミューズメント、レクリエーションを提供するカフェのこと。

喫茶店が書店並みに漫画本や雑誌を取りそろえることから発展した漫画喫茶を由来とするものや、インターネットに接続できるパソコンを利用できるカフェ、カラオケをしながら食事を楽しめるところなどが、時代とともに興隆し始めた。

その後、各社による差別化や、家庭や個人へのインターネット回線の普及もあり、ダーツやビリヤード、カラオケ、ゲーム機器などを利用できるスペースを併設するもの、シャワーや仮眠施設を完備するカフェ、コワーキングスペースでのビジネス利用を想定したものなど、サービスの複合化が進んでいる。

大手チェーン店の多くは24時間営業しており、充実したフードメニューやドリンクバーの提供などもあって長時間滞在する利用者も見られる。

ゼロレーティング

ゼロレーティング(zero rating)とは、従量課金制のモバイル通信サービスにおいて、特定のアプリやサービスでのデータ通信量をカウントから除外し、その利用分の料金を無料とするサービスのこと。動画サービスやSNSなど、人気のあるサービスやコンテンツの通信料金を無料にすることで、 携帯電話事業者やコンテンツプロバイダーはそれを差別化要因として契約者を多く集めることができる。提供者によって「カウントフリー」「データフリー」とも呼ばれる。

ゼロレーティングサービスには、ユーザーの支払う通信料金を安くできるメリットがある一方で、以下の「通信の秘密」「ネットワーク中立性」の侵害の可能性という課題がある。国によっては規制を設けたり、法整備に向けた議論を進めてたりしている。

  • 事業者やプロバイダーはユーザーのデータ通信内容を把握する必要があり、憲法や法律で守られている「通信の秘密」を侵害する可能性
  • 対象のサービスのみが優遇され、カウント除外の対象から外れたサービスが非合理に不公平となり、「ネットワーク中立性」を阻害する可能性

ナッジ

ナッジ(nudge)とは、選択肢を制限したり強制や金銭的インセンティブを与えたりすることなく、自発的な動機によって特定の行動を促す手法や仕掛けのこと、あるいはその理論のこと。

行動科学の知見に基づき、人々が社会的に、環境的に、あるいは自身の健康や人生にとってより良い行動を自発的に選択するよう促すことができる。合理的で正しい行動を取れずに困っている人を助けるために用いるべきものである。

ナッジ(nudge)は、もともとは「軽くつつく、背中を押す」といった意味の英語である。

ナッジにはさまざまなものがあるが、以下のような例が挙げられる。

  • 男性小便器にハエの絵を描くことで床の汚れが減り、清掃費用を削減できる
  • 臓器移植への同意について選択肢を標準で「同意する」とすることで、同意を得やすい
  • 整列してもらうために、床に線や足跡があれば人は立ち止まりやすい
  • 複数の選択肢から選んでもらうのではなく、あらかじめ標準で一つ選択しておくことで、行動しやすい

アメリカの行動経済学者リチャード・セイラー(Richard H. Thaler)と行動経済学者で法学者でもあるキャス・サンスティーン(Cass R. Sunstein)が2003年に論文で提唱し、行動経済学の領域で注目を集めた。後にリチャード・セイラーはナッジの活用に関する業績で2017年にノーベル経済学賞を受賞している。

国の公共政策やNPOの取り組みをはじめ、幅広い分野での社会課題への解決策として応用が進められている。

ナッジに対して、ナッジを悪用して選択を妨害したり望ましくない選択に誘導したりすることを「スラッジ」という。

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現状維持バイアス

現状維持バイアス(status quo bias)とは、変化や未知のものを避けて現状維持を望む心理作用のこと。現状から未経験のものへの変化を「安定の損失」と認識し、現在の状況に固執してしまうというものである。

提示された変化にメリットとデメリットがある際、現状得られている利益よりも変化による損失から得る苦痛の方が大きいと判断し、非合理的な選択をする傾向がある。これは、行動経済学のプロスペクト理論の損失回避性が働きかけているからとされる。

自分の所有するものに高い価値を感じ、それを手放すことに強い抵抗を感じる「保有効果(授かり効果)」と類似している。

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ミニアプリ

ミニアプリ(Mini App)とは、プラットフォームの位置づけのスマートフォンアプリの中で起動する、特定の機能に特化したアプリのこと。

通常のアプリのようにアプリストアからダウンロードする必要がなく、ユーザーが既に日常的に利用しているプラットフォーム的なアプリの中で各種機能を利用できる。ユーザーはミニアプリ向けに別途個人情報を登録する必要なく、ミニアプリで申込や支払いができるといったメリットもある。

ミニアプリは、LINEやFacebookなどのメッセンジャーアプリ、PayPayやd払いといったスマホ決済アプリの中で提供されるケースが多い。ミニアプリの機能にメッセージによる会話やチャットボットを組み込んだり、ミニアプリでの決済をプラットフォーム側のアプリで行うなど、ユーザーにとって利便性が高い。

プラットフォーム側のアプリは、複数のミニアプリを擁すれば、各種機能をシームレスに利用できる統合アプリ「スーパーアプリ」として立ち回れる可能性を持つことになる。一方で、プラットフォーム側のアプリが複雑化していくといった課題もある。

フライトシェイム(飛び恥)

フライトシェイム(Flight Shame, Flight Shaming, Flying Shame)とは、CO2(二酸化炭素)をはじめとする温室効果ガスの排出量の大きい飛行機の利用を避けて、鉄道など他の移動手段を選んだり勧めたりすること、あるいはそのような反フライト運動のこと。

温室効果ガスの排出量増加による地球環境への負荷が注目を集める中、地球環境破壊に加担する飛行機に乗ることは恥であり、環境問題への無関心さの表明であると捉えたものである。

2018年、スウェーデンで熱波と森林火災をきっかけに気候変動への関心が高まり、「Flygskam(飛ぶのは恥)」「Tågskryt(鉄道自慢)」という新語が生まれた。注目を集めていたスウェーデンの環境保護活動家、グレタ・トゥーンベリ氏(Greta Ernman Thunberg)も交通手段として飛行機を回避していることもあり、2019年頃よりヨーロッパから世界中に広まった。日本語で「飛び恥」と表現するメディアもある。

飛行機によるCO2排出量は全世界のCO2排出量の3%を占め、乗客の増加とともに増え続けるとされる。

差別価格

差別価格とは、売り手である企業が同じ商品に対して複数設定した価格のこと。特別な顧客には有利な価格で販売したり、時間や季節で価格を変えて販売したりすることで、市場を細分化したり、変化する環境に適応できる。

差別価格には、以下のような種類や例がある。

  • 顧客による差別価格(会員価格、お得意様価格、紹介割引、法人価格)
  • 購入数量による差別価格(2個買えば3個目を無料 [Buy 2 Get 1])
  • 地域による差別価格(○○県限定価格、工場直売価格)
  • 時間や季節による差別価格(深夜価格、タイムセール、ハッピーアワー、季節料金)
  • 用途による差別価格(贈答用価格、食事の人のセットドリンク価格)

差別価格のうち、需要と供給に合わせて価格を動的に変動させるものをダイナミックプライシング(価格変動制)という。